平成9708日目
2015/08/07
この日のできごと(何の日)
【この日の安倍総理】
沖縄県・翁長知事と会談
安倍晋三首相は7日、首相官邸で沖縄県の翁長雄志知事と会談した。翁長氏が沖縄振興予算3000億円台の確保を要請したのに対し、首相は「沖縄の皆様との約束を守るべく最大限努力する」と明言した。
米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設についても意見交換し、11日から始まる集中協議で事態の打開を目指すことで一致した。
首相と翁長氏の会談は4月17日以来。会談で首相は辺野古移設の集中協議について「今日まで角を突き合わせていたが、話し合いの中で理解を深めてもらいたい」と述べ、 協議への期待を表明。翁長氏も「今まで結論めいた話でやってきたが、背景についても話をしたい」と前向きな姿勢で臨む考えを強調した。《毎日新聞》
新国立競技場「国民負担を減らす」
安倍晋三首相は7日、自民党の稲田朋美政調会長と官邸で会い、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場、新国立競技場の整備計画見直しをめぐる党の提言を受け取った。首相は「最終的に国民負担を減らす努力をしなければいけない」と強調した。
提言にある民間が主体となって建設する方式に関し、首相は「民間が建てればコストは一番安くなるが、五輪に間に合わなければいけないという時間的な制約がある」と消極的な考えを示した。
提言は、河野太郎行政改革推進本部長が中心となってまとめた。建設主体は国で運営は民間が行う「公設民営」と、建設も民間が担う「民設民営」を盛り込んだ。《共同通信》
衆院予算委員会
安倍晋三首相は7日の衆院予算委員会で、九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)について「再稼働に向けて法令上の手続きが進められている。引き続き原子力規制委員会によって厳格に手続きを進めてもらいたい」と述べた。九電は11日に再稼働させる方向で最終調整しており、これを容認した形だ。
首相は、原発再稼働に関し「世界で最も厳しい基準に合致しなければ再稼働しない。川内原発は新規制基準に合致すると確認された」と強調した。《共同通信》
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【WBOバンタム級王座決定戦】赤穂亮選手、王座獲得ならず
世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王座決定戦12回戦は7日、タイのラチャブリで行われ、同級1位の赤穂亮(横浜光)は2位で元王者のプンルアン・ソーシンユー(タイ)に2回1分8秒でKO負けし、王座獲得に失敗した。戦績は30戦26勝(18KO)2敗2分け。
赤穂は2回、ロープ際で組み合ってバランスを乱したところに強烈なパンチを顔面に受け、リングに崩れ落ちた。プンルアンは王座に返り咲き、54戦51勝(35KO)3敗とした。
同王座は亀田和毅(亀田)が世界ボクシング協会(WBA)タイトルに挑戦するため4月に返上し、空位だった。《共同通信》
【水泳・世界選手権】第15日
水泳の世界選手権第15日は7日、ロシアのカザニで行われ、競泳女子200メートル平泳ぎで渡部香生子が2分21秒15で優勝し、来年のリオデジャネイロ五輪の代表権を獲得した。
渡部は200メートル個人メドレーの「銀」に続く今大会2個目のメダルで、競泳日本勢で史上5人目の金メダリストとなった。今大会の日本勢の金メダルは、女子200メートルバタフライを制した星奈津美に続いて2個目。金藤理絵は2分23秒19の6位だった。
男子200メートル背泳ぎ決勝の入江陵介は4位で、同200メートル平泳ぎ決勝の小関也朱篤は5位だった。《共同通信》
【岩手県知事選】平野達男氏が立候補を断念
任期満了に伴う岩手県知事選(20日告示、9月6日投開票)に無所属での出馬を表明していた元復興相の平野達男参院議員(61)は7日、岩手県庁で記者会見し、立候補を断念すると明らかにした。
平野氏は「県政ではなく国の安全保障法制の在り方が争点になり、政党間の争いになった。私の本意と大きくかけ離れた状況だ」と述べ、参院で審議中の安全保障関連法案をめぐる与野党対立の影響を示唆した。
進退については「議員辞職はしない。任期を全うする」と強調。出馬により平野氏が失職すれば10月に想定された参院岩手選挙区補選は実施されず、知事選も無投票となる可能性が出てきた。《共同通信》
【マリ】武装勢力がホテル襲撃
ロイター通信によると、西アフリカのマリ中部セバレで7日、イスラム過激派とみられる武装勢力がホテルを襲撃し、同国軍当局者は7人が死亡したと述べた。フランス公共ラジオなどによると、武装勢力は多数の人質を取ってホテルに立てこもっているという。
ホテルには外国人5人が宿泊していた。国籍は南アフリカが3人、フランスとウクライナがそれぞれ1人ずつ。治安当局は犯行グループが外国人を拉致しようとした可能性があるとみている。
マリでは3月にも首都バマコのレストランが襲撃され、フランス人らが死亡。イスラム武装勢力「アルムラビトゥン」が犯行声明を出した。《共同通信》
【インド】「魔女狩り」で5人殺害
インド東部ジャルカンド州の村で、女性5人が「魔女」の疑いをかけられ、村民に集団リンチを受けて殺害された。警察当局は村民27人を逮捕した。PTI通信などが伝えた。インドでは少数民族の土着宗教や民間信仰が引き起こす「魔女狩り」事件が絶えず、当局は対応に苦慮している。
地元警察によると、女性5人は30代から50代で、村民らは7日夜、女性らが呪いをかけ農作物の不作を招いたなどとして、ナイフや棒で殺害し遺体を捨てた。村民らは、反省の念を示していないといい、当局者は「教育を受けた若者ですら犯行に加わる」と嘆いた。《共同通信》