平成8156日目

2011/05/08

【民主党・岡田克也幹事長】福島県浪江町を訪問

岡田克也幹事長は8日朝、警戒区域となる福島第1原子力発電所から半径20キロ圏内の福島県双葉郡浪江町を訪れ、東日本大震災による行方不明者の捜索活動を行っている浪江町請戸漁港付近を視察した。岡田幹事長は視察の前に福島県警捜索隊の朝礼に参加し、「大変厳しい環境のなか、活動していただいていることに政府・与党、そして一国民の立場としても心からお礼を申し上げたい」と謝意を示したうえで、「両親や子どもの遺体を確認したいという被災者の皆さんの切なる思いを実現するため頑張ってもらいたい」と激励した。

南相馬市では警戒区域内にある「前田ポーク」養豚場と警戒区域の境界線内にある「大内新興化学」を桜井勝延・南相馬市長の同行のもとそれぞれ訪問。

養豚場では残された家畜について現状3千頭いた豚も警戒区域内にあるため放置された結果、家畜の数が激減したことから、ブランド豚である前田ポークの品種を存続させ、事業継続できるための支援要請を受けた。

大内新興化学では現在従業員130人中75人分については雇用失業保険給付を申請しなければならない状況であること、特に津波で家屋が流されたり、警戒区域内で引っ越しを余儀なくされている現状の説明を受けた。また警戒区域の線引きについては、隣接する工場も操業再開準備がなされていることから、震災から2カ月経ってデータも蓄積されていることから合理的判断を求める声があがった。

さらに岡田幹事長は相馬市の遺体安置所を訪問し、地震や津波で亡くなられた方へ献花し、哀悼の意を捧げた。

午前中の視察などを終えた岡田幹事長は記者団から視察の感想を問われ、「厳しい状況の中でしっかりやって頂いていることは本当にありがたいと思う。ご遺族の皆さんは、少しでも早く父親や母親、子どもさんとひと目会いたいという思いをもっておられるので、それに何とか応えようと頑張って頂いている」と警戒区域内での捜索に改めて謝意を表明した。《民主党ニュース》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【大相撲技量審査場所】開幕

八百長問題の影響で夏場所に代わって開催される大相撲技量審査場所が8日、東京・両国国技館で開幕した。1月の初場所以来4カ月ぶりの場所は興行色をなくし、一般に無料公開される異例の15日間となる。不祥事続きで厳しい視線も注がれる中、再生への第一歩を踏み出した。

初日恒例の土俵でのあいさつで放駒理事長(元大関魁傑)は東日本大震災の被災者に見舞いの言葉を述べた後、八百長問題について謝罪した。通常開催を見送った経緯を説明して「問題の根絶と再発防止の充実に取り組み、信頼を回復すべく、全力にて生まれ変わった日本相撲協会を目指し、まい進していく決意」と話して頭を下げた。《スポニチ》

大相撲技量審査場所初日(8日・両国国技館)八百長問題を受けて興行色のない異例の場所が開幕した。7場所連続優勝を目指す横綱白鵬は小結豊ノ島を危なげなく押し出し、好スタートを切った。大関昇進を狙う関脇稀勢の里は安美錦に引き落とされ、黒星発進となった。

大関陣は明暗が分かれた。琴欧洲は小結鶴竜を上手投げで退け、把瑠都は豊真将をすくい投げで下したが、日馬富士は栃煌山に押し倒され、史上1位の通算1045勝まであと10勝の魁皇は豪栄道に押し出された。

大関とりの関脇琴奨菊は北太樹を一方的に寄り切った。《スポニチ》

【秋田県警】乳児を公園に置き去り、高校2年の男子生徒を逮捕

生後間もない女児を公園に置き去りにしたとして、秋田県警湯沢署は8日、県南部に住む高校2年の男子生徒(16)を保護責任者遺棄容疑で逮捕した。逮捕容疑は7日午前2時半ごろ、秋田県湯沢市古館山の中央公園野外ステージ上のベンチに、生後1、2日とみられる女児を遺棄したとしている。

女児は7日午前6時25分ごろ、散歩中の女性が発見、保護された。 同署によると、男子生徒から7日午後7時半ごろ、県警本部に「自分が捨てた」と連絡があった。女児の父親とみられる。母親は交際していた県南部の高校2年の女子生徒(16)という。男子生徒は「どうしたらいいかわからず、困ったので捨てた」と供述している。《毎日新聞》

【菅直人首相】福島県アンテナショップを訪問

菅直人首相は8日、JR東京駅前の福島県アンテナショップ「観光交流館」を訪問。「きょうは食べて飲んで応援する気持ちで来た」と語り、特産品のみそや日本酒など計11点(約8158円分)を購入した。

首相は、担当者の説明を聞きながら「酒のつまみに良さそうだ」などといいながら次々に試食。記者団にも「取材だけじゃなくてせめて一つずつ買って帰ってね」と協力を求めた。その後、首相はオンラインショップを取り扱うヤフーや楽天の役員らと懇談。「被災地の応援はどこに住んでいても可能だ」と述べ、ネット通販を通じた支援への協力を求めた。《産経新聞》

【焼肉酒家えびす集団食中毒事件】友人ら母娘を追悼

焼肉酒家えびす砺波店を家族で利用した後、溶血性尿毒症症候群(HUS)を発症して亡くなった砺波市の女性(43)とその母親(70)の葬儀が8日、市内の葬儀場で営まれた。

親族や友人ら約250人が参列した。近所の人によると、喪主を務めた女性の夫(48)は何度も言葉を詰まらせ、消え入るような声であいさつしたという。2台の霊きゅう車が葬儀場を後にすると、参列者からは「気の毒でならない」「あんなに仲の良かった家族が、なぜこんな目に遭わなければならないのか」という声が漏れた。

一緒に食事した高校2年の長女(17)と中学2年の長男(13)は重症で現在も入院している。《北日本新聞》



5月8日 その日のできごと(何の日)