令和1244日目

2022/09/25

この日のできごと(何の日)

【プロ野球・ヤクルト】セ・リーグ2連覇

プロ野球ヤクルトは25日、東京都新宿区の神宮球場で行われた2位DeNAとの対戦に1―0でサヨナラ勝ちし、2年連続9度目のセ・リーグ優勝を決めた。連覇は1992、93年以来で2度目。2年連続最下位からの2連覇はプロ野球史上初めて。

高津臣吾監督(53)は就任3年目で2度目の制覇。打線の中軸を打つ村上宗隆内野手(22)がチームを引っ張り、シーズン途中から首位を譲らなかった。チームはクライマックスシリーズ(CS)には10月12日開始のファイナルステージから出場し、球団史上初の2年連続日本一を目指す。

リーグ2連覇を決めたヤクルトの山田は25日、歓喜の輪の中で涙を流した。「一番はほっとしたというか、すごい苦しかったけど何とか目標を達成できて良かった」と主将の務めを果たして安堵した。中軸を組んだ村上と目が合うとさらに涙があふれ、大きな胸に飛び込んだ。

三回2死で今永から左中間へチーム初安打となる二塁打を放ち、二塁の守備でも五回1死二塁で打球を処理して三塁へ送球し、二塁走者をアウトにする好プレーを見せた。「他の選手にもカバーしてもらって勝てた。みんなに感謝したい」と最後は満面の笑みを見せた。《共同通信》

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【プロ野球・25日】

ソ10―0ロ

ソフトバンクが快勝した。三回に2点を先取し、四回に甲斐の1号3ラン、五回は中村晃が2戦連発となる7号3ランを放ち、七回も加点した。千賀が6回無失点で11勝目。ロッテは投打で振るわず、2試合連続の零敗を喫した。

日0―6楽

楽天が連敗を3で止めて3位に浮上した。五回に山崎の適時二塁打と小深田の適時三塁打で2点を先制し、八回に辰己のソロなど5安打を集め4点を加えた。辛島が7回1安打無失点で6勝目。日本ハムは打線が1安打と沈黙した。

日本ハムは25日、高校出新人3投手が1軍デビューを果たした。ドラフト1位の達は3回、同5位の畔柳は1回をそれぞれ無得点に抑え、同7位の松浦は1回2失点で黒星を喫したが最速153キロを計測。新庄監督は「来年面白いなという3人」と満足顔だった。

開幕前の宣言通り、故障中の新外国人ガントを除いた支配下選手全員が1軍で出場した。新庄監督は「約束は守りますよ」と笑い、残り試合でも選手の力量チェックに目を光らせる。

中7―1巨

中日が効果的にリードを広げた。三回までに土田と木下の適時打で2点を先行し、五回は木下の2点打などで3点、六回にも2点を追加した。大野雄は六回途中まで1失点で8勝目を挙げた。巨人は菅野が五回途中まで4失点と崩れた。

ヤ1―0D

ヤクルトがサヨナラ勝ちで2連覇を決めた。0―0の九回1死二塁から丸山和が適時二塁打を放った。小川が6回無失点と試合をつくり、石山、清水、マクガフも得点を許さなかった。DeNAは力投の今永を援護できなかった。《共同通信》

【大相撲】

大相撲秋場所千秋楽(25日・両国国技館)平幕玉鷲が高安を押し出し、13勝2敗で2度目の優勝を果たした。37歳10カ月での制覇は年6場所制となった1958年以降で最年長。21場所ぶりの賜杯で、史上5番目に長い間隔が空いた。初優勝を逃した高安は11勝4敗。

関脇以下で2度優勝は2020年7月場所の照ノ富士以来9人目。平幕優勝は先場所の逸ノ城に続く35度目となった。1場所15日制が定着した49年夏場所以降で初の4場所連続12勝以下の優勝は免れた。

貴景勝は正代との大関対決を制して10勝5敗。正代は4勝11敗で来場所は5度目のかど番。御嶽海も4勝11敗だった。 《共同通信》

【ゴルフ】

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子最終日(25日・宮城県利府GC=6491ヤード、パー72)21歳の山下美夢有が2バーディー、1ボギーの71で回り、通算18アンダーの198として初日からの首位を守り切る完全優勝で今季3勝目を挙げた。通算4勝目で賞金1260万円を獲得。

