令和1293日目

2022/11/13

この日のできごと(何の日)

【日米韓首脳会談】

岸田文雄首相は13日、訪問中のカンボジアで米国のバイデン大統領、韓国の尹錫悦大統領との3カ国首脳会談に臨んだ。北朝鮮が7回目の核実験を行った場合「国際社会の強力で断固とした対応に直面することになる」と警告した。北朝鮮の完全なる非核化に向け、毅然とした対応を行っていくことでも一致した。対北朝鮮で安全保障協力を進めることなどをうたった共同声明を採択した。

経済安全保障に関する3カ国間の対話機構を発足させることも決めた。首相や韓国大統領府が明らかにした。

日米韓首脳会談は6月にスペインで開かれて以来。《共同通信》

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【天皇皇后両陛下】海づくり大会ご出席

兵庫県に滞在中の天皇、皇后両陛下は13日、明石市の市立市民会館を訪れ、第41回全国豊かな海づくり大会の式典に出席された。天皇陛下はあいさつで「海の環境を保全するとともに、水産資源を適切に保護・管理し、次世代に引き継いでいくことは、私たちに課せられた大切な使命だ」とし「海や漁業への理解と関心がさらに深まることを願う」と述べた。

1995年に起きた阪神大震災にも触れ「今日に至るまで、多くの被災者が共に助け合いながら復興を成し遂げ、その経験と教訓を将来にわたって伝え続ける歩みが進められていることに心から敬意を表する」とした。《共同通信》

【皇嗣同妃両殿下】育樹祭ご出席

大分県を訪問中の秋篠宮ご夫妻は13日、大分市の昭和電工武道スポーツセンターで、第45回全国育樹祭の式典に出席された。秋篠宮さまはあいさつで「森林は、二酸化炭素の吸収源や、生物多様性を維持していく場として地球環境を守る上で重要な役割を担っている」と述べた。その上で「国土緑化に力を尽くされている皆さまに敬意を表し、このような活動が一層発展していくことを期待します」とねぎらった。

育樹祭は、皇太子時代の天皇陛下が担った重要地方公務の一つで、代替わりに伴って秋篠宮さまが引き継いだ。コロナ禍で、ご夫妻が現地の式典に足を運ぶのは沖縄県開催だった2019年以来。《共同通信》

【大相撲】

大相撲九州場所初日(13日・福岡国際センター)横綱不在の場所で2大関は明暗が分かれた。貴景勝は小結大栄翔を力強く押し出して快勝したが、5度目のかど番の正代は新小結翔猿に押し出された。先場所覇者の小結玉鷲は逸ノ城の押しに屈して黒星発進。

3関脇は10勝すれば大関に復帰できる御嶽海が明生を押し出し。豊昇龍は琴ノ若を突き落としたが、大関昇進への足固めを狙う若隆景は高安に押し出された。小結霧馬山は宇良を肩透かしで退けた。今場所は定員6976人の観客数に制限を設けずに実施される。《共同通信》

【ゴルフ】

三井住友VISA太平洋マスターズ最終日(13日・静岡県太平洋クラブ御殿場=7262ヤード、パー70)3打差2位から出た31歳の石川遼が5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69で回り、通算8アンダーの272で並んだ星野陸也とのプレーオフを2ホール目で制して2019年12月以来、3年ぶりとなるツアー通算18勝目を挙げた。

今大会は10年、12年に続いて3度目の制覇。賞金4千万円を獲得した。

岩田寛と勝俣陵が通算7アンダーで3位、河本力が6アンダーで5位。前日まで首位だった蝉川泰果は76と崩れて4アンダーの8位だった。比嘉一貴はイーブンパーで19位。

女子ゴルフの山下美夢有(21)が13日、千葉県のグレートアイランド倶楽部で行われた伊藤園レディースで今季4勝目を挙げ、順位に応じて付与されるポイントランキングで1位を確定させ、「女王」に輝いた。21歳103日での決定は、2007年の上田桃子の21歳156日を上回り史上最年少。71で回り、通算12アンダーで逆転した。

昨季までは獲得賞金が女王争いの基準だったが、今季からポイントになった。山下はこの勝利により、残り2戦で逆転される可能性が消えた。

大阪府寝屋川市出身の山下は、躍進が目立つ若手の筆頭格。身長150センチと小柄ながら精度の高いショットが武器。《共同通信》

【競馬】

第47回エリザベス女王杯(13日・阪神11R2200メートル芝18頭、G1)4番人気のジェラルディーナ(クリスチャン・デムーロ騎乗)が2分13秒0で優勝、G1初勝利で重賞2勝目を挙げ、1着賞金1億3千万円を獲得した。C・デムーロ騎手、斉藤崇史調教師はともにこのレース初勝利。

ジェラルディーナは大外から力強い末脚を発揮し、鮮やかに差し切った。1馬身3/4差の2着は同着で5番人気のウインマリリンと12番人気のライラック。1番人気のデアリングタクトは6着だった。《共同通信》

