平成8153日目
2011/05/05
【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】4人目の死者
フーズ・フォーラス(金沢市入江)が運営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、富山県は5日、砺波店(砺波市となみ町)を利用し重症で入院していた砺波厚生センター管内の女性(70)が同日午前6時すぎ、入院先の病院で死亡したと発表した。同チェーンの食中毒による県内の死者は3人目で、福井県で死亡した男児を含めると死者は計4人となった。
県の発表によると、女性は4月23日、家族5人で砺波店を訪れ、ユッケなどを食べた。26日に下痢と腹痛を訴え、27日朝から血便が出て入院。30日に溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症しけいれんや意識障害などの症状がみられ、人工呼吸器を装着して血漿(けっしょう)交換の治療を受けていた。腸管出血性大腸菌O111が検出されており、県は同店での食事が原因とみている。
女性は、4日に死亡した砺波市の40代女性の家族。
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焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で4人目の死者が出たことを受け、チェーンを運営するフーズ・フォーラスの勘坂康弘社長は5日夕、金沢市入江の本社前で会見し、「亡くなられた方と遺族に心よりおわび申し上げます」と謝罪した。
勘坂社長は、詰めかけた報道陣の前で土下座し、「本当に申し訳ありませんでした」と繰り返した。治療中の患者を含めて、補償に全力を挙げたいと語った。《北日本新聞》
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【巨人・小笠原道大内野手】2000本安打達成
プロ野球巨人の小笠原道大内野手(37)が5日、東京ドームで行われた阪神戦の八回に中前打を放ち、史上38人目の通算2千安打を達成した。1736試合目での到達は川上哲治、長嶋茂雄、張本勲に次ぎ歴代4位のペース。小笠原内野手は、通算2千安打に残り11としてプロ15年目のシーズンを迎え、開幕から17試合目で大台に乗せた。《共同通信》
【民主党・岡田克也幹事長】無駄見直しも沖縄振興予算は別
民主党の岡田克也幹事長は5日、那覇市内で記者会見し、東日本大震災の復興に向けた2011年度第2次補正予算の財源確保のために実施する歳出見直しについて、沖縄振興予算は対象にならないとの考えを示した。
「2次補正を含めかなりの予算が必要なのでいろいろな無駄を例外なしに徹底的に見直す。ただ沖縄振興予算が含まれるとは思っていない」と述べた。《産経新聞》
【枝野幸男官房長官】東北道以外でも無料化検討
枝野幸男官房長官は5日、東日本大震災の被災地支援策として検討している高速無料化を取り上げて「出来るなら東北の東半分、あるいは東北を横断する部分を効果的につながるようにしたい」と語った。現在政権として検討を表明している東北自動車道以外でも、無料化を検討する考えを示したものだ。
枝野氏はこの日、宮城県内の被災地を視察し、同県名取市などで記者団の質問に答えた。津波被害によるがれき処理について、枝野氏は「マイナスからゼロに戻すための部分は、国がやらないと復興のスタートラインに立てない」と述べ、地方負担を減らす考えを強調。また、住宅地の復旧についても「地域全体として安全性を確保しなければならない。支援できるスキームを作れないか検討したい」と語った。《朝日新聞》