令和943日目

2021/11/28

この日のできごと(何の日)

【大相撲】照ノ富士関、自身初の15戦全勝V

大相撲九州場所千秋楽(28日・福岡国際センター)14日目に2場所連続6度目の優勝を決めた横綱照ノ富士は大関貴景勝を押し出し、自身初の15戦全勝で賜杯を抱いた。既に年間最多勝も決定しており、今年77勝で終えた。貴景勝は12勝3敗。

大関正代は関脇御嶽海に押し出され、9勝6敗だった。御嶽海は11勝目。関脇明生は小結逸ノ城を押し出し、7勝目を挙げた。

再入幕で優勝争いに絡んで12勝した阿炎と、11勝の隆の勝が敢闘賞に輝いた。阿炎は3度目、隆の勝は2度目の受賞。10勝の宇良が初の技能賞を獲得した。十両は一山本が13勝2敗で初優勝を果たした。《共同通信》

大相撲の元小結千代鳳で、27日に現役引退が発表された佐ノ山親方(29)=鹿児島県出身、九重部屋=が28日、オンラインで記者会見し「すっきりしている。最後(結び)の一番や横綱と相撲が取れて、すごくいい経験ができた」と振り返った。

2012年春場所で19歳の若さで新十両昇進を果たしたが、近年は肩や膝のけがに悩まされた。九州場所の番付発表後に腰痛でまともに稽古ができなくなったことで引退を決断したという。思い出の一番には、小結だった14年夏場所で鶴竜を破って横綱戦初白星を飾った取組を挙げた。《共同通信》

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【くま川鉄道】一部再開

昨年7月の豪雨で被災し不通が続いていた熊本県の第三セクターくま川鉄道は28日、一部区間の肥後西村―湯前間の18.9キロで運行を再開した。同県湯前町の湯前駅で開かれた出発式には大勢の住民が駆け付け「待ちに待った再開だ」と祝福した。

くま川鉄道は、人吉温泉駅(同県人吉市)と湯前駅の24.8キロを結ぶ。豪雨で保有する5車両全てが浸水し、球磨川に架かる橋が流失するなどの被害が出た。橋が再建されておらず、全線再開の時期は未定。

出発式で、くま川鉄道会長を務める松岡隼人人吉市長は「道半ばだが復旧・復興への大きな光を感じている」とあいさつした。《共同通信》

【競馬】

中央競馬のG1レース、第41回ジャパンカップは28日、東京都府中市の東京競馬場で行われ、このレースを最後に引退する三冠馬コントレイル(4歳牡馬、矢作芳人厩舎)が優勝し、有終の美を飾った。

コントレイルは昨年、父のディープインパクト以来で史上3頭目となる無敗でのクラシック3冠制覇を達成。その後は3連敗していたが、圧倒的な1番人気に推されたこの日、主戦の福永祐一騎手を背に昨年10月の菊花賞以来の勝利で締めた。

通算成績は11戦8勝(うちG1が5勝)。レース後、同競馬場のパドックで引退式を実施。今後は北海道安平町の社台スタリオンステーションで種牡馬となる予定。《共同通信》

【J2】

明治安田J2第41節(28日・フクダ電子アリーナほか=11試合)京都が千葉と0−0で引き分けて勝ち点83として2位を確定し、1試合を残して来季J1への昇格を決めた。2010年以来12年ぶりの復帰。既に昇格を決めていた磐田は群馬と0−0で引き分け、勝ち点88でJ2優勝を果たした。

21位の愛媛、22位松本のJ3降格が決まった。J3でJ2ライセンスを持たない宮崎が2位以内に入った場合は3チームが降格し、宮崎が3位以下だと4チームが降格となる。《共同通信》

【ゴルフ】

ツアー選手権リコー杯最終日(28日・宮崎CC=6543ヤード、パー72)賞金ランキングで首位に立っていた稲見萌寧が73で回り、通算イーブンパー、288の9位となって初の賞金女王となった。22歳は史上2番目の若さ。昨年と統合された今シーズンで9勝を挙げ、今大会賞金168万円を加えた獲得額を約2億5519万円とした。

25歳の三ケ島かなが70で通算11アンダーとして首位から逃げ切り、ツアー初優勝を国内四大大会で飾った。賞金3千万円と3年シードを獲得。21歳の古江彩佳は72と伸ばせず6アンダーで3位にとどまり、逆転での賞金女王はならなかった。《共同通信》

