令和878日目

2021/09/24

この日のできごと(何の日)

【日米豪印】初の直接会合

日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国首脳は24日、ホワイトハウスで初の直接会合を開催した。4首脳は冒頭、共通のビジョンを持つ民主主義陣営の結束と重要課題への「対処能力を示す」必要性に言及。新型コロナウイルスや気候変動対策、サプライチェーン(供給網)、宇宙分野などで、台頭する中国を念頭にインド太平洋地域での協力を強化する。

米国が対中連携で重視する4カ国の枠組みは「クアッド」と呼ばれ、今年3月に初めてテレビ会議方式で首脳会合を開催。議題には、アフガニスタン情勢、弾道ミサイル発射など挑発行為を続ける北朝鮮問題も含まれる。《共同通信》

日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国首脳は24日(日本時間25日)、米ワシントンで会談し、新たな連携分野と協力策を明記した共同声明を発表した。質の高いインフラ整備や半導体、地球観測衛星のデータ共有など宇宙分野での協力を拡大。覇権主義的な動きを強める中国を念頭に「威圧にひるまず国際ルールに基づく秩序」を推進するとした。インドでの新型コロナウイルスワクチン増産を支援し、世界に12億回分超を供与すると盛り込んだ。

共同声明では「自由で開かれたインド太平洋」の安全と繁栄を強化すると表明した。《共同通信》

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【iPhone13】発売

米アップルは24日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新型「13」シリーズの4機種を発売した。カメラ性能を高め、充電池の駆動時間を改善させた。日本の通信事業者はNTTドコモや楽天モバイルなど4社が扱う。画面サイズ6.1インチの「13」の最低価格は、アップル直販で9万8800円、同5.4インチの「13ミニ」は8万6800円。

外観のデザインは昨年発売した「12」シリーズを踏襲した。高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに対応。13と13ミニは背面に二つのカメラレンズがあり、広い範囲を写せる。《共同通信》

【東京株式市場】

休日明け24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に反発した。終値は休日前の22日と比べて609円41銭高の3万0248円81銭。経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団の破綻がいったん回避され、投資家心理が改善したことから全面高となった。

平均株価の上げ幅は7月12日以来、約2カ月ぶりの大きさだった。東証株価指数(TOPIX)は47.20ポイント高の2090.75。

恒大は経営が立ち行かなくなるとの懸念から今週前半に世界同時株安を招いた。ただ、恒大が22日に一部の社債の利払いを実行すると発表。22、23日の欧米市場はおおむね上昇した。《共同通信》

【大相撲】

大相撲秋場所13日目(24日・両国国技館)新横綱照ノ富士は関脇御嶽海を寄り切り、連敗を免れて11勝2敗で単独トップを守った。平幕の阿武咲、妙義龍、遠藤が3敗をキープ。14日目に1差の3人が敗れて照ノ富士が勝てば、2場所ぶり5度目の優勝が決まる。照ノ富士は今年の60勝目で、初の年間最多勝を確定させた。

阿武咲は大関正代を寄り切り、妙義龍は大関貴景勝をすくい投げで破った。遠藤は霧馬山をはたき込んだ。両大関と御嶽海はいずれも5敗目。新関脇明生は6勝目を挙げた。

十両は阿炎が2敗を守り、単独首位に立った。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第30節第1日(24日・IAIスタジアム日本平=1試合)神戸が清水に2−0で快勝した。勝ち点54で並んだ名古屋を得失点差で上回り、暫定3位に浮上。武藤が前半に8月の加入後初ゴールを挙げ、終盤に突き放した。《共同通信》

【プロ野球・24日】

オ3−4楽

楽天は則本昂が気合の入った投球で八回途中3失点で3年ぶりの10勝目。1−1の四回に茂木の犠飛で勝ち越し、五回は島内の適時二塁打などで2点加えた。オリックスは宮城が粘れず3敗目。打線は九回1死三塁の同点機を逸した。

西5−4ロ

西武が競り勝った。2−4の四回に中村のソロと源田の適時打で追い付き、続く五回に暴投の間に1点を勝ち越した。2番手の田村が2回1失点でプロ初勝利を挙げ、平良は17セーブ目。ロッテは守りのミスが響いて3連敗を喫した。

ソ1−4日

日本ハムは上沢が8回1失点で3年ぶりの10勝目を挙げた。五回にR・ロドリゲスのソロで先制、八、九回にも本塁打で加点した。ソフトバンクは連勝が3で止まり、プロ初先発の杉山が5回1失点で初黒星。救援陣も粘れなかった。

巨6−6神

阪神が土壇場で引き分けに持ち込んだ。5−6の九回無死一塁で代走植田の二盗で好機を広げ、サンズの適時二塁打で追い付いた。巨人は3点を追う三回に岡本和の3ランと丸の2ランで一気に逆転したが、逃げ切れなかった。

D2−9広

広島が快勝した。1点を先制された直後の三回に坂倉の2点二塁打などで3点を奪って逆転。五回に小園の2ラン、九回には小園の適時打と西川の適時二塁打などで3点を加えた。大瀬良は八回途中まで2失点で7勝目。DeNAは4連敗を喫した。

ヤ3−0中

無失点リレーのヤクルトが2分けを挟み3年ぶりの7連勝。このカードを勝ち越した。高梨は7回無失点で4月以来の3勝目。三回に青木の適時打と村上の37号2ランで挙げた3点を守った。中日は6回3失点の大野雄を援護できず。

オリックス・西浦颯大外野手、現役引退へ

オリックスは24日、西浦颯大外野手(22)から現役引退の申し入れがあり、受理したと発表した。昨年11月に難病の両側特発性大腿骨頭壊死症が判明。育成選手となっていた。西浦はツイッターに「病気が悪化し引退を決意しました。こんな結果になって本当に悔しいです」などとつづった。

