令和1223日目

2022/09/04

この日のできごと(何の日)

【宇高連絡船】一日限りの復活

鉄道連絡船として岡山県玉野市の宇野港と香川県の高松港を結び、34年前に廃止された「宇高連絡船」が4日、1往復限りで復活した。かつての急行列車を走らせるJR西日本のイベントと連動するかたちで、玉野市の連絡船愛好者らが中心となって実施した。

約500人を乗せて午前11時45分ごろに宇野港を出発。高松港で折り返し、午後2時55分ごろに宇野港へ戻った。

宇高連絡船は、本州と四国の鉄道路線を1910年からつないでいたが、瀬戸大橋が開通した88年に廃止となった。その後民間のフェリー会社が「宇高航路」として運航し、2019年に終了となっている。《共同通信》

1960年から80年まで玉野市と関西圏を結んだ、旧国鉄の急行「鷲羽」を再現した特別列車が4日、JR姫路駅と宇野駅間で運行された。1910年に就航し、88年に廃止された宇高連絡船に見立てたフェリーも同市・宇野港と高松市・高松港を34年ぶりに1往復。かつて本州と四国をつないだ基幹交通が1日限りで復活した。

鷲羽の運行は、JR西日本と岡山県などが展開する大型観光企画・岡山デスティネーションキャンペーンの一環。これに合わせ、玉野市内の愛好家グループが宇高連絡船の運航を実現させた。

午前8時31分に姫路駅を出発した鷲羽は約200人を乗せ、同11時10分に宇野駅に到着。旧国鉄時代に製造された115系車両(6両編成)の姿を捉えようと、待ち構えていた多くの鉄道ファンらが盛んにカメラのシャッターを切っていた。

宇高連絡船は、船体が白、煙突がオレンジなど共通点が多い四国汽船(香川県直島町)のカーフェリー「せと」をチャーター。約500人が乗り込み、同11時45分に出港。乗客は紙テープを投げたり、手を振ったりして、往時のにぎわいを再現した。

急行と連絡船を乗り継いだ会社員(31)=香川県宇多津町=は「いずれも私が生まれる前に現役だった乗り物。とても貴重な体験ができた」と話していた。《山陽新聞》

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【プロ野球・4日】

ソ1―4西

西武が連敗を3で止めた。七回に外崎の2ランで先制し、さらに森の適時打などで2点を加えた。エンスが6回無失点で10勝目、増田が29セーブ目を挙げた。ソフトバンクは千賀が七回に打ち込まれ、打線も1点のみに終わった。

楽2―8日

日本ハムが大勝した。加藤がテンポ良く8回を投げ、6安打無失点で6勝目を挙げた。三回に谷内の2点二塁打で先制し、六回以降は宇佐見の2点二塁打、万波の2本の適時打などで効果的に加点した。楽天は早めの継投が裏目に出た。

ロ2―5オ

オリックスが3連勝。二回に伏見の適時打、西村の2点二塁打で3点を先制。五回に頓宮の2ランで加点した。宮城が六回途中5安打2失点で2年連続2桁勝利の10勝目を挙げた。ロッテは3連敗。小島が5回5失点で10敗目を喫した。

広7―0D

広島が大勝で3連戦3連勝。四回に玉村の適時打と暴投で2点を先制し、七回に失策と坂倉の満塁本塁打で5点を奪って突き放した。玉村は6回を4安打無失点で2勝目を挙げた。DeNAは3試合連続の零敗を喫した。

神0―2巨

巨人が0―0の七回に中田の17号2点本塁打で均衡を破り、5投手による無失点リレーで勝った。赤星は制球がさえ、六回まで投げて6月9日以来の4勝目。阪神は相手を上回る7安打でもつながりを欠き、西純の好投を生かせなかった。

ヤ3―6中

中日は一回にビシエドの適時打で先制し、二回は内野ゴロの間に加点。六回は土田の2点打など5安打を集めて4点を奪った。先発の高橋宏は六回途中を3失点で5勝目。ヤクルトは村上の51号2ランで追い上げたが、及ばなかった。

ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が4日、神宮球場で行われた中日21回戦の六回に今季51号となる2ランを放ち、1964年に王貞治(巨人)が記録した日本選手最多のシーズン55号にあと4本とした。2002年に松井秀喜(巨人)がマークした50本は上回った。

歴代最多は13年のバレンティン(ヤクルト)の60本で、2位は王、01年のローズ(近鉄)、02年のカブレラ(西武)の55本。5位が1985年のバース(阪神)の54本で、63年の野村克也(南海=現ソフトバンク)と85年の落合博満(ロッテ)が52本で続く。《共同通信》

【ゴルフ】

ゴルフ5レディース最終日(4日・千葉県ゴルフ5カントリーオークビレッヂ=6465ヤード、パー72)10位で出た24歳のセキ・ユウティン(中国)が1イーグル、8バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの66で通算12アンダーの204とし、昨年覇者の吉田優利とのプレーオフを制してツアー初優勝を果たした。

プレーオフ2ホール目でバーディーを奪って決着させ、優勝賞金1800万円を獲得した。

1打差の3位が堀琴音と菅沼菜々、通算10アンダーの5位が小祝さくらと勝みなみ。前週優勝の稲見萌寧は7アンダーで13位だった。

フジサンケイ・クラシック最終日(4日・山梨県富士桜CC=7541ヤード、パー71)3位から出たツアー2年目の23歳、大西魁斗が逆転でツアー初優勝を決めた。6バーディー、3ボギーの68で回り、通算11アンダーの273で並んだ朴相賢(韓国)とのプレーオフに突入。大西は1ホール目でバーディーを奪い、パーの朴を振り切り賞金2200万円を獲得した。

