平成1247日目

平成4年6月7日(日)

1992/06/07

【参院本会議】PKO法案めぐり攻防

国際平和維持活動(PKO)法案をめぐる参院での攻防は7日夜、3日連続の徹夜本会議に入る一方、PKO法案の採決の日取りについて大詰めの与野党折衝を行った。この結果、下条国際平和協力特別委員長に対する問責決議案が処理される8日、PKO法案の採決に入ることで大筋合意した。社会党はPKO法案採決を欠席する方針を転換、出席して抵抗する方針を決めた。

こうした情勢を受け長田議長は7日深夜、8日午後6時までにPKO法案の採決を終えるとの採決をまとめ、各党に提出した。しかし社会、共産両党はPKO法案の採決時を区切った要請には応じられないと拒否、不調に終わった。《共同通信》



【宮沢喜一首相】牛歩無視、読書の7時間

7日未明、自らの問責決議案の採決のため、参院本会議場のひな壇に座り続けた宮沢首相は一睡もせず、持ち込んだ経済関係の資料を読みふけり、牛歩を無視する姿勢をとった。牛歩は、一回目の11時間半に比べれば、7時間と比較的短時間で済み、問責決議案も否決されただけに、ホッとした表情だったが、今後の展望が開けない状況に、「決まったり、決まらなかったり。こう変わるようじゃわからんな」といらだちを隠しきれない様子だった。

政権発足以来、初めての問責決議案に臨んだ首相は、7日午前0時過ぎ、参院本会議場に。ひな壇に座った首相は、経済評論家の本や国連環境開発会議(地球サミット)の資料などに目を通し続けた。時折、傍聴席のヤジに何が起こったのかという表情で見上げたり、投票が終わった社会党議員への拍手に顔を上げて不愉快そうに一べつを送っただけ。あとは、ひたすら読書で、「持っていったものはほとんど読めました」。《読売新聞》

【全仏テニス男子】ジム・クーリア選手が2連覇

テニスの全仏オープン最終日は7日、パリのローランギャロスで男子シングルス決勝を行い、第1シードのジム・クーリア(米国)が7−5,6−2,6−1でペドル・コルタ(チェコスロバキア)を破り、2年連続2度目の優勝を果たした。《共同通信》

【ゴルフ・岡本綾子選手】2年ぶりの米ツアー制覇

米女子プロゴルフツアーのマクドナルド選手権は7日、デュポンCC(パー71)で最終ラウンドが行われ、岡本綾子選手(41)がこの日69で回り、通算8アンダー、205で優勝、賃金11万2500ドル(約1460万円)を獲得した。

岡本選手の米ツアー制覇は一昨年5月のサラ・リー・クラシック以来、2年1か月ぶりで通算17勝目、欧州ツアーを含めると海外18勝。

通算6アンダーの首位タイでスタートした岡本選手は終始自分のペースでプレー。いったん奪ったリードを15番でフイにしたが、16、17番の連続バーディーで一気に抜け出した。3打差の2位はパット・ブラドリー、デブ・リシャード、ブランディ・バートン(いずれも米)の3人だった。

【サラエボ】全域猛攻

現地からの報道によると、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボでは7日、前夜から戦闘が続き、セルビア人民兵らは2つの病院やホテルのほか、多くの武器が残っている連邦軍「チトー元帥」駐屯地にも砲撃を加え、市内全域に無差別の猛攻撃を展開。夜間の迫撃砲などによる攻撃で、各地に火災が起きた。ボスニアに残ることになるセルビア人民兵らは国連主導の連邦軍撤退やサラエボ空港再開合意に反発、総攻軽に出ている模様だ。

このため、サラエボに駐留する国連防護軍(UNPROFOR)の仲介で行うサラエボ空港の閉鎖解除、再開の見通しはまったく立っていない。サラエボ放送によると、市内は連日の攻撃で外出ができず、市民は地下の避難壕に入ったまま。水道水を貯蔵するタンクも砲撃で破壊され、水さえ手に入らない状態で、病院では、医薬品が底をつき、手当てを受けられない犠牲者が放置されているという。《読売新聞》



6月7日のできごと