【フィギュアスケート】

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、英国大会最終日は13日、シェフィールドで女子フリーが行われ、1月の四大陸選手権覇者でショートプログラム(SP)首位の23歳、三原舞依(シスメックス)がトップの145.20点をマークし、合計217.43点でGP初優勝を果たした。

イザボー・レビト(米国)がSP、フリーともに2位の合計215.74点で、第1戦スケートアメリカに続く2位。

英国でのGPは初めて。中国杯が新型コロナウイルスの影響で中止となり、代替地に選ばれた。《共同通信》

【スピードスケート】

スピードスケートのワールドカップ(W杯)第1戦最終日は13日、ノルウェーのスタバンゲルで行われ、女子1000メートルで北京冬季五輪金メダルの高木美帆(日体大職)は1分16秒41で3位だった。ユタ・レールダム(オランダ)が1分15秒61で優勝した。

男子1000メートルは、北京五輪代表の小島良太(エムウェーブ)が1分9秒31で3位に入り、山田将矢(ウェルネット)が4位、野々村太陽(専大)が8位。ジョーダン・ストルツ(米国)が1分8秒73で勝った。《共同通信》

【BMX】

自転車の都市型種目の世界選手権は13日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行われ、BMXフリースタイル・パーク決勝で男子は東京五輪代表の中村輪夢(ウイングアーク1st)が93.80点で日本勢初優勝を果たした。女子で同五輪代表の大池水杜(ビザビ)は75.40点の8位だった。ハナ・ロバーツ(米国)が87.20点で3連覇した。

今大会のパークは2024年パリ五輪の予選を兼ねる。日本は男女とも、同年3〜6月に行われる五輪予選シリーズの総合6位以内にアジア選手が入らなかった場合の五輪出場枠を確保した。《共同通信》

【COVID-19】

国内で13日、新たに6万8410人の新型コロナウイルス感染者が報告された。1週間前から2千人以上増えた。内訳は、東京6922人、北海道5658人、神奈川4452人、愛知3877人など。死者は、北海道6人、福島と東京、岐阜がそれぞれ4人など計45人だった。

厚生労働省によると、重症者は前日から8人増え232人だった。《共同通信》

【岸田文雄首相】中国を名指し批判

東南アジア諸国連合(ASEAN)と日米中韓ロなど計18カ国が参加する東アジアサミットが13日、カンボジアの首都プノンペンで開かれた。岸田文雄首相は「東シナ海では中国による日本の主権を侵害する活動が継続・強化されている」と中国を名指しで批判。台湾海峡の平和と安定が「地域の安全保障に直結する重要な問題だ」と強調した。

中国軍が8月、台湾周辺での軍事演習時に日本の排他的経済水域内に弾道ミサイルを撃ち込んだことにも言及した。

中国国営メディアによると、李克強首相はサミットで「中国は平和的発展の道を歩む」と強調した。《共同通信》

【日米首脳会談】

岸田文雄首相は13日、カンボジア・プノンペンで、バイデン米大統領と会談した。中国の軍事力拡大や北朝鮮の核・ミサイル開発を念頭に安全保障環境が厳しさを増しているとして、日米同盟の抑止力強化を進めることで合意した。岸田氏は日本の防衛力強化に向け、防衛費の相当な増額に必要な財源を確保する決意を伝え、バイデン氏から強い支持を得た。会談時間は約40分間。

会談では、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けた連携推進を申し合わせた。ロシアによるウクライナ侵攻に関しては、核兵器による威嚇や使用は断じて受け入れられないとの認識で一致した。《共同通信》

【日韓首脳会談】

岸田文雄首相は13日、カンボジア・プノンペンで韓国の尹錫悦大統領と会談した。日韓首脳の正式会談は約3年ぶり。両国関係の改善への協力を確認。元徴用工訴訟問題で外交当局間の協議が加速している状況を踏まえ、早期解決を図る方針で合意した。北朝鮮の核・ミサイルに対応するため日米韓の安全保障協力を強化することで一致した。自由で開かれたインド太平洋の実現に向けた連携も確認した。

中国を「最も重大な戦略的競争相手」と位置付け民主主義国の結束を図るバイデン米政権の意向を踏まえ、日韓両国は法の支配やルール順守といった国際秩序維持へ米国との協力を進める。《共同通信》

【トルコ・イスタンブール】繁華街で爆発

トルコ最大都市イスタンブール中心部の繁華街で13日午後、爆発があり、エルドアン大統領は「爆弾攻撃」で6人が死亡、53人が負傷したと明らかにした。記者団に語った。政府に近い地元紙サバハは、検察当局がテロの疑いがあるとみて捜査を開始したと伝えた。

現場はイスタンブール中心部のイスティクラル通り。観光客が多く集まり、人通りが多い。在イスタンブール日本総領事館は、これまでのところ邦人被害の情報は入っていないと明らかにした。

メディア規制・監督機関のラジオ・テレビ高等機構は、爆発に関する報道を一時的に禁止すると発表した。 《共同通信》



11月13日 その日のできごと(何の日)