令和944日目

2021/11/29

この日のできごと(何の日)

【台湾・蔡英文総統】バルト3国議員団と会談

台湾の蔡英文総統は29日、バルト三国のリトアニアとエストニア、ラトビアの国会議員団と総統府で会談した。蔡氏は台湾とバルト三国がそれぞれ中国とロシアからの脅威にさらされていることを念頭に、「世界は今、権威主義の拡張と偽情報の脅威に直面している」と強調し、「一緒に民主的で自由な生活様式を守っていきたい」と協力を呼びかけた。

訪問団はリトアニア6人、エストニア2人、ラトビア2人の計10人で構成され、28日に台湾入りした。蔡氏は会談で「台湾とバルト三国には自由のために戦った共通の歴史がある。苦労して獲得した民主主義を大事にしなければならない」と述べた。これに対し、マルデイキス議員団長(リトアニア)は「自由と、ルールに基づく国際秩序の維持は、双方にとって重要な利益だ」と応じた。

バルト三国はいずれも台湾と公式の外交関係を持っていないが、最近は新疆ウイグル自治区の人権弾圧などを理由に中国と距離を置き、台湾に接近している。リトアニアは今月、「台湾」の名を冠した出先機関の設置を認め、中国から猛抗議を受けている。

マルデイキス氏は29日の会談で「台湾と友好関係を構築することはリトアニア国民から広く支持を受けている」と強調した。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【岸田文雄首相】東京都・小池知事と会談

東京都の小池百合子知事は29日午後、岸田文雄首相と官邸で会談し、水際対策の強化やワクチン接種の安定的な実施、経口治療薬の確保や供給体制の構築などを要請した。各国で感染確認が相次ぐ新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への危機管理に関しては、国と都で連携していく方針を確認した。

小池氏はオミクロン株の流入阻止に向け「迅速かつ有効な水際対策をぜひ取っていただきたい」と要望。昨年末から今年初めにかけてのような感染者急増を繰り返さないよう対応を求めた。

小池氏は会談後「水際対策に尽きる。首相の認識も、しっかりやっていくということだった」と説明した。《共同通信》

【東京株式市場】

週明け29日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続落し、終値は前週末比467円70銭安の2万8283円92銭だった。新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」への警戒が高まる中、政府が外国人の入国停止措置を発表したことで経済停滞への懸念が広がった。

新変異株を不安視して売られた前週末26日と合わせ、平均株価は2営業日で計1200円を超える下げ幅となり、約1カ月半ぶりの安値に落ち込んだ。《共同通信》

【イチローさん】高校生を指導

米大リーグ・マリナーズなどで活躍し、現在はマリナーズの球団特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさん(48)が29日、東京都杉並区の国学院久我山高で、野球部員への指導を行った。

今年1月、当時の2年生部員全員から手紙が届いたことを機に実現した。練習前には「すごい気持ちのつたわる手紙。大切なものが入っている引き出しに大切に保管している」とあいさつ。練習では走り方について「腕は後ろに振ると一歩が長くなる。肩甲骨が動き出すと一歩が大きくなる」などと答え、実演もした。

イチローさんは2020年2月、プロ経験者が高校などの指導者になれる学生野球資格を回復。特例でオフに限り指導が認められている。昨年には智弁和歌山高(和歌山)を指導、同校は今夏の全国高校野球選手権大会を制した。今後は年内に2校で指導の予定。《読売新聞》

【卓球・世界選手権】

卓球の世界選手権個人戦は29日、米テキサス州ヒューストンで女子ダブルス決勝が行われ、伊藤美誠(スターツ)、早田ひな(日本生命)組は孫穎莎、王曼昱(中国)組に0−3で敗れ、2大会連続の銀メダルだった。19年のブダペスト大会決勝で敗れたペアへの雪辱を目指したが、相手の強打に押されて再び優勝を逃した。《読売新聞》

【COVID-19】

国内新規感染82人

国内で29日、新たに82人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では神奈川14人、大阪9人、東京8人など。検疫は6人だった。死者は東京で1人の報告があった。

厚生労働省によると、全国の重症者は43人で、前日からの増減はなかった。《共同通信》

外国人の入国、30日から禁止に

岸田文雄首相は29日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」が欧州などで急拡大する状況を踏まえ、外国人の入国措置は30日午前0時から全世界を対象に禁止すると表明した。日本人の帰国者らを対象とした待機措置についても「9カ国に加えて14カ国・地域から帰国する場合、厳格な隔離措置を実施する」と説明。官邸で記者団に「情報がある程度明らかになるまでの臨時、異例の措置だ」とした。

英政府は先進7カ国(G7)の保健相会合を29日に緊急招集すると発表した。

日本政府関係者によると、今回の措置により、外国人の新規入国は原則としてできなくなる。《共同通信》

中国、アフリカにワクチン提供へ

中国の習近平国家主席は29日、中国とアフリカ53カ国による「中国アフリカ協力フォーラム」閣僚級会議の開幕式にオンライン形式で出席し「アフリカに新型コロナウイルスのワクチン10億回分をさらに提供する」と表明した。中国国営メディアが報じた。新たな変異株「オミクロン株」が広がる中、対立する米国を念頭に影響力拡大を狙った。

習氏は、双方が団結して新型コロナ対策に取り組む必要があると指摘。ワクチンは6億回分を無償で支援し、4億回分は中国企業とアフリカ側が協力して生産する形で提供する。医療従事者と公衆衛生の専門家計1500人も派遣する。《共同通信》

【サッカー】

サッカー専門誌フランス・フットボールが選定する2021年の最優秀選手賞「バロンドール」の表彰式が29日、パリで行われ、アルゼンチン代表のメッシ(パリ・サンジェルマン)が単独最多を更新する7度目の受賞を果たした。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となり2年ぶりに開催された。

メッシは今年の南米選手権で母国の優勝に貢献した。2位はポーランド代表のレバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)、3位はイタリア代表のジョルジーニョ(チェルシー)だった。

女子最優秀選手にはバルセロナの欧州CL初優勝に貢献したスペイン代表のプテリャスが選出された。《共同通信》



11月29日 その日のできごと(何の日)