令和1636日目

2023/10/22

【自民党】衆参補選1勝1敗

与野党対決となった衆参2補欠選挙が22日、投開票された。参院徳島・高知選挙区で野党系の無所属元職の広田一氏(55)が自民党新人を大差で破り、3度目の当選を果たした。衆院長崎4区で自民新人の金子容三氏(40)=公明推薦=が競り合いを制した。秋の2補選は、発足2年の岸田政権への「中間評価」。両選挙区は元々自民の議席だけに、臨時国会の与野党論戦を控えた岸田文雄首相への痛手となった。

首相は投開票日前の20日、税収増の還元策として所得税減税を含め検討するよう指示したとアピールしたが、議席死守につながらなかった。内閣支持率が低迷する中、年内の衆院解散はさらに難しい情勢となりそうだ。

参院徳島・高知選挙区で、徳島県の投票率は23.92%、高知県は40.75%で過去最低。衆院長崎4区も42.19%とこれまでで最も低かった。

2補選は、第2次岸田再改造内閣の発足後、初の国政選。政権の物価高対応や首相の政治姿勢などが争点となった。共産党の独自候補擁立見送りを受け、野党側候補が一人に絞られ、立憲民主党などが自民に対抗する態勢が整った。立民は衆院選をにらみ、党勢回復を図れるか正念場となる。《共同通信》

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【競馬】

第84回菊花賞(22日・京都11R3000メートル芝17頭、G1)クラシック3冠レースの最終戦。4番人気のドゥレッツァ(クリストフ・ルメール騎乗)が3分3秒1で優勝し、重賞初挑戦でG1を制した。1着賞金は2億円。このレースでルメール騎手は3勝目、尾関知人調教師は初勝利。

ドゥレッツァは序盤から先頭集団でレースを引っ張り、最後は後続に3馬身半差をつけて逃げ切った。2着はダービー馬で2番人気のタスティエーラ、3着は皐月賞馬で1番人気のソールオリエンスだった。

払戻金は単勝が730円、枠連は(4)―(8)で1050円、馬連は(7)―(17)で1980円、馬単は(17)―(7)で4210円、3連複は(7)―(14)―(17)で1570円、3連単は(17)―(7)―(14)で1万2380円、ワイドは(7)―(17)が660円、(14)―(17)が400円、(7)―(14)が260円。《共同通信》

【ゴルフ】

延田グループ・マスターズGCレディース最終日(22日・兵庫県マスターズGC=6495ヤード、パー72)23歳の菅沼菜々が首位タイから3バーディー、1ボギーの70で回り通算14アンダー、274で8月のツアー初優勝に続く2勝目を挙げた。賞金3600万円を獲得。

3打差の2位に入った山下美夢有は史上最年少の22歳で生涯獲得賞金が5億円を超えた。福田真未、尾関彩美悠も2位。前週優勝の桜井心那は8アンダーで9位だった。

ZOZOチャンピオンシップ最終日(22日・千葉県習志野CC=7079ヤード、パー70)8位から出た石川遼が8バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの67で回り、通算7アンダー、273で4位に入った。

4位スタートのコリン・モリカワ(米国)が63をマークし、通算14アンダーで2年ぶりの米ツアー通算6勝目を挙げた。賞金153万ドル(約2億2950万円)を獲得。

通算6アンダーの6位に久常涼と平田憲聖が並び、小平智は4アンダーの12位だった。松山英樹は5オーバーの51位。《共同通信》

【プロ野球】

ソフトバンクは22日、森唯斗投手(31)、嘉弥真新也投手(33)、上林誠知外野手(28)ら7選手に来季の契約を結ばないと通告したと発表した。森は2018年に37セーブを挙げ、最多セーブのタイトルを獲得。4年契約最終年の今季から先発に本格転向したが、6試合で2勝3敗だった。

嘉弥真は左の救援投手として通算463試合に登板。2年契約2年目の今季は23試合で1勝0敗、防御率5.25と安定感を欠いた。18年に22本塁打をマークした上林は近年けがなどで出場を減らし、今季56試合で打率1割8分5厘、9打点。

