平成145日目

平成元年6月1日(木)

1989/06/01

【中国共産党】思想引き締め強化

鄧小平中央軍事委主席、李鵬首相ら強硬派が主導権を握った中国共産党は、改革・開放路線の堅持を主張する一方で「ブルジョア階級自由化反対」闘争の展開を呼び掛けて思想の引き締めを強めている。1日にはこうしたスローガンを記した垂れ幕が市内主要外国人向けホテルにも一斉に掲げられ、“排外主義”的傾向が出てきた。

李鵬首相らは、趙紫陽総書記の5月3日の「5.4運動70周年記念大会」演説に「ブルジョア階級自由化反対」のスローガンを入れるよう求めたが趙氏はこれを拒否。鄧氏は故胡耀邦・前総書記と同様、趙氏はブルジョア階級自由化反対闘争を徹底しなかったと批判したと伝えられており、再び1987年前半のブルジョア階級自由化反対闘争が展開される可能性がでてきた。《共同通信》




【渡辺美里さん】シングル「ムーンライトダンス」発売

【高速料金】平均8.9%の値上げ

日本道路公団は1日、東名・名神、中央などの高速道路の料金を平均8.9%値上げした。消費税(3%)の転嫁や高速道路建設費のアップが値上げの理由で、昭和60年10月以来3年8ヵ月ぶり。

今回の値上げは先月23日、建設、運輸両省の認可に基づくもの。車両別の料金区分を3車種から5車種に細分化したことが特徴。《共同通信》

【原健三郎衆院議長】辞表提出

原衆院議長(82)は1日夕、多賀谷副議長に辞表を提出した。自民党の後継総裁に宇野外相が内定し、首相指名選挙が行われる運びとなったのを受けて、新内閣の発足を機とした辞任を最終決断したものだ。

これにより4月28日の自民党による1989年度(平成元年度)予算案の衆院本会議での単独強行採決以来、続いていた原議長の進退問題がようやく決着し、2日午後2時から衆院本会議での首相指名選挙は円満に行われることになった。《共同通信》

【宇野宗佑外相】「政治改革に全力」

自民党後継総裁に内定した宇野外相は1日夜外務省で記者会見し、当面の最大の政治課題である政治改革問題について、党政治改革委員会が決めた政治改革大綱を忠実に実行するとともに、総裁に就任した際には派閥を離脱すると同日夜の党総務会で言明したことを明らかにした。

外相が総裁就任後の旧中曽根派離脱を公式の場で表明したのは初めて。《共同通信》

6月1日のできごと