令和1635日目
2023/10/21
【プロ野球・オリックス】日本シリーズ進出
プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)は21日、京セラドーム大阪でファイナルステージ(6試合制)第4戦が行われ、オリックスがロッテを3―2で下し、3年連続15度目(阪急時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。リーグ優勝による1勝のアドバンテージを加えて対戦成績4勝1敗で突破した。
セ・リーグCSは阪神が勝ち上がっており、1964年以来59年ぶりに関西球団同士が日本シリーズで顔を合わせることになった。当時は南海(現ソフトバンク)が阪神を4勝3敗で退けた。
オリックスは一回に森の2点本塁打で先制し、六回に杉本の適時二塁打で加点した。宮城が6回無失点と好投した。
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プロ野球オリックスが21日、本拠地・京セラドーム大阪でロッテに勝利し、パ・リーグのクライマックスシリーズ・ファイナルステージを突破した。「今から楽しみ」。2年連続の日本一へ、ファンは期待を膨らませた。大阪の繁華街では、日本シリーズ進出を一足先に決めた阪神ファンが「関西ダービー」での熱戦を待ち望んだ。
九回2死。最後の打者を打ち取ると、満員のスタンドから大きな拍手と歓声がわき起こった。球場周辺に集まったファンからは「よっしゃー」「待っとれ阪神!」と喜びの声が上がった。《共同通信》
オ3―2ロ
オリックスが逃げ切った。一回に森が右越えに2ランを放って先制。六回は森の二塁打を起点に好機を広げ、杉本の左越え二塁打で加点した。宮城は緩急自在に球を操り、6回を4安打無失点と好投。阿部、山崎颯、平野佳とつないでリードを守った。
ロッテは八回に藤原、九回にポランコのソロで反撃したが、あと一歩及ばなかった。《共同通信》
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【北海道旭川市】初雪
旭川地方気象台は21日夜、北海道旭川市で初雪を観測したと発表した。平年より2日遅く、昨年より14日早い。同市では21日午後8時半現在、気温が2.4度まで冷え込んだ。
札幌管区気象台によると、道内は22日にかけて上空約1500メートルに11月中旬並みの寒気が流れ込み、平地でも雪が積もるところがある見込み。同気象台は積雪や、路面凍結による交通障害に注意するよう呼びかけた。 《共同通信》
【J1】
明治安田J1第30節最終日(21日・国立競技場ほか=7試合)初優勝を狙う首位の神戸は佐々木の2ゴールなどで鹿島に3―1で快勝し、3連勝で勝ち点61とした。2位の横浜Mは宮市らの得点で札幌に4―1で勝ち、差は4のまま。
名古屋はG大阪に1―0で競り勝ち、7試合ぶりの白星で勝ち点50。横浜FCはFC東京を1―0で破り、新潟―鳥栖は引き分けた。《共同通信》
【プロ野球・ソフトバンク】新監督に小久保裕紀氏
プロ野球ソフトバンクは21日、新監督に小久保裕紀2軍監督(52)が昇格すると発表した。23日に福岡市内で記者会見を行う。チームは今季リーグ3位で、クライマックスシリーズのファーストステージで敗退。2022年から指揮し、今月16日に退任した藤本博史前監督(59)の後を受け、20年を最後に遠ざかっているリーグ優勝、日本一奪還を託された。
小久保新監督は和歌山・星林高から青学大を経て、1994年にソフトバンクの前身のダイエーに入団した。95年に本塁打王に輝くなど長年、看板選手として活躍。巨人でのプレーを挟み、通算2千本安打を達成した12年に現役引退した。《共同通信》
【地村保志さん】拉致解決訴え署名活動
「北朝鮮に拉致された日本人を救う福井の会」(救う会福井)は21日、福井県小浜市で、拉致問題の早期解決を求める署名活動を行った。小浜出身で拉致被害者の地村保志さん(68)も参加した。時折風雨が強まる中「全ての拉致被害者救出のため、署名にご協力お願いします」と呼びかけ、署名者にはブルーリボンを手渡した。