佐藤直樹外野手、高橋純平投手、古川侑利投手、九鬼隆平捕手も戦力外となった。 《共同通信》

【日本、韓国】米戦略爆撃機と訓練

韓国空軍は22日、米軍のB52戦略爆撃機を含む日米韓の戦闘機が同日午後、朝鮮半島南側で合同訓練を行ったと発表した。日米、米韓で合同訓練を行ったことはあるが、3カ国の航空戦力が同時に空中訓練を行うのは初めてという。北朝鮮をにらみ日米韓の安全保障協力を一段と進めた形だ。

韓国空軍は今回の訓練は「北朝鮮の高度化する核、ミサイルの脅威への3カ国の対応能力を拡大するため計画された」と説明し「韓米日の協力強化を続ける」と強調した。

韓国空軍によるとB52の他、航空自衛隊のF2戦闘機、韓国軍のF15戦闘機などが参加した。聯合ニュースによるとB52を護衛しながら飛行する訓練を実施した。《共同通信》

【南シナ海】フィリピン船舶、中国側と衝突

フィリピン政府は22日、南シナ海のアユンギン礁(英語名セカンド・トーマス礁)の同国軍拠点に向かっていた補給船が同日、中国海警局の艦船に行く手を阻まれ、衝突されたと発表した。負傷者がいるとの情報は出ていない。補給船に同行したフィリピン巡視船も同日、中国の海上民兵の船に衝突されたという。両国の船の衝突はこの日2件目。

フィリピン政府は「挑発的で無責任な違法行動で乗組員の生命を危険にさらした」と強く非難。米国のカールソン駐フィリピン大使も「フィリピンの合法的な補給任務を妨害しフィリピン人の命を危険にさらした」と中国を批判した。

一方、中国海警局は22日、南シナ海のアユンギン礁の周辺海域で、フィリピン船が海警局船の船首付近を「故意に横切り、軽く接触させた」と発表し「責任は完全にフィリピンにある」と主張。中国外務省の報道官も談話を発表し、フィリピンに「危険な行動と根拠のない中傷」をやめるよう求めた。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

米イスラエル首脳が電話会談

バイデン米大統領は22日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、パレスチナ自治区ガザに人道支援物資が搬入されたことを歓迎し、支援を継続させることを確認した。米政府が発表した。バイデン政権はイスラエル支持を明確にする一方で、深刻化するガザの人道危機に懸念を強めている。

バイデン氏はイスラエルの支援によって、ガザを実効支配するイスラム組織ハマスから米国籍の人質2人を解放することができたと謝意を表明。両首脳は人質のさらなる解放や、ガザから民間人を退避させる人道回廊設置に向けた取り組みについても協議した。《共同通信》

【F1】

自動車F1シリーズ第18戦、米国グランプリ(GP)は22日、テキサス州オースティンで決勝が行われ、アルファタウリの角田裕毅が今シーズン最高の8位となった。10位以内の入賞は7月のベルギーGP以来、6戦ぶりで今季4度目。

11番手から出た角田は最終周に最速ラップをマークした。10番手でゴールしたが、2番手のルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)らがレース後に規則違反により失格となり、順位が繰り上がった。

既にドライバー部門で総合3連覇を決めているレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季15勝目、通算50勝目を挙げた。(共同)《共同通信》

【MLB】

米大リーグのプレーオフは22日、ヒューストンでア・リーグのリーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第6戦が行われ、レンジャーズがアストロズを9―2で下し、対戦成績を3勝3敗として23日の最終戦に持ち込んだ。

1―1の四回にハイムの2ランで勝ち越し、九回にはガルシアの満塁本塁打などで5点を奪って突き放した。先発したイオバルディが七回途中2失点と好投した。

23日はアの第7戦と、ナ・リーグのフィリーズとダイヤモンドバックスの第6戦が行われる。《共同通信》