令和1317日目
2022/12/07
この日のできごと(何の日)
【サッカー日本代表】帰国
サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で16強入りした日本代表の吉田麻也(シャルケ)、堂安律(フライブルク)ら一部選手が7日、成田空港着の航空機で帰国した。
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成田空港では7日、カタールでの激闘を終えたサッカー日本代表の選手らの帰国を、青いユニホーム姿のサポーターら600人以上が出迎えた。「お疲れさま」「ブラボー」の声が響き、初の8強進出に肉薄した代表チームをねぎらった。
堂安律(24)や吉田麻也(34)らは午後6時20分ごろ、そろいのスーツ姿で第2旅客ターミナルに姿を見せた。サポーターからは大きな拍手が湧き起こり「ありがとう」と書かれた手作りメッセージボードを掲げる姿も。 選手たちは疲労をのぞかせつつ、小さく手を振ったり会釈したりして応じた。森保一監督は時折笑顔で手を振っていた。
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サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で16強入りした日本代表の森保一監督や主将の吉田麻也(シャルケ)らが7日、成田空港着の航空機で帰国した。森保監督は空港近くのホテルで記者会見に臨み「選手たちは個の良さと団結力をもって、世界で戦えることを示してくれた」と大会を振り返り「新しい景色を見ることはできなかったが、選手たちは新しい時代を見せてくれた」と笑みも浮かべた。
吉田主将も会見に同席し「チームは解散するが、歩みを止めてはいけない」と話し「一番短い(と感じた)W杯だったけど、一番楽しかった」と振り返った。日本サッカー協会によると18選手が帰国した。《共同通信》
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【名古屋地裁】元参院議員に有罪判決
現職国会議員に成り済まし新幹線のグリーン券をだまし取ったとして、詐欺と有印私文書偽造・同行使の罪に問われた元参院議員山下八洲夫被告(80)に、名古屋地裁(森島聡裁判長)は7日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。
起訴状などによると、3〜4月、有効期限が切れた国会議員用鉄道乗車証(JR無料パス)を東京駅の駅員に示し、議員用申込書に現職議員の氏名を記入して提出、東京―名古屋間の新幹線特急券・グリーン券計5枚(計4万2900円相当)をだまし取ったなどとしている。《共同通信》
【曽我ひとみさん】児童に講演
北朝鮮による拉致被害者曽我ひとみさん(63)が7日、新潟県佐渡市の八幡小で5、6年の児童20人に講演した。共に拉致され、行方が分からない母ミヨシさん=失踪当時(46)=から贈られた腕時計を手首から外して示し「(北朝鮮にいた当時も)時計が止まったりするたびに、母に何かあったのではないかと、考えたりもした」と語った。
「今日、家に帰ってお父さん、お母さんのお顔をよく見てください。いつもそばにいてくれる幸せを感じ取って」と話しかけた。
また、北朝鮮で娘の運動会に行けなかった際、友だちの家族が昼食に娘を入れてくれた話を紹介。「一般の人はいい人たち」と訴えた。《共同通信》
【宮台真司さん】言論活動を再開へ
東京都立大で襲撃され重傷を負った同大教授で社会学者の宮台真司さん(63)が7日、インターネット上のビデオ映像で退院を報告した。「深刻な肉体的ダメージを受けたが、心がダメージを受けているわけではない」とし、言論活動を再開すると述べた。
宮台さんは、左の頬や耳などにガーゼやばんそうこうを貼ってビデオ出演。手術が計6時間にわたったことなどを報告し、自宅に戻り「ほっとした」と話した。また「(犯人が)暴力で表現を何かしようとしたか分からないが、効果としては表現をふさぐ機能を果たす」と分析した。
宮台さんは11月29日午後、男に首などを刃物で切り付けられた。《共同通信》
【東京株式市場】
7日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化し景気が後退するとの懸念が強まり、前日の米国株が続落した流れを引き継いだ。
終値は前日比199円47銭安の2万7686円40銭。東証株価指数(TOPIX)は1.91ポイント安の1948.31。出来高は約10億4570万株だった。《共同通信》
【COVID-19】
国内で7日、新たに14万8792人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日と比較すると1万人余り増加した。内訳は東京1万4946人、愛知9478人、神奈川8939人など。
死者は北海道34人、東京20人など計235人の報告があった。また厚生労働省によると、全国の重症者は346人で前日から15人減少した。
過去の感染者数について、北海道などで修正があった。《共同通信》
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中国政府は7日、新型コロナを徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策の大幅緩和策を発表した。これまで集中隔離の対象だった無症状や軽症の感染者に自宅隔離を認めた。PCR検査も従来の大規模検査はせずに縮小する方針を明確にした。長引くゼロコロナ政策による生活や経済への影響を和らげる狙いだ。
政府の通知によると、無症状か軽症の感染者は自宅で隔離の条件が整っている場合、集中隔離施設に入らなくてもよい。PCR検査も「行政区域ごとの全員検査はせず、範囲を縮小し、頻度も減らす」と定めた。ロックダウンの範囲も集合住宅なら棟や階ごととするなど、極力狭めるよう求めた。《共同通信》
【ペルー】大統領を罷免
南米ペルーの国会は7日、急進左派ペドロ・カスティジョ大統領の罷免を可決した。汚職疑惑や不適任な閣僚の任命が理由。議会と長く対立していた。
規定によりディナ・ボルアルテ副大統領が大統領に就任、同国初の女性大統領となった。
カスティジョ氏は罷免に先立ち国会の解散と臨時政府の樹立などを発表したが、陸軍トップや首相や外相らが反発して辞任を表明。罷免が避けられなくなった。《共同通信》
【ドイツ】政府転覆計画容疑で25人拘束
ドイツ検察は7日、テロ組織に参加した疑いなどで、極右勢力のメンバーら25人を拘束したと発表した。独自の国家樹立を目標に、政府転覆を狙って連邦議会議事堂の襲撃を企てた疑いがあるとしている。地元メディアによると、首謀者の1人は「ハインリヒ13世」と名乗る貴族の家系出身の男(71)とされる。
検察の発表によると、拘束されたのはテロ組織のメンバーのドイツ人22人と、支援者のロシア人1人を含む3人。男らは遅くとも昨年11月までにテロ組織を形成し、メンバー募集や射撃訓練などを実施していた。《共同通信》
【スペイン】破水とうそ、不法入国図る
スペイン北東部バルセロナの空港で7日、破水した妊婦がいるとして緊急着陸したモロッコ発の旅客機から乗客28人が飛び出して不法入国を図った。当局は破水を申告した妊婦を含む14人を拘束したが、残りは逃走。申告はうそだった。スペイン通信(EFE)が伝えた。
旅客機はカサブランカからトルコのイスタンブールへ向かっていた。スペインでは昨年11月にも乗客の1人が仮病を使って旅客機を地中海のマジョルカ島の空港に緊急着陸させ、一部の乗客が不法に入国した同様の事案があり、緊急着陸の際には医療要員だけでなく警官らも出動した。《共同通信》
【MLB】
プロ野球オリックスの吉田正尚外野手(29)がポスティングシステムで米大リーグのレッドソックスと契約することで合意した。代理人のスコット・ボラス氏が7日、ウインターミーティングが行われたサンディエゴで明らかにした。
メジャー公式サイトでは5年総額9千万ドル(約123億3千万円)の大型契約と報じられ、日本から移籍した野手では鈴木誠也(カブス)の5年8500万ドルを抜いて最高額。オリックスへの譲渡金は1537万5千ドル(約21億円)になる。
45日間の交渉期間はこの日始まったばかりで、異例の早期決着となった。《共同通信》