平成8155日目
2011/05/07
【民主党・岡田克也幹事長】「中部電力は(浜岡原発)停止受け入れを」
民主党の岡田克也幹事長は7日、福島県会津若松市で記者団に対し、菅直人首相が中部電力に求めた浜岡原発(静岡県御前崎市)の全面停止について「浜岡原発が置かれた場所、地震の可能性を考えれば、中部電力も速やかに受け入れてもらう必要がある」と述べ、早期停止を求めた。
停止を求めた首相の判断については、「積み上げて議論する問題ではない。トップダウンの政治決断で前に進めるのも必要だ」と評価した。岡田氏はこれに先立ち、役場機能を福島県会津地方に移転させた福島第1原発周辺の同県楢葉町、大熊町、葛尾村の仮役場を視察し、原発事故の早期収束や補償問題に努力する考えを伝えた。《毎日新聞》
岡田克也幹事長は7日夕、福島県会津若松市で記者の質問に答えた。同日、福島第1原発事故の影響で会津地域にそれぞれ避難所・仮役場を設置した3町村の首長ならびに受け入れ側の3市町の首長らと相次いで面談し意見交換。終了後に幹事長は記者団に、「本当に受け入れ側が避難自治体の受け入れ態勢を整えてしっかりやっていただいていることを実感した」と感想を語った。
意見交換の中で挙がった具体的な要望には、「間もなく震災から2カ月が経つわけだが、牛をはじめとする家畜に対する補償問題や風評被害など様々なことを指摘された」と説明し、政府と協議をしながら対応策を前進させていく必要性を述べた。
さらに岡田幹事長は、「皆さん共通しておっしゃっていたことは原子力発電所の早期安定化で、現場も含めて死にもの狂いで対応している。早く安定的な状況に持っていかなければならないということを改めて感じた」との認識を示した。《民主党ニュース》
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【WBAバンタム級タイトル戦】亀田興毅選手が初防衛に成功
世界ボクシング協会(WBA)バンタム級タイトルマッチ12回戦は7日、大阪府立体育会館で行われ、チャンピオンの亀田興毅(亀田)が挑戦者で同級14位のダニエル・ディアス(ニカラグア)に11回終了、TKO勝ちし、初防衛に成功した。
序盤から圧倒した亀田興は、8回に左でダウンを奪った。11回は連打でダウン寸前まで追い込み、ラウンド終了後にレフェリーが試合続行不可能と判断した。
亀田興は昨年暮れに日本選手初の3階級制覇を達成した王座を守り、戦績を26戦25勝(16KO)1敗とした。世界初挑戦のディアスは21戦18勝(13KO)3敗。日本のジムに所属する男子の世界王者は6人のまま。《共同通信》
【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】
3県で患者102人に
フーズ・フォーラス(金沢市入江)が運営する焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒で、富山、福井、神奈川3県の患者数は7日、102人(死者4人含む)に達し、富山県が4月27日に最初の患者を発表してから10日で100人を超えた。砺波店(砺波市となみ町)と高岡駅南店(高岡市大野)、富山山室店(富山市公文名)を利用した患者数は前日から3人増の計92人(死者3人含む)。入院中の34人のうち22人が重症。
県内3店の患者数は、砺波店が1~70歳の51人で前日と同じ。高岡駅南店は3~64歳の男女24人で前日から2人増。富山山室店は2~48歳の男女17人で、1人増えた。
福井県の患者は死亡した男児(6)を含め3人。神奈川県の患者は7人。
富山県の患者で7日までにO111やO157による腸管出血性大腸菌感染症と診断された人は、前日から8人増の68人。今回の食中毒で大腸菌の二次感染が同日、初めて確認された。感染したのは高岡厚生センター管内の50代女性で、高岡駅南店を利用し入院中の10歳未満の女児の家族。女性は同店を利用しておらず、O111が検出されたが無症状という。
富山、福井両県警の合同捜査本部は7日、前日の家宅捜索でフーズ・フォーラス本社や牛肉の卸売業者・大和屋商店など5カ所から押収した関連資料約980点の分析を始めた。衛生管理に関するマニュアルや発注・納品伝票、パソコンに残る両社のやりとりを示すメールなどを詳しく調べ、全容解明を進める。
捜査関係者によると、押収した資料は膨大で、分析には数カ月かかる見通しという。
合同捜査本部は同日、新たに神奈川県警と警視庁を加えた合同捜査本部を設置した。1都3県による約140人態勢で捜査に当たる。《北日本新聞》
従業員4人から大腸菌検出
富山、石川両県の「焼肉酒家えびす」で客として食事した店の従業員4人から大腸菌O-111が検出されていたことが7日、分かった。
うち3人は運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)が民間会社に依頼した検便検査で判明。同社によると、小松店(石川県小松市)の20代の男性従業員は4月18日に金沢高柳店(金沢市)、25日に小松店でユッケなどを食べ、下痢や腹痛の症状で通院、症状は軽い。また高岡駅南店(富山県高岡市)のいずれも10代の従業員2人は4月末、同店で食べ、病原性大腸菌O-111が検出されたが症状はない。
今回の食中毒で石川県でのO-111検出は初めてだが、3人からは腸管出血性大腸菌がつくり出すベロ毒素は検出されていないという。県などが再検査している。
このほか、富山県が既に公表した食中毒患者の中に、砺波店(砺波市)の30代の女性従業員が含まれていることが県への取材で分かった。4月19日に同店で客として食事、29日に腸管出血性大腸菌O-111が検出され通院している。《共同通信》