岩田寛が1打差の3位で、堀川未来夢がさらに1打差の4位だった。石川遼、木下稜介、岩崎亜久竜が通算8アンダーで5位となった。《共同通信》

【F1】

自動車のF1シリーズ第15戦、オランダ・グランプリ(GP)は4日、オランダのザントフォールトで決勝が行われ、9番手からスタートしたアルファタウリの角田裕毅はリタイアした。レース中盤にマシンのトラブルで車を止めた。

レッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が4連勝で今季10勝目、通算30勝目を挙げた。2位にメルセデスのジョージ・ラッセル(英国)、3位にフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が続いた。《共同通信》

【バドミントン】

バドミントンのジャパン・オープン最終日は4日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で各種目の決勝が行われ、女子シングルスで世界選手権2連覇の山口茜(再春館製薬所)は安洗塋(韓国)に2―0で完勝し、前回2019年大会に続く3度目の優勝を果たした。

男子シングルスは28歳の西本拳太(ジェイテクト)が周天成(台湾)に2―1で競り勝ち初優勝した。混合ダブルスの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)はデチャポン・プアバラヌクロ、サプシリー・タエラッタナチャイ組(タイ)に1―2で敗れた。《共同通信》

【COVID-19】

国内で4日、新たに10万7803人の新型コロナウイルス感染者が報告された。1週間前の同じ曜日から約5万人減った。内訳は東京9635人、大阪7581人、愛知6809人など。死者は東京31人、大阪20人、埼玉16人など計216人だった。

厚生労働省によると、重症者は前日から17人増え523人だった。

青森や秋田などで過去の感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【楽天モバイル】通信障害

楽天モバイルは4日、通信障害が同日午前11時ごろから午後1時25分ごろまで約2時間半にわたり発生したと明らかにした。携帯電話の音声通話とインターネット閲覧などのデータ通信が利用しづらくなった。通信ネットワークを構成するシステムに不具合が起きたことが原因という。障害の詳しい状況や影響人数などを調べ、総務省に報告する見通しだ。

楽天モバイルは、障害の復旧後もデータ通信が使いづらい利用者は携帯の端末を再起動するように呼びかけている。 楽天モバイルは「お客さまにご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます」としている。《共同通信》

【ドイツ】9兆円の家計支援

ドイツの連立政権は4日、ロシアからの天然ガス輸送量の大幅減などに伴う物価高騰に対し、家計の負担軽減策として総額650億ユーロ(約9兆円)の経済支援を実施することで合意したと発表した。年金受給者や学生への一時金支給のほか、子ども手当の増額や住宅手当の拡大などを盛り込んだ。

ショルツ首相は同日の記者会見で、多くの国民が不安を抱えているとし「私たちは人々の不安を非常に真剣に受け止めている」と強調した。支援により「この危機を乗り越え、国を安全に導く」とも述べた。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

東部、南部で死傷者

ウクライナ東部ドネツク州のキリレンコ知事は4日、ロシア側による3日の攻撃により、州内で民間人4人が死亡し、2人が負傷したと表明した。南部ミコライウ州のキム知事は4日、州内の民家をロシアが3日にミサイルで攻撃し、子ども1人が死亡、子ども3人を含む4人が負傷したと発表した。

ウクライナ検察当局によると、東部ハリコフでは4日、ロシアのミサイル攻撃により飲食店街で大規模な火災が起きた。《共同通信》

東・南部3集落を奪還

ウクライナのゼレンスキー大統領は4日のビデオ声明で、激戦が続く東部と南部で計三つの集落をロシア軍から取り返したと表明した。ウクライナ軍は8月末以降、南部ヘルソン州での奪還作戦を本格化するなど、反撃の勢いを加速させている。

ゼレンスキー氏は、ロシア軍が7月に全域制圧を宣言した東部ルガンスク州と隣接するドネツク州にまたがる地域で「よい前進があった」と指摘。砲撃の拠点となる高地を奪還したと述べた。

ロシアが2014年に強制編入したクリミア半島についても言及し「すべての領土、すべての人々を解放する」と強調し、徹底抗戦の意思を改めて示した。《共同通信》

【カナダ】刃物襲撃、10人死亡

カナダ中部サスカチワン州の先住民居住区など複数の場所で4日、刃物を持った2人の男が住民らを次々と襲い、警察当局によると10人が死亡、15人が病院に搬送された。犠牲者の一部は無差別に襲われた可能性があり、警察が男2人の行方を追っている。動機は明らかにされていない。

現場は、同州中部サスカトゥーン市北東部にある先住民居住区ジェームズ・スミス・クリー・ネーションと、ウェルドン村内の計13カ所。カナダメディアによると、車で移動しながら屋内に押し入るなどして殺害したとみられる。

トルドー首相は「恐ろしく、悲痛な出来事だ」とツイッターで語った。《共同通信》

カナダ中部サスカチワン州の先住民居住区などで2人の男が住民らを刃物で次々に襲い10人が死亡した事件で、警察は5日、2人のうち1人が別件での条件付き釈放中に姿をくらまし、5月から行方を追っていたと明らかにした。捜査当局は同日、容疑者2人を殺人などの疑いで訴追したと発表した。カナダ放送協会(CBC)が伝えた。

2人はマイルス・サンダーソン容疑者(30)とダミアン・サンダーソン容疑者(31)で、逃走を続けており、大規模な捜索が継続。CBCによると、マイルス容疑者は以前、別件の傷害罪などで服役していた。《共同通信》



9月4日 その日のできごと(何の日)