平成1246日目

平成4年6月6日(土)

1992/06/06

【全仏テニス】モニカ・セレシュ選手が3連覇

テニスの全仏オープンは6日、女子シングルス決勝が行われ、第一シードのモニカ・セレシュ(ユーゴ)が第二シードのシュテフィ・グラフ(独)を6-2、3–6、10-8で破り、三連覇を果たした。同オープンでは55年ぶり7人目の快挙。四大大会でも先の全豪オープンに引き続き二冠目を獲得、グランドスラムへの夢をつないだ。また四大大会での自身の連勝記録を35に伸ばした。

新旧女王の対決は、大会史上まれに見る名勝負となった。セレシュが第一セットをあっさりものにした時点では、早くも勝負ありの雰囲気が流れた。しかし、88年、四大大会に加え、ソウル五輪にも勝ち、ゴールデンスラムを達成したグラフは、第二セットから調子を戻してセレシュに襲いかかる。力強いフォアハンドで逆にセットをものにし、勝負は最終セットに持ち込まれた。このセットだけでも所要時間は1時間31分。

意地と意地とのぶっかり合いのような最終セットだった。グラフは、3-5から四度マッチポイントをしのぎ、いったんは6-5と逆転しながら、ここで気力を使い果たしてしまったように、その後のセレシュのサービスゲームをラブゲームで簡単に落としてしまった。

グラフは「自分のリードしている時のプレーに失望した。私も疲れていたけど、彼女も疲れていたのだから」と悔しがりながらも、「セレシュは素晴らしい選手」と勝者をたたえた。一方のセレシュは「きょうの試合は、今まで戦った決勝の中で最高の試合だったと思う」と、歴史に残る死闘を振り返り、感激のおももち。《読売新聞》



【ダイエー・広永益隆外野手】パ・リーグ通算30000号本塁打

ダイエーの広永益隆外野手(24)は6日、西武10回戦の6回に本塁打しパ・リーグ通算30000号本塁打を達成した。広永外野手は90年9月26日のオリックス24回戦(西宮)でプロ野球通算60000号本塁打もマークしている。《共同通信》

【PKO法案】参院本会議に上程

今国会最大の焦点である国際平和維持活動(PKO)協力法案が上程されている参院本会議は6日未明再開し、自民、公明、民社3党と社会、共産、連合参議院などとの間で攻防が展開された。

まず社会、共産両党提出の井上参院議運委員長解任決議案を議題としたが、両党は連合参議院を巻き込んで過去最長の11時間半にも及ぶ牛歩戦術で徹底した審議引き伸ばしをしたため、同決議案は同日午後1時にようやく否決された。

これを受け、自民、社会両党を中心にPKO法案の参院通過を含む審議日程について打開策を協議。妥協案として(1)7日に宮沢首相問責案を処理(2)8日に下条国際平和協力特別委員長の問責決議案を処理(3)その後PKO法案の採決に入る、が社会党はこれを欠席する(4)社会党は牛歩戦術を緩和するーなどが浮かんでいる。《共同通信》

【カンボジア】戦闘続く

カンボジアからの報道によると、国連カンボジア暫定行政機構(UNTAC)関係者は6日、カンボジア北部・プヌンクレンにおけるプノンペン政府軍とポル・ポト派軍との間で5日発生した戦闘が、6日朝も依然続いており、戦闘地域の住民約6000人以上がプヌンクレンと東方のトベング・ミーチーの間にあるハイウエー沿線に避難したことを明らかにした。負傷者など詳細は不明。

カンボジアのプノンペン政府系SPK通信は5日、ポル・ポト軍が同日政府軍駐屯地に激しい攻勢を仕掛けたと報じていた。5日に開かれたカンボジア最高国民評議会(SIC)会合でポル・ポト派のキュー・サムファン議長が、今月13日に予定されている停戦第二段階の武装動員解除には応じられないとの強硬な姿勢を示していたが、この戦闘の継続と合わせ、国連の和平プロセスは改めて厳しい事態に直面している。

このため、UNTACの明石康特別代表らは7日、カンボジアの和平進展と深くかかわっているタイ政府、軍関係者と対応等を協議するため、バンコクを訪問することになった。《読売新聞》



6月6日のできごと