救う会福井の森本信二会長(68)は「署名活動は拉致を許さない、被害者を返せという意思表示になる。今後も続けていきたい」と話した。
署名活動は、小浜市で21、22日に開かれるグルメイベントに合わせて実施。28日には越前市でも行う予定で、集まった署名は本年度内に政府に提出する。 《共同通信》
【岸田文雄首相】殉職の自衛隊員を追悼
岸田文雄首相は21日午前、防衛省で自衛隊殉職隊員追悼式に参列し、任務中の事故などで犠牲になった隊員に哀悼の意を示した。「職務の遂行に全身全霊をささげた殉職隊員はわが国の誇りだ。尊い犠牲を無にすることなく遺志を受け継ぎ、国民の命と暮らしを断固として守り抜く」と述べた。
同席した木原稔防衛相は「任務完遂に務め、志半ばで職に殉じた事実を決して忘れない。立派に使命を果たし、国のために尽くした」と語った。
式典では、沖縄県宮古島付近で4月に発生した陸上自衛隊ヘリコプター事故で死亡した搭乗者10人を含む計26人を追悼。内訳は陸自20人、海上自衛隊5人、航空自衛隊1人。《共同通信》
【フィギュアスケート】
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第1戦、スケートアメリカ第2日は21日、米テキサス州アレンで行われ、男子はショートプログラム(SP)3位の佐藤駿(エームサービス・明大)がフリー4位の合計247.50点で3位に入った。
イリア・マリニン(米国)がSP、フリーともに1位となり、世界歴代4位の合計310.47点で圧勝。シニア転向の吉岡希(法大)は6位、壷井達也(シスメックス)は8位だった。
女子SPでGPデビューの千葉百音(木下アカデミー)は64.24点で5位につけた。河辺愛菜(中京大)は6位、吉田陽菜(木下アカデミー)は9位。《共同通信》
【MLB】
米大リーグのプレーオフは21日、フェニックスでナ・リーグの優勝決定シリーズ(7回戦制)第5戦が行われ、フィリーズがダイヤモンドバックスを6―1で下して3勝2敗とし、2年連続のワールドシリーズ進出へあと1勝とした。
一回に2点を先制。六回にはシュワバーとハーパーがソロ本塁打を放ち、八回にも2点を加えた。先発ウィーラーも7回1失点と好投した。第6戦は23日(日本時間24日)にフィラデルフィアで行われる。《共同通信》
【パキスタン】元首相、4年ぶり帰国
汚職事件で有罪判決を受け、2019年に英国へ事実上亡命したパキスタンのナワズ・シャリフ元首相が21日午後(日本時間同)、首都イスラマバードの空港に到着し、約4年ぶりに帰国した。来年1月に予定される総選挙出馬と首相返り咲きを狙う。
パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派=PML(N)=を率いるシャバズ・シャリフ前首相の兄で、首相を3度務めた実力者。地元の東部ラホールでは大集会が開かれ、支持者が「ナワズ万歳」と繰り返し叫び歓喜した。
帰国に先立ち、イスラマバード高裁は今月19日、捜査当局によるナワズ氏の拘束を24日まで認めない決定を出した。 《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
イスラエル退避邦人ら帰国
イスラム組織ハマスとの戦闘が続くイスラエルから退避した邦人や韓国人ら計83人を乗せた航空自衛隊のKC767空中給油輸送機が21日午前3時15分ごろ、羽田空港に到着した。
到着したのは日本人60人と外国籍の家族4人、韓国人18人と外国籍の家族1人。幼い子どもを連れた人もおり、バスに分乗してターミナルビルに入ると、リュックサックやボストンバッグを持ち、疲れた表情で入国審査を受けた。
子ども5人と横浜市の実家に向かう40代女性は「自衛隊機が飛ぶので非常事態だと思った」と説明。イスラエル人の夫は現地に残っており「すごく悩んだ」と苦しい胸の内を明かした。《共同通信》
ガザに支援物資
