令和880日目

2021/09/26

この日のできごと(何の日)

【大相撲】照ノ富士関が5度目の優勝

大相撲秋場所千秋楽(26日・両国国技館)単独首位の新横綱照ノ富士をただ一人1差で追っていた平幕妙義龍が敗れ、照ノ富士は取組前に2場所ぶり5度目の優勝が決まった。結びの一番で大関正代を一方的に寄り切って13勝2敗。新横綱制覇は2017年春場所の稀勢の里以来で史上9人目。

大関貴景勝は関脇御嶽海に押し出され、正代とともに8勝にとどまった。御嶽海は9勝6敗。新関脇明生は勝ち越した。

9日目に照ノ富士を破った大栄翔が4度目の殊勲賞。妙義龍は6度目の技能賞を受賞した。

14日目に十両優勝を決めた阿炎は13勝2敗だった。《共同通信》

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【J1】

明治安田J1第30節最終日(26日・川崎市等々力陸上競技場ほか=5試合)首位川崎は試合終了間際の知念の決勝ゴールで湘南に2−1で逆転勝ちし、連勝を4に伸ばした。勝ち点75で2位横浜Mとの差を9に広げた。

名古屋は大分を1−0で下し、勝ち点57で3位。無失点試合は今季19度目で、J1新記録を樹立した。鹿島は上田の2ゴールでC大阪に2−1で逆転勝ち。広島は札幌に快勝した。《共同通信》

【プロ野球・26日】

西4−8ロ

ロッテが逆転勝ちした。2−4の五回に佐藤都の2点適時打と藤岡の適時打で3点を奪い、七回1死満塁から藤岡の3点三塁打で加点した。小島は6回3安打4失点で9勝目を挙げた。西武は渡辺が五回途中5失点と踏ん張れなかった。

オ1−1楽

楽天が九回に追い付いて引き分けた。0−1のこの回先頭の岡島が二塁打を放ち、茂木が中前に同点打。1死後の二、三塁は生かせなかった。田中将に抑え込まれていたオリックスは七回に暴投で均衡を破ったが、平野佳で逃げ切り失敗。

ソ4−1日

ソフトバンクが勝率5割に復帰。1−1の七回にリチャードと今宮のソロ2本で勝ち越し、八回にもリチャードの犠飛で加点した。2番手の松本が3勝目、森が12セーブ目を挙げた。日本ハムは打線がつながりを欠いた。

巨3−4神

阪神が競り勝った。三回に大山の17号ソロで先制し、五回2死満塁から糸井の走者一掃の二塁打で加点。ガンケルは6回1失点で8月26日以来の8勝目を挙げた。巨人は打線の追い上げも及ばず、自力優勝の可能性が消滅した。

D8−10広

広島が逆転勝ちで3連勝し、5位に浮上した。6−8の九回に鈴木誠の2点適時打と菊池涼の2点適時打で4点を奪った。6番手の菊池保が2勝目、栗林が26セーブ目を挙げた。DeNAは抑えの山崎が乱調で6連敗となった。《共同通信》

【ゴルフ】

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子最終日(26日・宮城県利府GC=6591ヤード、パー72)21歳の西村優菜が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算15アンダーの201で初日から首位を守り、2週連続優勝を果たした。通算4勝目で、賞金1260万円を獲得。

浅井咲希が3打差の2位。原英莉花、古江彩佳、野沢真央が通算9アンダーで3位となり、大里桃子と柏原明日架が8アンダーで6位。渋野日向子は6アンダーで8位だった。《共同通信》

パナソニック・オープン最終日(26日・京都府城陽CC=6967ヤード、パー72)4位から出たアマチュア世界ランキング1位の21歳、中島啓太(日体大)が通算18アンダー、270で並んだ永野竜太郎とのプレーオフを1ホール目で制して優勝した。男子ツアーでアマが勝つのは、2019年の金谷拓実以来、倉本昌弘、石川遼、松山英樹を含め史上5人目。

2位の永野が優勝賞金額の2000万円を獲得した。1打差の3位は大岩龍一、さらに1打差の4位は小林伸太郎と矢野東だった。《共同通信》

【富士山】初冠雪、改めて宣言

甲府地方気象台は26日、富士山が初冠雪したと発表した。7日に一度初冠雪を発表したが、山頂付近の平均気温の最高値が更新されて基準を満たさなくなり、同気象台が改めて宣言を出すとしていた。一度出した宣言を見直したのは少なくとも過去10年で例がなく、異例の対応。

同気象台によると、今年の初冠雪は平年より6日早く、昨年より2日早い。

初冠雪は「山頂付近の気温が、その年の1日の平均気温が最高となって以降、初めて冠雪が認められた日」と定められている。7日に初冠雪を発表した際は、8月4日の9.2度を最高と位置付けたが、9月20日に10.3度を観測、見直すと発表していた。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染2134人

国内で26日、新たに2134人の新型コロナウイルス感染者が報告された。大阪386人、東京299人、神奈川193人、愛知166人など。死者は東京で11人、埼玉と千葉で各2人など計21人だった。

厚生労働省によると、全国の重症者数は前日から52人減って1133人だった。

千葉で4人、兵庫と佐賀で各1人、過去の感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【菅義偉首相】帰国

