平成8158日目

2011/05/10

【菅直人首相】エネルギー計画「白紙に戻し議論」

平成23年5月10日、菅総理は総理大臣官邸で、東日本大震災からの早期復旧に向けた平成23年度補正予算が成立したこと、翌日で震災発生から2か月になること等を受けて、記者会見を行いました。《首相官邸》

菅直人首相は10日、首相官邸で記者会見を開き、総電力に占める原子力の割合を将来的に50%に高めるという政府のエネルギー計画について、「いったん白紙に戻して議論する必要があるだろうと考えている」と述べた。

首相は、現在54基の原発を2030年までに14基以上増やし、発電時に二酸化炭素を出さない原子力などが総電力に占める割合を約70%に――とする昨年決定の政府の「エネルギー基本計画」に言及。内訳を「原子力が50%以上、再生可能エネルギーが20%」と指摘した上で、「この従来決まっている基本計画は白紙に戻して議論する」と強調し、原発の新増設計画を認めない可能性もあることを示唆した。《朝日新聞》




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【米マイクロソフト】「スカイプ」買収を発表

マイクロソフト(MS)は10日、インターネット通信大手スカイプ・テクノロジーズ(ルクセンブルク)を85億ドル(約6800億円)で買収することで合意したと発表した。MSはスカイプの音声や映像による通話技術を活用し、関連サービスを強化。米グーグルやアップルに対抗する。MSによる企業の合併・買収(M&A)としては、過去最大となる見込み。《共同通信》

【秋篠宮同妃両殿下】青森県内の被災地を訪問

秋篠宮ご夫妻は10日、東日本大震災で被災した青森県八戸市の漁港などを訪問し、漁業関係者や被災者を激励された。ご夫妻は午後1時40分ごろ、イカ釣り漁船が津波で打ち上げられたままになっている八戸漁港に到着し、被害状況を視察。漁船を所有する水産加工会社の女性社員(39)は「優しい言葉を掛けてもらい、元気を出していきたい」と話した。

紀子さまは、自宅が被災した漁港近くの女性(23)の生後3カ月の長女を抱っこ。女性は「(赤ちゃんを津波から)守ったのね、と声を掛けられた」と感激していた。これに先立ち、ご夫妻は同県三沢市の三沢漁港や、被災者30人が集まった八戸市の集会所も訪問。秋篠宮さまは集会所で「お大事になさってください」と被災者を気遣った。《共同通信》

【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】富山県内の患者104人に

フーズ・フォーラス(金沢市入江)が運営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、県は10日、砺波店(砺波市となみ町)と高岡駅南店(高岡市大野)、富山山室店(富山市公文名)を利用した患者数が同日午後4時現在、計104人(死者3人含む)で前日から11人増えたと発表した。今回の食中毒で県内の患者は100人を超えた。1人が同日退院したため、3店の入院者数は1人減って32人となり、うち22人が重症。

砺波店の患者数は、39グループの1~70歳の54人(男性27人、女性27人)で、前日から4人増えた。うち現在の入院者数は25人で、その中で溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症した重症者は17人。

高岡駅南店の患者数は、23グループの3~64歳の29人(男性13人、女性16人)で前日から4人増。このうち入院者数は6人で、4人が重症となっている。

富山山室店の患者数は、16グループの2~48歳の21人(男性12人、女性9人)で前日から3人増。入院者数は1人で重症。

10日までに3店でO111やO157による腸管出血性大腸菌感染症と診断された人は、前日から2人増え75人。

県と富山市が10日、5機関で受け付けたチェーン店利用者らからの健康相談は午後4時までに計30件だった。内訳は砺波厚生センター17件、高岡厚生センター7件、富山市保健所6件。《北日本新聞》



5月10日 その日のできごと(何の日)