【全日本実業団対抗女子駅伝】

全日本実業団対抗女子駅伝は28日、宮城県松島町文化観光交流館前から弘進ゴムアスリートパーク仙台までの6区間、42.195キロで行われ、積水化学が2時間13分3秒の大会新記録で初優勝した。東京五輪1500メートル代表の卜部蘭が2区区間新の走りで浮上し、3区で佐藤早也伽が4人を抜いてトップに。5区の新谷仁美も区間2位のタイムをマークするなど先頭を譲らなかった。

資生堂が2位、デンソーが3位に入り、3連覇を狙った日本郵政グループは4位。東京五輪の1万メートルで7位入賞した広中璃梨佳が3区で区間賞を獲得した。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染73人

国内で28日、新たに73人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は、大阪13人、東京9人、北海道8人、神奈川7人など。死者の報告はなかった。

厚生労働省によると、全国の重症者数は前日から7人減って、43人だった。

山梨で1人、過去の感染者の取り下げがあった。《共同通信》

オミクロン株、欧州で拡大

南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの新変異株オミクロン株の感染が28日までに、欧州で拡大した。英国、ドイツ、イタリアに加え、オランダでは13人が新たに確認。英国はイングランドで7月にほぼ撤廃した行動規制を一部復活させた。欧州では規制再強化が加速しそうだ。オーストラリアでも28日、初確認された。米国は27日にアフリカ南部8カ国への渡航中止勧告を出し、イスラエルは全外国人の入国を禁止すると発表した。

国立感染症研究所は28日、オミクロン株を「懸念すべき変異株」に指定し、警戒度を最も高いレベルに引き上げた。《共同通信》

【全日本視覚障害者柔道】

全日本視覚障害者柔道大会は28日、東京・講道館で行われ、男子66キロ級は東京パラリンピック銅メダルの瀬戸勇次郎がパラ3連覇の実績を持つ藤本聡らを下して優勝した。

瀬戸は3人の総当たり戦で2連勝。東京パラ代表の座を争った藤本には「東京のメダリストとして負けられない」と大内刈りを決めた。

パラリンピックの男子柔道はこれまで7階級の体重別で行われたが、2024年パリ大会では全盲と弱視のカテゴリーに分けられ、各4階級での実施に変更。60キロ級か73キロ級への変更を迫られる弱視の瀬戸は「ショックだけど、受け入れてやるしかない」と話した。《共同通信》

【共産党・志位和夫委員長】閣外協力合意は国民への公約

共産党の志位和夫委員長は28日、第4回中央委員会総会を終えて記者会見し、政権交代が実現した場合に「限定的な閣外からの協力」をするとした立憲民主党との合意の継続を主張した。「(来夏の)参院選でもこの立場で臨みたい。この上に立って共闘の発展を目指したい。国民への公約と考えている」と述べた。見直し論が浮上する立民側をけん制した形だ。

連合の芳野友子会長が国政選挙での共産との連携を改めて否定したことには「私たちは協力を願っている」と強調した。《共同通信》

【中国】ネット広告も規制強化

中国の国家市場監督管理総局は28日までにインターネット広告に関する新たな規制案を公表した。一定期間を経て施行される。

公表された「インターネット広告管理規則」修正案は、広告は「社会主義精神文明や中華民族の優秀な伝統文化」に合致しなければならないと明記。小中学生や幼稚園児向けの学習塾を含む校外学習の広告を禁じた。また未成年者向けサイトでの健康によくないネットゲームの広告も禁じた。

習近平指導部は「共同富裕」の目標を掲げ、格差拡大を招く子どもの学習塾通いや、高騰する不動産などへの規制を強化している。《共同通信》

【中村吉右衛門さん】死去

歌舞伎界を代表する立役で、テレビ時代劇「鬼平犯科帳」でも知られた俳優で人間国宝の中村吉右衛門さんが11月28日午後6時43分、心不全のため東京都内の病院で死去した。77歳。東京都出身。

八代目松本幸四郎(初代松本白鸚)の次男。母方の祖父の初代中村吉右衛門の養子となり、中村萬之助を経て、1966年に二代目吉右衛門を襲名。2002年日本芸術院会員、11年人間国宝、17年文化功労者。

兄が現白鸚さん、おいが現幸四郎さん、娘婿が尾上菊之助さん。《共同通信》



11月28日 その日のできごと(何の日)