令和1190日目

2022/08/02

この日のできごと(何の日)

【米・ペロシ下院議長】台湾訪問

アジア歴訪中のペロシ米下院議長が2日夜、専用機で台湾入りした。現職下院議長の訪台は1997年のギングリッチ氏以来25年ぶり。3日に蔡英文総統と会談する。中国は対抗措置を警告し軍が台湾周辺の6カ所の空・海域で実弾射撃を伴う軍事演習を4〜7日に実施すると発表した。米海軍は周辺海域に空母打撃群を派遣、台湾軍も警戒態勢を強化するなど軍事的緊張が高まった。

航空機追跡の民間ネットワークによると、ペロシ氏の専用機は台湾に向かう際、中国が領有権と管轄権を主張する南シナ海を大きく迂回した。

新華社電によると中国外務省は米国に対する「強烈な抗議」を表明した。《共同通信》

新華社電によると、中国外務省は2日夜、ペロシ米下院議長の台湾訪問を受け、米国に対して「強烈な抗議」を表明した。台湾周辺の6カ所の空・海域で軍事演習を4〜7日に実施することも発表。対抗措置であることは間違いない。中国メディアは国民の「愛国心」をあおっている。

中国外務省は「中米関係の政治基盤に深刻な打撃を与え、中国の主権と領土の保全を侵犯した」とペロシ氏を強く非難。「台湾は中国領の不可分の一部分だ」と主張した。4日からの演習は、台湾を取り囲むような形で実施する。

米要人の訪台は、中国にとって「内政干渉」に当たる。

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【日本列島】猛暑225地点

日本列島は2日、西日本や東日本を中心に高気圧に覆われた。気象庁によると、午後7時現在、全国914観測点のうち30度以上の真夏日となったのは658地点、35度以上の猛暑日はうち225地点。埼玉県越谷市と甲府市ではそれぞれ39.5度を観測した。3日も厳しい暑さが予想され、熱中症に厳重な警戒が必要だ。 2日は他に、静岡県川根本町で39.0度、埼玉県の熊谷市と鳩山町、東京都青梅市で38.9度、栃木県佐野市、岐阜県の多治見市と揖斐川町で38.8度を観測した。東京都心も35.9度まで上がった。 気象庁などは2日、37都府県と奄美に「熱中症警戒アラート」を発表した。《共同通信》

【長岡まつり大花火大会】

新潟県長岡市で2日、日本三大花火大会の一つとされる「長岡まつり大花火大会」が開かれた。新型コロナウイルスの影響で中止が続き、3年ぶりの開催となった。

夜空に直径650メートルの大輪の花を咲かせる「正三尺玉」や、2004年の中越地震からの復興を願って打ち上げられる「フェニックス」などが披露されると、川沿いを埋めた観客から拍手が上がった。3日も開催する。

市によると、花火大会は1879年に始まり、戦時中の中断期間を経て1947年に再開した。2019年には過去最多の108万人が訪れた。《共同通信》

【プロ野球・2日】

ヤ5―0中

ヤクルトは村上の2本塁打、3打点の活躍で快勝した。一回は前を打つ山田との2者連続のソロ、三回は2ランを放った。援護を受けた高橋は7回を無失点で7勝目を挙げた。中日は柳が5失点と崩れ、チームの連勝が3で止まった。

プロ野球ヤクルトの村上宗隆内野手(22)が2日、東京都新宿区の神宮球場で行われた中日14回戦で一、三回に本塁打を放ち、プロ野球史上初となる5打席連続本塁打をマークした。これまでは4打数連続(四死球を挟んでの達成を含む)が最長で、王貞治(巨人)、バース(阪神)ら20人が通算21度記録していた。

7月31日の阪神戦を3打席連続本塁打で終えて試合を迎え、第1打席に柳裕也投手から右越えに38号ソロを放った。三回は再び柳投手から左中間に39号2ランを運んだ。

村上内野手は熊本・九州学院高から2018年にドラフト1位で入団。2年目に新人王、昨季は本塁打王に輝いた。

D5―2広

DeNAが連敗を3で止め、3位に浮上した。同点の三回に大和、嶺井、桑原の連続適時打で3点を勝ち越した。今永が6回2失点で5勝目、山崎は21セーブ目を挙げた。広島は5連敗で4位に後退した。森下は4回5失点で6敗目。

巨3―6神

阪神が逆転勝ちした。2―3の六回に佐藤輝の適時打で追い付いて七回に代打北條の犠飛で勝ち越し、九回に梅野の2点打で加点。青柳は6回4安打3失点で12勝目、岩崎は23セーブ目を挙げた。巨人は13日ぶりの試合で精彩を欠いた。

