令和1015日目
2022/02/08
この日のできごと(何の日)
【JR北海道】一部運転再開
大雪の影響で6日朝から札幌圏で運休していたJR北海道は、8日午後7時半ごろから小樽−札幌間で2日ぶりに運転を再開した。ただ、札幌駅発着の特急などは9日も運休するとしており、全面再開にはなお時間がかかる見通しだ。
8日は特急や快速エアポートなど計707本が運休した。9日は函館線・千歳線小樽−新千歳空港間で大幅に本数を減らして運行し、千歳線札幌−苫小牧間で一部列車を再開する。学園都市線や札幌駅を発着する特急は9日も運休し、函館線札幌−岩見沢間は9日夜の再開を目指す。
JR札幌駅は8日夕、駅員に運行状況を問い合わせる乗客で混雑した。小樽からバスと地下鉄を乗り継いで札幌に通勤した公務員男性(45)は「小樽方面の列車が再開すると聞いたので待ちます。これだけの大雪なので運休は仕方ないが、早く通常運行に戻ってほしい」と話した。
バスの運休は8日も続いた。ジェイ・アール北海道バスは江別市や札幌市厚別区を中心に運休。北海道中央バスは同市東区や北区あいの里方面などで運休した。北都交通は、同市内と新千歳空港を結ぶ連絡バスを増便して対応した。
札幌市は7日に北区と東区で回収できなかった家庭ごみの4~5割を8日に回収した。8日は白石区と厚別区で間に合わず、一部を9日に回収する。《毎日新聞》
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【台湾】日本産食品輸入解禁へ
台湾行政院(内閣)の報道官は8日、台北市で記者会見し、2011年の東京電力福島第1原発事故後に課してきた日本産食品の輸入禁止措置について「適切に調整する」と述べ、近く解除すると表明した。解禁の決定については「2月下旬」との見通しを示した。
蔡英文政権は禁輸解除によって、昨年9月に申請した環太平洋連携協定(TPP)への加盟に向けて日本から一層の支援を得る弾みにしたい考えだ。同じタイミングで加盟申請した中国の動向が注目される。
台湾が輸入を停止しているのは福島、茨城、栃木、群馬、千葉の5県産の酒類を除く食品。《共同通信》
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台湾の蔡英文総統は8日、日本産食品の輸入解禁発表について「台湾が、国際基準を受け入れ、科学的根拠に基づいて政策を展開する決意を示したものです。日本は信頼する友人であり、重要な貿易パートナーです。さまざまな課題を緊密に連携して成果を出していきたい」とツイッターに日本語で投稿した。
【北京五輪】第5日
北京冬季五輪第5日の8日、フィギュアスケートの男子SPが行われ、羽生結弦はジャンプのミスが響いて95.15点の8位と出遅れ、94年ぶりの3連覇が厳しくなった。初出場の鍵山優真は108.12点、前回銀メダルの宇野昌磨は105.90点とともに自己ベストをマークし、2、3位で10日のフリーに進んだ。世界選手権3連覇のネーサン・チェン=米国=が世界最高の113.97点でトップ。
アイスホッケー女子の日本は1次リーグB組最終戦でチェコに勝ち、3勝1敗の同組1位で準々決勝に進出した。
スノーボード女子パラレル大回転は竹内智香と三木つばきが予選を通過したが、いずれも決勝トーナメント1回戦で敗退した。《共同通信》
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中国の元副首相に性的関係を迫られたと告白した同国女子テニスの彭帥さんは8日、北京の首鋼ビッグエア競技場で行われた北京冬季五輪のフリースタイルスキー女子ビッグエア決勝を国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と共に観戦した。
彭さんは8日に北京五輪の新型コロナウイルス対策として設けられている外部との接触を遮断した「バブル」から出るという。中国ではバブルから出る際に隔離が義務付けられており、彭さんも14日間の隔離に入る。彭さんと会話をしたバッハ会長が明らかにした。《共同通信》
【プロ野球】日本ハム新庄監督、初の対外試合
プロ野球日本ハムの新庄剛志新監督が8日、沖縄県宜野座村で就任後初の対外試合となる阪神との練習試合に臨んだ。自己流の采配を存分に振って若手の能力を引き出し、終始明るい雰囲気の中で6−2の勝利を収め「試合ができて、選手の喜びが見られた」と目尻を下げた。
まず試合前にサプライズを準備。「常に緊張感を」との意図で、選手には場内アナウンスでオーダーを通知。内野と外野を大きく入れ替えて起用すると「プロだからいいプレーを見せてやろうと思うのよね」という狙いの通り、選手は慣れない守備位置で奮闘した。
攻撃では「3球でチェンジになってもいい」と初球から甘い球を狙わせた。《共同通信》
【AIRDO】マスク拒否の呉市議飛行機から降ろす
北海道の釧路空港から羽田空港に向かうAIRDO(エア・ドゥ)機内でマスク着用を求められ、拒否した広島県呉市議の谷本誠一氏(65)ら男性2人が離陸前に機内から降ろされていたことが8日、分かった。同社は「他の客に不快感や迷惑を与え、安全や健康に危害を及ぼす恐れがあると判断した」としている。
同社によると、6日午前9時50分発の便で、離陸前に客室乗務員が谷本氏ら2人にマスク着用を求めたが、拒否されたため、搭乗を断った。機内には約40人の乗客がおり、定刻より約1時間10分遅れて出発した。
谷本氏は講演で道内を訪れていたという。取材に「マスク着用の強制は明らかな憲法違反。こうした人権侵害の理不尽さを訴えることは、公益にかなう行為だと思っている」と話した。《産経新聞》
【COVID-19】
国内新規感染10万1278人
国内で8日、新型コロナウイルス感染症による死者が159人報告され、神戸市が1カ月半分の死者をまとめて計上した昨年5月18日を除けば、過去最多となった。感染者は10万1278人で、2月5日以来の10万人台となった。
都道府県別の死者は大阪29人、神奈川と福岡が各14人、兵庫13人など。同じく感染者は東京1万7113人、神奈川8810人、兵庫6324人など。大阪は計上漏れの約9200人を含む2万609人だった。
厚生労働省によると、重症者は前日から2人減り1141人だった。
過去に公表した感染者について栃木で90人、富山で21人などの取り下げがあった。《共同通信》
岸田首相、100万回早期達成に全力
岸田文雄首相は8日、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を巡る1日当たり100万回の目標について「2月のできるだけ早い時期に達成できるよう全力で取り組みたい」と強調した。公明党の石井啓一幹事長から官邸で接種加速に向けた提言を受け取った際に語った。
首相は接種回数に関し「職場接種が本格化すると全体の底上げになる。接種券の前倒し配布が大変重要になる」と指摘。「政府、自治体、企業、医師会をはじめ、関係者が意思疎通を図って協力することが大事だ」と話した。《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
イスラエル軍が占領するヨルダン川西岸北部ナブルスで8日、イスラエル治安部隊が武装した3人のパレスチナ人を殺害した。イスラエル警察が発表した。パレスチナ自治政府外務省は「残虐な犯罪行為の責任はイスラエルのベネット政権にある」と非難する声明を発表し、国連に対しパレスチナ人を保護する国際的な枠組みを作るよう求めた。
イスラエル警察などによると、3人は乗用車に乗ったまま外から撃たれた。3人はイスラエル軍などへの最近の攻撃に関わったという。
イスラエル紙ハーレツは「(治安部隊は)残虐に何発も撃ち込んでいた」とするパレスチナ人目撃者の証言を伝えた。《共同通信》