28日のオセアンバファローズスタジアム舞洲での2軍戦、広島戦で引退セレモニーを行う。

熊本県出身で高知・明徳義塾高から2018年にドラフト6位入団。2年目に開幕戦先発出場を果たすなど嘱望された。49試合に出場した昨年に難病が判明し、復帰を目指して12月に左脚、今年2月に右脚の手術を受けた。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染2093人

国内で24日、新たに2093人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は神奈川251人、大阪240人、東京235人など。死者は東京15人、愛知5人、埼玉と沖縄で各4人などの報告があり、計45人だった。

厚生労働省によると、全国での重症者は1228人で、前日より45人減少した。

また重複集計などがあったとして京都で42人、過去に発表した感染者の取り下げがあった。神奈川と群馬でも各1人、取り下げた。

米、高齢者らに3回目の接種開始

全米各地で24日、疾病対策センター(CDC)の勧告に基づき65歳以上の高齢者などに米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が始まった。対象者が医療機関などを訪れて接種したことを米メディアが伝えた。

CDCは24日、65歳以上や介護施設入所者、18〜64歳で持病のある人と医療従事者など感染リスクが高いとされる職業の人にファイザー製の3回目接種を勧告。政権によると対象者は6000万人以上で、このうち2回目から6カ月以上経過の条件を既に満たしている人は約2000万人に上る。《共同通信》

【立憲民主党・枝野幸男代表】敵基地攻撃を否定

立憲民主党の枝野幸男代表は24日の記者会見で、弾道ミサイルを相手国領域内で阻止する「敵基地攻撃能力」の日本による保有に否定的見解を示した。「自衛隊が自前で獲得する能力としては現実的でないというのが専門家の圧倒的指摘だ」と述べた。北朝鮮などの脅威に対しては、先端技術開発を含めたミサイル防衛能力の強化で対処すると説明した。日米同盟で米国が日本の「矛」の役割を担うとも主張した。

立民が発表した外交・安全保障に関する政権公約では、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設中止を掲げた。

枝野氏は「真摯に交渉すれば米国の理解は得られる」と訴えた。《共同通信》

【自民党総裁選】オンライン討論会

自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は24日、2日目の党主催オンライン討論会に臨んだ。この日は外交・安全保障やエネルギー政策、環境問題をテーマに議論。4氏は台湾の環太平洋連携協定(TPP)への加盟申請を歓迎、支援する考えを表明。エネルギー政策を巡っては電源構成の在り方などについて意見を交わした。

台湾への対応を巡り、河野、高市、野田3氏はTPP加盟を支援すると明言。岸田氏は加盟申請を歓迎するとした上で、台湾がTPPの高いレベルのルールに対応できるかどうかを見極める姿勢を示した。《共同通信》

【中国】仮想通貨を全面禁止

中国人民銀行(中央銀行)は24日、ビットコインなど暗号資産(仮想通貨)の関連事業を全面的に禁止すると発表した。外国の取引所や交換業者がインターネットを通じて中国国内にサービス提供することも含め「違法な金融活動」として禁じる。金融リスクの発生を抑える狙い。

中国はこれまでも金融機関に対して仮想通貨の関連業務を禁じるなどしてきたが、不動産大手、中国恒大集団の経営危機などで金融市場が動揺する中、リスク防止の姿勢を強めたとみられる。

通知は、仮想通貨が「経済、金融秩序を乱し、賭博やマネーロンダリング(資金洗浄)など犯罪を引き起こしている」と指摘した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは24日、各地で行われ、エンゼルスの大谷がアナハイムでのマリナーズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、1打数無安打、4四球1三振だった。ここ3試合計11四球となり、球団によると、2016年のナショナルズのハーパー(現フィリーズ)に並ぶメジャー記録で、ア・リーグ新記録となった。

45本塁打はリーグトップと1本差の3位のまま。チームは5−6で敗れた。

パイレーツの筒香はフィリーズ戦に2番でフル出場し、5打数無安打、1三振だった。守備は右翼から一塁に回り、チームは6−8で負けた。《共同通信》

【日米首脳会談】

菅義偉首相は24日(日本時間25日)、バイデン米大統領と米ワシントンのホワイトハウスで会談し「自由で開かれたインド太平洋」構想の推進に向け、日米同盟を強化する方針を確認した。首相はこれに先立つ日米とオーストラリア、インドの4カ国首脳会合でバイデン氏に対し、米政府が東京電力福島第1原発事故後の日本産食品の輸入規制を撤廃したことへ謝意を伝えた。

会談は約10分間と短時間。両首脳の対面協議は3回目となる。

首相は会談後、記者団に「バイデン氏との信頼関係の下、日米は同盟のさらなる強化に取り組み、両国の絆を強めることができた」と強調した。《共同通信》

【さいとう・たかをさん】死去

世界を股に掛ける謎の暗殺者を描いた代表作「ゴルゴ13」で知られる漫画家さいとう・たかをさんが24日午前10時42分、膵臓がんのため死去した。84歳。和歌山県出身。葬儀・告別式は親族で行った。

今年7月に「ゴルゴ13」の単行本201巻が発売され、「最も発行巻数が多い単一漫画シリーズ」としてギネス世界記録に認定された。雑誌連載はスタッフらが継承し、今後も継続するという。

1955年に「空気男爵」でデビュー。分業制による漫画制作を提唱してさいとう・プロダクションを設立し、60年代後半から「無用ノ介」などが相次いでヒットした。《共同通信》



9月24日 その日のできごと(何の日)