西4―2オ

西武が逆転勝ち。1―2の八回に源田が同点打を放ち、栗山の押し出し四球と呉念庭の適時内野安打で2点勝ち越した。高橋が八回途中2失点と粘り、代わった佐々木が3勝目。オリックスは継投が決まらず、連勝が5で止まった。

日6―5ソ

日本ハムが連敗を2で止めた。一回、近藤の3号2ランで先制。同点の三回は佐藤の1号ソロなどで2点を勝ち越し、六回に郡の2号2ランで突き放した。伊藤が七回途中4失点で9勝目。ソフトバンクは石川が6回6失点と乱れた。

楽4―6ロ

ロッテが連敗を4で止めて勝率5割に戻った。一回に中村奨の2ランなどで3点を先行し二回にレアードの適時打、五回に岡と荻野の犠飛で加点。ロメロは6回3失点で8勝目、益田が24セーブ目。楽天は則本が4回4失点と崩れた。《共同通信》

【秋篠宮皇嗣同妃両殿下、悠仁親王殿下】総文祭ご視察

秋篠宮ご夫妻と長男悠仁さまは2日、東京都内で開催中の全国高校総合文化祭(総文祭)の会場を訪れ、小倉百人一首かるた部門や、美術・工芸などの部門を見て回られた。宮内庁によると、ご夫妻が総文祭の各部門を現地で視察するのは2019年以来で、悠仁さまが同行するのは初めて。

墨田区総合体育館では、小倉百人一首かるた部門の競技かるたを観覧した。競技は、団体戦で計80人が並んで座り、午前9時半ごろから1時間以上に及んだ。高校生たちが札を奪い合う熱戦を、ご夫妻と悠仁さまは観客席から静かに見守った。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染21万1058人

国内で2日、新たに21万1058人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前から1万4千人余り増えた。山形や静岡など13県で過去最多を更新。死者は計143人の報告があり、流行「第7波」で最多となった。

感染者の都道府県別は東京3万842人、大阪2万5134人、愛知1万6923人、神奈川1万2565人など。死者は大阪23人、神奈川13人、愛知12人など。厚生労働省によると、重症者は464人で前日から36人増えた。

内閣官房は2日、新型コロナ患者向け病床の使用率(1日時点)が、神奈川など24都府県で、病床逼迫の目安とされる50%以上になったと発表した。

専門家有志、コロナ全数把握の見直しを提言

今後の新型コロナウイルス感染症対策を巡り、政府対策分科会の尾身茂会長ら専門家有志は2日、感染者の全数把握の見直しや、診療する医療機関の拡大などの対策緩和を2段階で進める必要があるとの提言を公表した。法改正による抜本的な対策見直しも視野に、医療の逼迫を抑えつつ、社会経済活動を続けられる体制を目指す。

尾身氏は会見で対策の見直しについて「感染が収まってからやるというのは、今の状況にはふさわしくない」と述べ、早急な対応を求めた。

医療機関の対応はどの段階かにかかわらず、一般の診療所で基本的な治療や相談に対応できるようにする。入院できる施設も増やしていく。《共同通信》

【東京株式市場】

2日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。ペロシ米下院議長が台湾を訪問するとの観測から米中対立が激化するとの見方が広がり、リスクを回避する売りが優勢となった。

終値は前日比398円62銭安の2万7594円73銭。東証株価指数(TOPIX)は34.62ポイント安の1925.49。出来高は約11億6086万株だった。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

東部住民の強制退去開始

ウクライナのベレシチューク副首相は2日、ロシア軍が完全支配を狙う東部ドネツク州からの住民の強制退去が始まったと明らかにした。避難民を乗せた最初の列車が、中部キロボフラード州クロピブニツキーに到着した。冬までに停戦の見通しがなく、一層の戦闘激化が予想されるため政府が退去を命じていた。

ウクライナ鉄道によると、ドネツク州パクロフスクからの第1便の列車の乗客は136人だった。うち44人が移動が不自由で、15人の子どもも含まれていたという。駅ではベレシチューク氏のほか、医師や支援のボランティアらが出迎えた。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは2日、各地で行われ、パドレスのダルビッシュはサンディエゴでのロッキーズ戦に先発し、6回を6安打3失点で5シーズンぶりの2桁となる10勝目(4敗)を手にした。ダブルヘッダーの第1試合で13―5だった。

エンゼルスの大谷はアスレチックス戦に「2番・指名打者」で先発し、五回に二塁打を放って4打数1安打。チームは3―1で勝った。カブスの鈴木はカージナルス戦に「3番・右翼」でフル出場し、4打数無安打。チームは0―6で敗れ3連敗。

レッドソックスの沢村は2―1で勝ったアストロズ戦の七回から登板し1回を無失点とした。《共同通信》



8月2日 その日のできごと(何の日)