パレスチナ自治区ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所が21日に再開し、支援物資を積んだ複数のトラックがエジプト側からガザに入った。ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとイスラエル軍の大規模戦闘を受け、イスラエルが9日に「完全封鎖」を宣言して以降、人道危機が深刻化しているガザへの支援物資搬入は初めて。
国連によると、ガザでは人口約216万人のうち、約140万人が自宅を追われている。パレスチナ赤新月社は21日、エジプト側からガザに運ばれたトラック20台分の医薬品、食料、水などの支援物資を受け取ったと発表した。支援は十分でないと強調し、継続的な搬入を求めた。《共同通信》
イスラエル軍「攻撃強化」
イスラエル軍報道官は21日、パレスチナ自治区ガザ北部のイスラム組織ハマス拠点への攻撃を強化すると発表した。「戦争の次の段階に備えるためだ」とした。現地メディアによると、軍の航空機はガザ北部の住民に避難を求めるビラをまき、避難しない場合はテロ組織の仲間だとみなす可能性があると警告した。
ハマスは21日、拘束する人質のうち、2人を人道上の理由で解放すると仲介役のカタールに伝えたが、イスラエル政府が受け入れを拒否したと通信アプリで発表した。これに対しイスラエル首相府は、ハマスの主張は「プロパガンダだ」とし、関与しないと発表した。
イスラエルの政府や軍高官からはガザへの地上侵攻を見据えた発言が連日相次ぐ。ハレビ参謀総長も21日、軍幹部らに「われわれはガザに入る。敵は準備しているが、われわれも備えている」と語った。
軍はガザ周辺に部隊を集結させ、ガザ北部の住民に南部への避難を通告し、空爆や砲撃を続けている。《共同通信》
エジプトで国際会議
ハマスとイスラエル軍の大規模戦闘を受け、エジプトの首都カイロ郊外で21日、国際会議が開かれた。人道危機が深刻化するガザへの支援方法などを協議。エジプトのシシ大統領が開催を呼びかけた。
会議は「カイロ平和サミット」。中東や欧州を中心に20を超える国・地域の首脳や外相が集まり、国連のグテレス事務総長も参加した。日本からは上川陽子外相が出席。7日の戦闘開始後、日本の閣僚の中東訪問は初めて。
シシ氏は演説で、支援物資をガザに安全に届ける方法を確立した後、即座に停戦交渉に移るべきだと主張。イスラエルとパレスチナの「2国家共存」の実現に向けた交渉も進めるべきだと訴えた。《共同通信》
上川外相、パレスチナ議長と会談
上川陽子外相は21日、訪問先のエジプトでパレスチナ自治政府のアッバス議長と会談した。人道状況が悪化しているガザへの支援などを巡り、意見交換したとみられる。ガザに残る邦人の安全確保についても協力を要請した可能性がある。
上川氏はこれに先立ち、記者団の取材にオンラインで応じた。イスラム組織ハマスが実効支配するガザへの支援物資搬入が始まったことに関し「現地の人道状況改善に向けた前向きな動きの一歩として歓迎する」と述べた。
イスラエルとハマスの戦闘を巡り、パレスチナとイスラエルが共存する「2国家解決」を支持する日本政府の立場は変わらないとも強調した。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
ゼレンスキー氏、トルコ首脳と電話会談
ロシアの侵攻を受けるウクライナのゼレンスキー大統領は21日、トルコのエルドアン大統領と電話会談し、パレスチナ自治区ガザ情勢やウクライナ和平を協議した。ウクライナ大統領府が発表した。ゼレンスキー氏は、ガザ情勢を念頭に「新たな国際的課題に直面する中でも、世界はウクライナ和平の実現へ努力を続けなければならない」と訴えた。
ウクライナが提唱する「平和の公式」に関する会合が28〜29日に地中海の島国マルタで開かれ、トルコも参加予定。
トルコはロシア、ウクライナ双方と関係を維持している。ウクライナ大統領府によると、11月にトルコでウクライナの復興に関する会合が開かれる。《共同通信》