令和1539日目

2023/07/17

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ侵攻】

ロシア、黒海の穀物合意離脱

ロシアのペスコフ大統領報道官は17日、侵攻を続けるウクライナからの黒海を通じた穀物輸出を実現している両国とトルコ、国連の4者合意は「機能を停止した」と述べ、同日が期限切れだった合意の延長に同意しないと表明した。ロシア外務省は同日、関係3者に延長反対を通告した。事実上の合意離脱とみられ、黒海からの穀物輸出は停止される。

ペスコフ氏は、合意の一部であるロシア産穀物などの輸出正常化に関する約束が実行されていないと批判。「履行されれば直ちに合意に復帰する」と主張したが、具体的な見通しは立っていない。合意に基づく穀物輸出が再開できない可能性もある。

ウクライナは世界有数の穀物輸出国。黒海からの積み出し停止で小麦などの国際価格が再び高騰し、同国産への依存度が高い中東やアフリカ諸国で食料危機の懸念が再燃する恐れが出てきた。

ロシア外務省は、18日以降は黒海での民間船の安全航行を保証せず、トルコに設置された「合同調整センター」は解散されるとの声明を出した。《共同通信》

ウクライナのゼレンスキー大統領は17日の動画声明で、ウクライナからの黒海を通じた穀物輸出は「ロシア抜きでも機能する」と述べ、合意当事者のトルコと国連に継続を要請したと明らかにした。

ゼレンスキー氏はトルコのエルドアン大統領と国連のグテレス事務総長に、黒海経由での穀物輸出か、それと同等の活動をウクライナ、トルコ、国連の3者で続ける提案をしたと表明。輸出継続は「世界中の全ての人に必要だ」と強調した。

ウクライナのクレバ外相は「ロシアはウクライナの港を封鎖することでこうした危機を引き起こし、世界を脅迫し続けている」と訴えた。《共同通信》

国連安全保障理事会は17日、ウクライナ情勢を協議する公開会合を開いた。黒海を通じたウクライナ産穀物輸出に関する同国とロシア、トルコ、国連の4者による合意から離脱したロシアに対し、食料危機を懸念する日米欧から「世界の他の地域を人質にしている」(武井俊輔外務副大臣)などと非難が集中。合意復帰を要求する声が相次いだ。

国連のグテレス事務総長は記者団に「非常に残念だ」とロシアへの失望を表明。食料価格が高騰すれば「困窮する全ての人々にとって打撃になる」と懸念し、ウクライナ産穀物の輸出継続を目指して打開策を模索すると述べた。

ウクライナのクレバ外相は安保理会合で「ロシアはアジアとアフリカなどの最も弱い立場にある人々を傷つけ、飢えをもてあそぶのをやめるべきだ」と語り、合意離脱の影響は各国に波及すると強調した。

米国のトーマスグリーンフィールド国連大使も食料危機が悪化すれば貧しい地域が最も影響を受けると指摘。合意離脱を「残虐な行為だ」と表現した。《共同通信》

クリミア橋に「テロ攻撃」

ロシアの国家テロ対策委員会は17日、ロシアが実効支配する南部クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア橋で同日午前3時(日本時間同9時)過ぎ、ウクライナの水上ドローン2機による「テロ攻撃」があったと発表した。橋は自動車道の一部が破損し、通行止めになった。ウクライナメディア「ウクラインスカ・プラウダ」は、治安当局者の話として、海軍と保安局(SBU)が水上ドローンによる特別作戦を行ったと報じた。

ロシア西部ベルゴロド州のグラトコフ知事は、州内の夫婦2人が死亡し娘が負傷したと明らかにした。ロシア連邦捜査委員会は17日、ウクライナの特殊部隊によるテロ攻撃があったとして、捜査を開始したと発表した。

地元メディアの動画などによると、自動車道の一部が損傷して傾いている。車の通行は停止し、鉄道の運行にも影響が出ている。

クリミア橋では昨年10月8日に走行中の自動車が爆発し、橋の一部が崩落した。ロシアはウクライナによるテロだと非難。ウクライナのマリャル国防次官は今月8日、ウクライナ側の実行を事実上認めた。《共同通信》

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【秋田県】1万戸超が断水

記録的な大雨の影響で、秋田県は17日、1万戸超が断水したと発表した。県によると、同日午前10時現在で住宅被害は計517棟。広範囲が冠水した秋田市の被害は全容把握が進まず「緊急安全確保」発令を巡る混乱も明らかになった。18日は再び雨が強まる見込み。

