令和1309日目

2022/11/29

この日のできごと(何の日)

【宮台真司さん】首切られ重傷

29日午後4時20分頃、東京都八王子市の東京都立大学南大沢キャンパス内で、同大人文社会学部教授で社会学者の宮台真司さん(63)が男に刃物で首や背中など複数箇所を切りつけられ、病院に搬送された。警視庁によると、宮台さんに意識はあるが、重傷という。男は現場から逃走しており、警視庁は殺人未遂容疑で行方を追っている。

警視庁幹部によると、宮台さんはキャンパス内の路上で、後ろから近づいてきた男に頭を殴られ、刃物で切りつけられた。男は身長約1メートル80で20〜30歳代とみられ、黒っぽいジャンパーに黒色のズボン姿だった。同大は事件を受けてこの日の講義を短縮し、学生に帰宅を促したという。

宮台さんは若者文化や宗教、教育、外交など幅広い分野で研究を続ける社会学者として知られ、テレビ番組でコメンテーターを務めるなどしている。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【プロ野球】

DeNAの山崎康晃投手が29日、横浜市の球団事務所で契約更改交渉し、年俸3億円で6年契約を結んだ。ポスティングシステムを利用しての米大リーグ挑戦と悩んだ末に残留を決断。期間中に契約を破棄できる条項はなく、6年間プレーすることが決まり「長い現役生活をベイスターズのために一生懸命、腕を振っていきたい」と語った。

今季は過去2年の不振から脱却し、開幕から抑えを守って自己最多に並ぶ37セーブを挙げ、自己最高の防御率1.33をマーク。チームも昨季の最下位から2位へ躍進し「順位に対するプレッシャーも感じることができた。来年は優勝したい」と意気込んだ。(金額は推定)《共同通信》

【サッカー・W杯】

サッカーのワールドカップ(W杯)第10日は29日、アルホルなどで1次リーグ第3戦が行われ、A組はオランダとセネガルが16強による決勝トーナメント進出を決めた。

オランダは敗退が決まっていた開催国カタールを2―0で下し、勝ち点7で同組1位。カタールは3連敗の同0で大会を終えた。セネガルはエクアドルに2―1で競り勝ち、勝ち点6で2位通過。エクアドルは同4の3位で敗退した。《共同通信》

サッカーのFIFAワールドカップ(W杯)は29日、グループリーグB組の米国代表が1―0でイラン代表に競り勝ち、決勝トーナメントに進出した。

米国は38分、ゴール前で頭での折り返しに飛び込んだプリシックが右足で押し込んで先制。この1点を守り切り、今大会初勝利でグループリーグ突破を決めた。

イランは再三のチャンスを生かせず、B組3位で敗退となった。《読売新聞》

【東京株式市場】

29日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。中国での新型コロナウイルス感染再拡大や、厳しい行動制限を課す「ゼロコロナ」政策継続に伴う中国経済減速への懸念が相場の重荷となった。自動車や半導体など幅広い銘柄で売り注文が優勢だった。

終値は前日比134円99銭安の2万8027円84銭。東証株価指数(TOPIX)は11.34ポイント安の1992.97。出来高は約11億5665万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内では29日、新型コロナウイルス感染者が新たに12万9903人確認された。死者は228人で、重症者は前日から12人増えて334人となった。

東京都では1万4680人の新規感染者が判明し、前週の同じ曜日から1922人増えた。5日連続で1週間前を上回り、直近1週間の平均新規感染者は前週比21%増の1万827人だった。

大阪府では6646人の感染を確認。前週の同じ曜日から510人増えた。《読売新聞》

【中国】抗議活動に強硬姿勢

中国の習近平指導部は厳格なコロナ対策への抗議行動拡大を受けて29日、デモを許容しない姿勢を鮮明にした。平和的デモを支持する欧米の懸念をよそに、大量の警察を動員して市民の動きを封じ込め、参加者を連行。共産党機関紙は「ゼロコロナ」政策を継続すると改めて強調した。 習指導部は、批判が一党支配へ向かい、政治運動に発展するのを強く警戒。デモの抑え込みと同時に感染対策の「やり過ぎ」を抑制し、不満の解消も図る構えだ。 学生らが再び抗議行動に参加しないよう、当局は脅しや圧力を強化しているようだ。「友人が警察に連れ去られた」といった相談が弁護士に相次いでいる。

中国の習近平指導部は治安維持に関する会議を開き「敵対勢力の浸透、破壊活動や社会秩序を乱す違法な犯罪行為を法に基づき断固取り締まる」との方針を確認した。国営通信新華社が29日伝えた。厳しい新型コロナウイルス対策に抗議する活動が拡大したことを念頭に、政府批判を強硬に抑え込む姿勢を示したとみられる。

中国で1989年に民主化要求運動を武力弾圧した天安門事件が起きた際、当局は国内外の「敵対勢力」が扇動したと主張。中国指導部はその後も、デモや政府批判の動きを「敵対勢力」と結び付けて取り締まる口実としてきた。《共同通信》

【シンガポール】男性の同性愛行為、合法に

シンガポール国会は29日、男性同士の性行為を違法とする刑法の条項撤廃案を可決した。政府は国際的な批判に配慮するとともに、優秀な人材を引きつける国家戦略に必要と撤廃の準備をしていた。

刑法の条項は1930年代の英国植民地時代に導入、男性同士の同性愛行為などを禁じていた。ただ同条項は長く適用されていなかった。

一方、同時に可決された憲法改正案では結婚を男女間のものとして国会は結婚制度を保護する必要があると定めた。

政府の閣僚らは多民族国家シンガポールで同性同士の結婚は社会保障制度や社会の在り方に影響が大きいと慎重な見方を示していた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

北大西洋条約機構(NATO)は29日、ルーマニア・ブカレストで外相会合を開き、ロシアがインフラ攻撃を続けるウクライナへの支援強化を約束した。厳寒の冬に備え、破壊された電力網の修復のほか、燃料や発電機、防寒具など殺傷能力がない装備を提供する。会合は30日まで。

外相声明で「ウクライナのインフラへの執拗かつ非良心的な攻撃を含むロシアの侵略は何百万ものウクライナ人から生活に必要な物を奪っている」と指摘。「ウクライナへの支援を強化し、必要な限り継続する」とし、加盟国はエネルギー関連のインフラを修復するとした。《共同通信》



11月29日 その日のできごと(何の日)