菅義偉首相は26日、米ワシントンで開かれた日米とオーストラリア、インドの4カ国(クアッド)による初の対面での首脳会合などを終え、政府専用機で帰国した。会合では新型コロナウイルス対策に加え、インフラ整備や宇宙などの分野で協力を拡大することで一致した。《産経新聞》

【立憲民主党・枝野幸男代表】「所得税1年間ゼロ」

立憲民主党の枝野幸男代表は26日、福岡市で街頭演説し、政権交代を実現した場合、新型コロナウイルス禍に伴う経済支援策として、年収が1000万円程度を下回る人の所得税を1年間実質ゼロにする考えを示した。「分厚い中間層を取り戻し、明日の不安を小さくすることが大事だ」と訴えた。

同時に「もうかっている超大企業や大金持ちに応分の負担をしていただく」として、大企業や富裕層に対する課税強化を通じ格差是正を図る方針も打ち出した。

演説後、記者団の取材に「将来不安を小さくしない限り、消費は伸びない。経済成長のために不安を小さくする」と狙いを説明した。《共同通信》

【自民党総裁選】

討論会

自民党総裁選に立候補した河野太郎行政改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行は26日、党主催のオンライン討論会に臨んだ。同性婚を巡り、河野、野田両氏が賛成、高市氏は慎重姿勢を示した。岸田氏は賛否を留保した。4氏は憲法改正に意欲を示した。討論会はこの日が最終回。

河野氏は同性婚について賛意を示した上で「党議拘束なしで議論し、国会が結論を出すのが望ましい」と表明。野田氏も「息苦しさのない日本をつくりたい」と賛意を示した。高市氏は「今は婚姻はできないし、難しい」と語った。岸田氏は「個人的に結論に達していない」とした。《共同通信》

立民幹部「一番考え近いのは野田聖子氏」

立憲民主党の安住淳国対委員長は26日、高知市で講演し、自民党総裁選の4候補について「私どもに考えが一番近いのは野田聖子さんだ」と述べた。野田氏がジェンダー問題などに積極的であることを理由に挙げ「彼女は(国会議員票を)20票ぐらいしか取れないという話だ。世界の標準からずれているのが自民党だ」と指摘した。

衆院選の小選挙区で共産党が候補者を立てず、立民の支援に回る効果にも言及。「われわれが共産党の『げた』を履かせてもらおうと思うと、自民党は『考え方が違う、おかしい』と言うが、自民だって公明党の『げた』を履かせてもらって勝っている」と皮肉った。《共同通信》

【スイス】同性婚合法化へ

スイスで26日、同性婚の合法化の是非を問う国民投票が実施され、地元メディアによると賛成が6割を超え、承認される見通しとなった。今後、法改正手続きを経て、同性婚が正式に認められる。

スイスでは既に、同性カップルは公的にパートナーとして認められており、婚姻関係に準ずる扱いを受けてきた。ただし養子縁組や、カップルの一人が外国人である場合にスイス国籍を取得する手続きなどは、婚姻関係にある男女とは別の取り扱いがなされてきた。

LGBTQ支援団体の「ヒューマン・ライツ・キャンペーン」によると、これまでに29カ国・地域で同性婚は合法化されている。《共同通信》

【F1】

自動車のF1シリーズ第15戦、ロシア・グランプリ(GP)は26日、ソチで決勝が行われ、メルセデスの36歳、ルイス・ハミルトン(英国)が今季5勝目を挙げ、前人未到の通算100勝を達成した。

ハミルトンは4番手発進から順位を上げ、終盤にトップに立った。最後尾からスタートしたレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が2位。アルファタウリ・ホンダの角田裕毅は17位でゴールした。《共同通信》

【ゴルフ】

女子ゴルフの畑岡奈紗(22)が26日、アーカンソー州ロジャーズのピナクルCC(パー71)で行われたアーカンソー選手権で優勝した。2018年に米ツアー初優勝を果たした大会を再び制覇。米通算は7月以来の5勝目で、日本女子では17勝の岡本綾子、9勝の宮里藍に次ぐ歴代3位となった。

第1、第2ラウンドで連日のホールインワンを達成していた畑岡。首位タイからの最終ラウンドは67で通算16アンダーの197に伸ばし1打差で競り勝った。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは26日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのマリナーズ戦に「2番・投手」で投打同時出場し、7回を5安打1失点、10三振1死球で勝敗は付かず、10勝目はならなかった。1918年のベーブ・ルース以来となる「2桁勝利、2桁本塁打」の快挙は達成できなかった。

打者では3打数1安打で5試合連続で本塁打が出なかった。45本塁打は前日までリーグトップと1本差の3位。チームは1−5で敗れた。

パイレーツの筒香はフィリーズ戦に2番でフル出場し、5打数1安打2打点。守備は右翼から一塁に回った。チームは6−0で勝ち、連敗を3で止めた。《共同通信》

【石水勲さん】死去

「白い恋人」で知られる石屋製菓名誉会長の石水勲氏が26日死去した。77歳だった。

1967年に同社入社。76年に土産菓子「白い恋人」を発売し、北海道を代表する製菓会社に育て上げた。80年に社長に就任し、サッカーJリーグ・北海道コンサドーレ札幌の創設にも携わった。《読売新聞》



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