自治体への取材では、断水は一部は17日中に解消する見込みだが、大半は「復旧の見通しが立たない」としている。

秋田市では住宅被害の把握が進まない。佐竹敬久知事は取材に「詳しく調べる必要はあるが、イメージとして何千から万の単位になる可能性がある」と述べた。《共同通信》

【日本列島】猛暑日

日本列島は17日、西日本から東日本の広い範囲で高気圧に覆われ、愛知県豊田市で最高気温39.1度を観測した。最高気温が35度以上の猛暑日は全国195地点に上り、今年最多だった16日の157地点を更新した。18日も厳しい暑さが続いて猛暑日となる所があり、気象庁はこまめに水分を取るなどの熱中症対策を呼びかけている。

17日の各地の最高気温は山梨県甲州市で38.8度、岐阜県多治見市で38.7度などを記録した。栃木県日光市五十里は34.8度で観測史上1位を更新した。東京都心は36.2度だった。《共同通信》

【祇園祭】

京都・祇園祭は17日、見せ場となる前祭の「山鉾巡行」が行われ、豪華な装飾で「動く美術館」とも呼ばれる山鉾23基が夏の古都を進んだ。

午前9時ごろ、祇園ばやしと「エンヤラヤー」のかけ声とともに、先頭の長刀鉾が出発。稚児の瀧光翔君(11)が、市中心部の四条通に張られたしめ縄を太刀で切り落とすと、観客から「おお」と大きな歓声と拍手が起こった。

交差点では、見どころの一つとなっている、鉾を90度方向転換させる「辻回し」を披露。竹を車輪の下に敷いて水をまき、引き手の男性らが縄を引くと、ばりばりと音を立てながら、鉾は滑るように向きを変えた。

後祭では24日に別の山鉾11基が巡行する。《共同通信》

【大相撲】

大相撲名古屋場所9日目(17日・ドルフィンズアリーナ)4日目から出場の新大関霧島は明生を突き落として連敗を2で止め、初日の不戦敗を含め3勝4敗2休とした。

大関昇進を狙う3関脇は、豊昇龍が平戸海を掛け投げで下して勝ち越しを決めた。大栄翔は小結阿炎を押し出し、若元春は宇良をすくい投げで退け、ともに7勝目を挙げた。阿炎は5敗目。

1敗で首位の豊昇龍と平幕の錦木、北勝富士を1差で大栄翔、若元春、遠藤の3人が追う。十両は1敗で大奄美が単独トップ。《共同通信》

【プロ野球・17日】

プロ野球は17日、オールスター戦を前に最後の6試合が行われ、パ・リーグでは3連覇を狙うオリックス、セでは18年ぶりの優勝を目指す阪神がともに2年ぶりに首位で折り返した。

オリックスはソフトバンクを3―0で下し、勝ち越しが17。楽天に2―4で敗れた2位ロッテとのゲーム差を3.5に広げた。阪神は中日に4―1で勝利。1ゲーム差で追う2位広島もDeNAに2―1で競り勝った。

マイナビオールスターゲーム2023は第1戦は19日にバンテリンドームナゴヤで、第2戦は20日にマツダスタジアムで開催される。後半戦はセ、パ両リーグともに22日にスタートする。《共同通信》

ソ0―3オ

オリックスが3連勝。山下は速球で押して二塁すら踏ませず、7回2安打無失点で8勝目を挙げた。六回にセデーニョが均衡を破る5号3ランを放った。ソフトバンクは散発4安打と今季7度目の零敗で、27年ぶりの9連敗となった。

西7―2日

西武が4本塁打などで7点を奪い、5年ぶりの6連勝。0―2の二回に栗山のソロ、平沼の適時打、蛭間の2点打で4点。六回は平沼のソロで加点した。隅田が6回2失点、12三振を奪って5勝目。日本ハムは6年ぶりの10連敗。

ロ2―4楽

楽天が同一カード3連戦を5カード続けて勝ち越し。五回に阿部の押し出し四球で同点とし、六回は小郷の2点二塁打で勝ち越した。2番手の安楽が2回2/3を無安打無得点に抑えて今季初白星。ロッテは拙守が目立ち、種市が4敗目。

