平成5472日目
2004/01/01
この日のできごと(何の日)
【小泉純一郎首相】靖国神社を参拝
小泉純一郎首相は1日午前、東京・九段下の靖国神社を参拝した。2001年4月の就任以来、年1回参拝しており、4回目で元日は初めて。首相は参拝後、記者団に「日本が平和のうちに繁栄するようにと様々な思いを込めて参拝した」と強調、今年は今回限りとの考えを表明した。《共同通信》
靖国神社にはA級戦犯が合祀されているため中国や韓国などは参拝に強く反発してきた。首相が元日を選んだのは「初詣」での形で参拝することで批判をかわす狙いがあるとみられる。だが、中国の王毅外務次官が「強い憤りと非難を表明する」と抗議するなど反発が出ており、中断している日中首脳の相互訪問や北朝鮮をめぐる6カ国協議再開への調整にも影響が出る可能性がある。
元日参拝について首相は「『初詣で』という言葉があるように日本の伝統じゃないか」と説明。中国などの反応については「その国の歴史や伝統、習慣を尊重することにとやかくは言わないと思う。理解してもらえる」と強調した。《共同通信》
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【新年祝賀の儀】
天皇、皇后両陛下が皇族方や首相らから年頭に当たってのお祝いを受ける「新年祝賀の儀」が1日、皇居・宮殿で開かれ、陛下は「国の発展と国民の幸せを祈ります」とあいさつされた。
午前10時、宮殿・松の間で、ローブデコルテ姿の皇后さまと並んだ陛下に、皇太子さまや、秋篠宮ご夫妻ら皇族方が順番にあいさつ。続いて小泉純一郎首相や三権の長、認証官らが祝辞を述べた。午後も華やかな衣装などで正装した約120カ国の駐日大使夫妻らがあいさつした。《共同通信》
【パルマ・中田英寿選手】ボローニャ移籍へ
サッカー日本代表の中田英寿選手(26)は1日、確定的となっていたイタリア1部リーグ(セリエA)のパルマからボローニャへの期限付き移籍を決断したと、自身の公式ホームページ上で明らかにした。移籍期間は今季終了までで、手続きを終えて正式決定するのは2日以降になる。《共同通信》
【サッカー第83回天皇杯】
サッカーの第83回天皇杯全日本選手権最終日は1日、東京・国立競技場で決勝を行い、Jリーグ1部(J1)同士の対戦は、磐田が1−0でC大阪を下し、初優勝した。
ともに好機をつくりながら得点が奪えない展開で、磐田は後半22分にベテラン中山を投入。4分後、右サイドで縦パスを受けた中山が粘って前田につなぎ、最後はゴール前のグラウが冷静に決めて均衡を破った。C大阪はプロ化後3度目の決勝進出で、またも涙をのんだ。《共同通信》
【第48回全日本実業団対抗駅伝】
新春恒例の全日本実業団対抗駅伝は1日、前橋市内の群馬県庁前を発着点とする7区間、100キロのコースで行われ、中国電力が4時間47分3秒で初優勝した。
4連覇を目指したコニカミノルタは4時間49分5秒で2位。2区で23位に落ちた日清食品が巻き返して3位に入り、旭化成が4位だった。《共同通信》
【小泉純一郎首相】年頭所感を発表
小泉純一郎首相は1日、年頭所感を発表し、イラクへの人道復興支援について「治安情勢が厳しいことは十分認識しているが、国際社会の責任ある一員として資金的支援のみならず安全に十分配慮しながら自衛隊を含めた人的支援を進めていく」との決意を表明した。
同時に「内閣の責務は、見えてきた改革の芽を大きな木に育てていくことだ。多くの国民の信任を厳粛に受け止め、断固たる決意で改革をすすめる」と構造改革路線の堅持を強調。特に「道路4公団、郵政事業の民営あに向けた具体策づくりを着実に進める。金融、規制、歳出の改革を加速し、デフレ克服と経済の活性化を実現していく」とした。
別に発表した自民党総裁としての所感では「立党50年を来年に控え、わが党は新しい時代にふさわしい憲法草案をまとめ、品格ある国家の形成を目指し国民的議論を深めていく」と表明。自民党は「改革推進政党に生まれ変わった」と指摘しながら、夏の参院選に向けて「改革路線を推進するには、わが党を中心とする安定した政治基盤が必要だ」と訴えた。《共同通信》
【テレフォニカ・ダカール2004】
自動車ラリーの「テレフォニカ・ダカール2004」(通称パリ・ダカ)は1日開幕、フランス中央部のクレルモンフェランで第1ステージ(1.5キロ)を行い、四輪部門は篠塚建次郎(日産ピックアップ)が1分41秒で1位となった。3連覇を狙う増岡浩(三菱パジェロ・エボリューション)は4位だった。同ステージは第2ステージのスタート順を決めるための区間で、セレモニー的な色合いが強い。
約1万1000キロに及ぶラリーはスペイン、モロッコ、モーリタニアなどを抜け、18日にセネガルの首都ダカールにゴールする。《共同通信》