平成2014日目
1994/07/14
【津田メモリアルデー】
14日の広島球場での広島ーヤクルト14回戦は、元広島カープ投手で、昨年7月に脳腫瘍で亡くなった故津田恒美さんをしのび、遺族らを招待し「津田メモリアルデー」として行われた。
試合前のグラウンドでのセレモニーでは、生前のビデオがスコアボードの画面に映し出され、遺影に向かって黙とうがささげられた。
始球式に臨む長男の大毅君(5つ)は津田さんと同じ背番号「14」のユニホームでリリーフカーに乗って大野投手と登場。ボールを投げ込むと、スタンドから大きな歓声が沸いた。《共同通信》
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【大相撲名古屋場所】12日目
大相撲名古屋場所12日目(14日・愛知県体育館)大関の武蔵丸と若ノ花はともに白星を重ね12連勝。13日目に両力士が対戦する。武蔵丸は持ち前の突き、押しで小城錦を攻め立て、豪快に突き落とした。若ノ花は小結魁皇をもろ差しから寄り切った。大関貴ノ花は春日富士を無難にさばき9勝3敗とした。しかし、今場所の優勝の可能性が消えた。平幕の元気者、舞の海は勝ち越しを決めた。《共同通信》
【自民党】首相指名選挙で造反、3人を戒告処分
自民党は14日午後、党本部で党紀委員会(林田由紀夫委員長)を開き、先の首相指名選挙の決選投票で、党議決定に反して海部元首相に投票した議員の処分を決めた。
昨年11月の政治改革法採決でも党議違反で処分を受けた赤城徳彦、山口俊一、浜田靖一の3氏は戒告、中尾栄一氏ら8氏は最も軽い処分の党則順守勧告とした。《共同通信》
【向井千秋さん】宇宙生活折り返し
米スペースシャトル「コロンビア」に搭乗して実験を続けている向井千秋さん(42)は14日、2週間の宇宙生活の前半を終えた。この日は、宇宙で骨がもろくなる現象を遺伝子レベルで解明する実験や、無重力で背骨が伸びると体にどんな影響が出るかを調べる実験を実施。これまでの分刻みのスケジュールとは異なり、地上との交信も少なく、比較的ゆったりした前半最終日となった。
向井さんは宇宙滞在の疲れも見せず、初日からの元気さを維持。15日は午前4時43分に起床し後半の日程に入る。
予定した13日に起動できなかった日本の電気泳動装置は14日までに、冷却水の水圧が規定値に達していないのが原因と判明。早ければ同日夜に修理する。予定時間は1時間。搭乗員のスケジュールはびっしり組まれているため、修理に掛かる時間は同装置を使う実験時間を減らして埋め合わせる。宇宙開発事業団は修理に手間取った場合「実験の半分ぐらいができなくなるかもしれない」とみている。
死亡したイモリの水槽と同じ水が循環していたため影響が心配されたメダカは、14日正午すぎの向井さんの観察で元気なことが確認された。積み込んだ受精卵からかえった稚魚は15匹に増えていた。《共同通信》