竹田麗央と三ケ島かながともに68をマークし5打差の2位となった。吉田優利と上野菜々子が通算10アンダーの4位。前週優勝の尾関彩美悠は16位、前年覇者の西村優菜は27位だった。

パナソニック・オープン最終日(25日・兵庫県小野東洋GC=7113ヤード、パー72)首位タイで出た21歳のアマチュア、蝉川泰果(東北福祉大)が8バーディー、2ボギーの66をマークし通算22アンダー、266で優勝した。男子ツアーのアマ優勝は倉本昌弘、石川遼、松山英樹、金谷拓実、昨年のこの大会の中島啓太に続き史上6人目。

蝉川は後半に5連続を含む6バーディーを奪い混戦を抜け出した。

4位から66で回った岩崎亜久竜が1打差2位だった。通算19アンダーの桂川有人が3位、18アンダーの久常涼が4位に入った。 《共同通信》

【全国高校生手話パフォーマンス甲子園】

手話を用いた演劇や歌で表現力や正確性を競う第9回「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」が25日、鳥取県倉吉市で開かれた。埼玉県立の坂戸ろう学園と大宮ろう学園の合同チームが、日本で手話が禁じられていた時期を題材にした創作劇を披露し、同県勢として初優勝した。

60チームによる予選を勝ち上がった12県の15チームが出場。準優勝は、童話劇「青い鳥」を基に平和や幸せを表現した奈良県立ろう学校。3位は、手話言語条例を取り上げた愛媛県立松山聾学校だった。

埼玉県の合同チームは20世紀前半以降の日本を舞台に、ろう者が苦難を乗り越えていく姿を詩の朗読を交えながら表現した。

鳥取県を訪問中の秋篠宮家の次女佳子さまは25日、倉吉市の多目的ホール「倉吉未来中心」を訪れ、第9回全国高校生手話パフォーマンス甲子園を視察された。開会式で手話を交えてあいさつし「この大会を通して、手話言語に対する理解がより一層深まり、誰もが安心して暮らすことのできる社会につながっていくことを願っております」と述べた。

高校生たちの劇やダンスに客席から笑顔で拍手。大会終了後、優勝した埼玉県の坂戸ろう学園と大宮ろう学園の合同チームの生徒らと手話で懇談し、佳子さまは「本当に素晴らしいパフォーマンスを見せていただいて、とてもうれしかったです」と声をかけていた。《共同通信》

【マラソン】

男子マラソンで五輪2連覇中のエリウド・キプチョゲ(37)=ケニア=が25日、ベルリンで開催されたベルリン・マラソンで、2時間1分9秒の世界新記録をマークして優勝した。自身が2018年のこの大会で出した記録を30秒更新した。

序盤からハイペースでレースを進め、中盤から独走した。13年に初マラソンを走って以来、出場17戦で15勝となり、第一人者として改めて強さを見せつけた。19年には特別レースで非公認ながら史上初の“2時間切り”も達成している。《共同通信》

【COVID-19】

国内で25日、4万6788人の新型コロナウイルス感染者が報告された。1週間前から約1万7千人減少した。都道府県別では東京5621人、大阪4549人、愛知3480人。死者は東京9人、京都6人、愛知5人など49人が確認された。

厚生労働省によると、重症者は239人で前日から1人増えた。

沖縄や福岡などで過去に公表した感染者を取り下げた。《共同通信》

【静岡市清水区】断水続く

台風15号に伴う記録的豪雨から2日が経過した25日、静岡県内各地で相次いだ土砂崩れや浸水被害の深刻さが浮き彫りとなった。大規模な断水が長期化する恐れがある静岡市清水区では、市民生活に影響が出ている。中山間地の復旧も進まず、静岡市葵区の藁科川支流沿いでは寸断された道路が新たに確認された。3連休の最終日、静岡市や磐田市などで床上浸水などの被害に遭った施設や家屋では、住民が後片付けに追われる姿も見られた。

断水が続く静岡市清水区ではトイレや風呂に入れない市民から「生活ができない」との悲痛な声が聞かれ、体調を崩し救急搬送を余儀なくされる人も増えている。操業に支障を来す商業施設や食品会社もあり、長引く断水は住民の生活や経済活動を直撃している。