D1―2広

広島が5連勝。0―1の五回に野間の二ゴロで追い付き、七回に秋山の適時打で勝ち越した。床田は七回途中1失点でリーグトップに並ぶ8勝目、矢崎が17セーブ目。DeNAはバウアーが7回2失点にまとめたが、援護できず3連敗。

神4―1中

阪神が連敗を3で止めた。一回に佐藤輝の3ランで先制すると、二回は西純の適時打で1点を加えた。西純は7回9安打1失点で3勝目。中日は涌井が三回途中まで4失点で10敗目。打線も再三の好機を生かせなかった。

ヤ11―10巨

ヤクルトがサヨナラ勝ちで3連勝。両チーム合わせて30安打の乱打戦を制した。10―10の延長十回2死一、三塁で武岡が左前打を放って試合を決めた。田口が今季初勝利。巨人は投手陣が踏ん張れず5連敗を喫した。《共同通信》

【安倍昭恵さん】台湾訪問

安倍晋三元首相の妻昭恵さんが17日、台湾を訪問した。20日までの滞在中、蔡英文総統と面会するほか、李登輝元総統の墓参りをする。安倍氏が生前に重視していた日台関係の発展を目指す。

昭恵さんを招待した台湾の団体「台湾安倍晋三友の会」によると、安倍氏が銃撃され亡くなった昨年7月以降、昭恵さんが海外を訪れたのは初めて。安倍氏は同月末に台湾を訪問する計画を立てていたという。

安倍氏は「台湾に最も親しい首相」として台湾で人気が高い。台湾外交部(外務省)は17日、昭恵さんの訪台について「具体的な行動で台湾への支持を示した」と歓迎の意を表明した。《共同通信》

【日本、中国】4年ぶり対面防衛交流

自衛隊と中国軍の佐官級の中堅幹部による交流事業のため訪中した自衛隊代表団は17日、日中の信頼醸成に向け中国軍系シンクタンク・中国国際戦略学会のメンバーらと安全保障上の課題を巡り北京で意見交換した。新型コロナウイルス感染拡大で中断していた対面の交流事業が実施されるのは約4年ぶり。

交流事業は日本財団グループの笹川平和財団と中国国際戦略学会が窓口となって2001年に開始。日本政府による12年9月の沖縄県・尖閣諸島の国有化を受けた日中関係の緊張で一時途絶えたが、18年に再開した。コロナの影響で19年9月を最後に対面開催を見合わせていた。 《共同通信》

【北朝鮮】米との対話や非核化拒否

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹、金与正党副部長は17日、談話を出し、米国が求める対話や非核化を改めて拒否し、米国に戦略爆撃機の朝鮮半島展開などをやめるよう求めた。12日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」の発射は米韓の圧力に対抗した軍事的攻勢の「始まりに過ぎない」とも表明した。朝鮮中央通信が伝えた。

談話では、米国が求める「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)」は「古語辞典で探さねばならない」ものだと一蹴。選挙で政権が代われば約束が破られる米韓は信用できず、実力行使によって米国の動きを抑え込むことで平和と安定を保障できると主張した。《共同通信》

【韓国】大雨の死者40人に

韓国各地で続く大雨で、政府の対策本部や消防による17日までの調べによると、死者は計40人となった。依然9人が行方不明となっている。17日も中部や南部で1日の予想雨量が200ミリ台に上る地域があり、警戒が続く。

中部の忠清北道清州で地下道が浸水してバスや乗用車が出られなくなった現場の死者は、消防によると13人になった。閉じ込められた車両は十数台で、地下道内の排水作業が夜通しで行われた。

危険性を知らせる通報がありながら交通規制が敷かれなかった点などに「人災」との指摘もある。尹錫悦大統領は「基本原則が守られなければ国民の安全を確保できない」と対応強化を注文した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは17日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は本拠地アナハイムでのヤンキース戦に「2番・指名打者」で出場し、3試合連続の35号2ランを放つなど、4打数3安打2打点だった。3試合連続本塁打は2021年6月に2度記録して以来、2年ぶりで、95試合目で昨季の34本を超えた。チームは延長十回、4―3でサヨナラ勝ちした。

レッドソックスの吉田は「4番・指名打者」で出場したアスレチックス戦で5打数1安打。試合は7―0で快勝した。カブスの鈴木は5―7で負けたナショナルズ戦に「2番・右翼」で出場し、5打数1安打だった。《共同通信》



7月17日 その日のできごと(何の日)