同区折戸の清水海上技術短期大寮では約110人の学生が生活。宮野将之校長は「トイレも入浴も洗濯もできない。インフラ整備に問題はなかったか」などと語った。

巴川河口では国土交通省清水港湾事務所が備蓄飲料水を計約600リットル配布。約300本の飲料水は30分ほどで無くなった。主婦(38)は「水がないと満足なメニューの食事も作れない」と困惑した。

エスパルスドリームプラザは25日、断水の影響で休業。村上直矢取締役は「客が来てもトイレなどのサービスを提供できない。一日でも早く復旧を」と語った。8月開設のレストラン兼宿泊施設「ウラレナ」では誕生日などの予約客のためだけに店を開けた。併設する宿泊施設も経営する合志明倫さん(48)は「防災上の問題もあり、復旧なしで本格営業は再開できない」と苦しそう。

JR清水駅の商店街では、断水のため店舗に流れ込んだ巴川の土砂の清掃が進んでいない。松永ふとん店では、従業員らが布団を外に干して乾かし、モップを使い店内に残った水を掃き出した。

区内の食品会社では調味液に使う水道水が確保できず、27日以降の加工作業が見通せない。下請けした数十万個、数千万円分が製造できない可能性がある。幹部は「断水が続けば100人近い従業員も休みにせざるを得ない」などと話す。

田辺信宏市長は25日、断水の原因になっている興津川の取水口など被災現場を視察。報道陣の取材に「断水、停電、集落の孤立などで被災されている方への生活支援に全力を挙げる」と述べた。

市消防局によると、25日の午後9時時点の管内3市2町の救急搬送は117件。このうち清水区内は約3割の35件を占めた。給水の順番を待つ高齢者が倒れるケースもみられた。《静岡新聞》

【公明党】山口代表を正式選出

公明党は25日午後、党大会を東京都内のホテルで開いた。15日告示の代表選に立候補を唯一届け出た山口那津男代表(70)を正式に選出した。石井啓一幹事長(64)を再任し、政調会長に高木陽介選対委員長(62)を承認。選対委員長に西田実仁参院議員会長(60)を起用することも決定し、新執行部体制がスタートする。2009年に代表となった山口氏は異例の8期目となる。

代表選出後、山口氏は「新たな役員一同、結束して戦い抜く。岸田政権を全力で支えていく」と述べた。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは25日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はミネアポリスでのツインズ戦に「3番・指名打者」でフル出場し、5打数2安打1打点で、メジャーで自己最長に並ぶ11試合連続安打をマークした。チームは10―3で大勝した。

ブルージェイズの菊池はレイズ戦で7―1の九回に5番手として登板し、1回無安打無失点だった。チームはそのまま勝った。ア・リーグ中地区で、ガーディアンズが4年ぶりの地区優勝を決めた。《共同通信》

【池永正明さん】死去

プロ野球西鉄ライオンズ(現西武)のエース右腕として活躍しながら八百長問題「黒い霧事件」で35年にわたり永久失格処分(2005年に処分解除)を受けた池永正明さんが25日、がんのため死去した。関係者が明らかにした。76歳。 山口県豊北町(現下関市)出身。下関商高では2年生エースとして1963年春の選抜大会で優勝、同年夏の全国選手権準優勝に貢献。同高から65年に西鉄に入団して20勝を挙げ新人王を獲得すると、67年には23勝で最多勝に輝いた。

5年目の69年10月に「黒い霧事件」が発覚。野球賭博に絡んだ八百長疑惑が浮上し、70年5月、「八百長の誘いを拒否する明確な意思表示を認めがたい」として永久失格処分を受け、球界から永久追放された。池永さんは一貫して「八百長は誓ってしていない」と訴えていた。通算成績は238試合に出場し、103勝65敗、防御率2・36だった。

処分から35年後の05年、支援者らの嘆願書提出などもあって、野球協約にそれまでなかった処分解除規定が設けられ、復権が認められた。池永さんは当時、「私には野球しかありません」と語っていた。

池永さんは球界追放後、福岡市の繁華街・中洲で07年までスナックを経営。処分解除後は、プロ野球公式戦の始球式やテレビ中継の解説、社会人野球チームの監督などを務めた。《毎日新聞》



9月25日 その日のできごと(何の日)