令和216日目

令和元年12月2日(月)

2019/12/02

【原英史氏】森裕子参院議員の懲罰求める請願を提出

国民民主党の森裕子参院議員の国会質問によって、根拠のない中傷や自宅住所の公開など不当な人権侵害を受けたとして、政府の国家戦略特区ワーキンググループ座長代理の原英史氏らが2日、山東昭子参院議長に対し、森氏を除名などの懲罰に処すとともに、再発防止策の検討を求める請願を提出した。

国会内で記者会見した原氏は「責任ある言動をとらない議員がいるときは、国会として対処いただく必要がある。国会が正常に機能を果たせないなら(議員発言に関する憲法51条の規定による)免責特権は危険きわまりない制度になる。国会は人権侵害し放題の場となりかねない」と述べ、党派を超えた対応を求めた。

請願者には原氏を含む有識者15人が名を連ね、浅田均参院議員(日本維新の会)が紹介議員となった。原氏らは国民の玉木雄一郎代表らに対しても、請願への協力や、党としての対処を申し入れる予定だ。

森氏は10月15日の参院予算委員会で、民間人である原氏について「国家公務員だったら、あっせん利得、収賄で刑罰を受ける」と主張。また、11月7日の参院農林水産委員会での質問に際し、原氏の自宅住所が記された資料を配布し、一時、そのままホームページに掲載した。

こうした森氏の言動に対し、原氏は公開質問状などを通じて謝罪や訂正を求めてきたが、森氏からの返答はないという。記者会見で原氏は「国会議員は自らの発言に責任を持ち、間違ったときは速やかに訂正、謝罪しなければならない。まして説明を求められて黙殺する対応はありえない」と強調した。

この問題をめぐり、原氏らは請願と同趣旨のインターネット署名も実施中で、6万6624筆(11月29日時点)が集まっている。《産経新聞》



【2019ユーキャン新語・流行語大賞】「ONE TEAM」

今年話題になった言葉に贈られる「現代用語の基礎知識選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」が2日発表され、年間大賞にラグビー・ワールドカップ(W杯)日本代表のスローガン「ONE TEAM(ワンチーム)」が選ばれた。

トップテンには、台風接近に伴い鉄道各社が実施した「計画運休」、タピオカ入りドリンクを飲むことを指す「タピる」が入賞。ヒールのある靴の着用強制に反対する運動「#KuToo(クートゥー)」、新元号「令和」も選ばれた。

表彰式で日本ラグビー協会の森重隆会長は「一生懸命応援していただき結果を残すことができた」と述べた。《共同通信》

【日経平均終値】2万3529円50銭

週明け2日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)の終値が前週末比235円59銭高の2万3529円50銭を付け、今年の最高値を更新した。昨年10月以来、約1年2カ月ぶりの高値水準となった。中国の景況感の改善や国内企業の設備投資の増加を好感した買いが優勢となり、大幅反発した。

東証株価指数(TOPIX)も今年の最高となり、15.13ポイント高の1714.49だった。出来高は約9億4600万株。

平均株価は朝方から値上がりした。前月30日に発表された中国の景況感を示す11月の製造業購買担当者指数(PMI)の改善などが市場の不安心理を和らげた。《共同通信》

【スーパーコンピューター・富岳】出荷開始

富士通と理化学研究所が共同開発したスーパーコンピューター「富岳」の出荷が2日始まり、石川県かほく市の富士通系列の製造工場でセレモニーが開かれた。来年6月ごろまでに計約400台の計算機が順次、神戸市の理研計算科学研究センターに納入される。運用開始は2021年ごろの予定。

富岳は今年8月に運用を終えた「京」の後継機。名称は富士山になぞらえたもので、性能の高さと多くの分野で使える裾野の広さを表す。高性能の中央演算処理装置(CPU)を15万個以上接続して構成され、京の100倍の計算速度や、省電力を目指している。《共同通信》

【プロ野球・ヤクルト】新入団選手が神宮見学

ヤクルトの新入団選手6人が2日、本拠地の神宮球場を見学した。ドラフト1位の奥川恭伸投手(石川・星稜高)は昨年の明治神宮大会でマウンドに上がった経験があり、今夏は高校日本代表としても訪れた。記念撮影を行うなどして雰囲気を味わい「立派な球場。ここで投げられるように頑張りたい」と活躍を期した。

同6位の武岡龍世内野手(青森・八戸学院光星高)は遊撃の位置に実際に立ってみた。興奮した様子で「早くこのグラウンドでプレーできるように頑張る」と意気込んだ。

6人はクラブハウスや球場近隣のグッズショップも見学した。3日に東京都内で新入団記者会見に臨む。《共同通信》

【名古屋市】小5男児、同級生に20万円

名古屋市の市立小学校に通う5年の男児が複数の同級生から現金を要求され、約20万円を渡していたことが2日、市教育委員会への取材で分かった。市教委は詳しい経緯を調べている。

市教委によると、男児は今年8月ごろから約1カ月間、同級生から「お金を持ってこないとのけ者にする」などと言われ、自宅から複数回にわたり、現金を持ち出していた。

同級生らはゲームセンターなどで現金を使っていたという。

学校が10月中旬、いじめ防止対策推進法で規定されている「重大事態」の可能性があるとして、市教委に報告した。《共同通信》

【北海道警】アパマン元支店長を書類送検

札幌市豊平区で昨年12月に起きた爆発で、北海道警は2日、重過失傷害などの疑いで、発生元とされる不動産仲介「アパマンショップ平岸駅前店」で当時店長として勤務していた男性(34)を書類送検した。

捜査関係者によると、昨年12月16日、店内で消臭スプレーの在庫を処分しようと大量噴射し、その後男性が給湯器をつけ、充満した可燃ガスに引火したとみられる。スプレーは顧客と契約した入居前物件の消臭サービス用で有料だった。

道警の発生当初の発表では店長が重傷を負ったほか、隣接する居酒屋の客や通行人ら約50人が負傷したとしていた。《共同通信》

【中国】対米報復措置を発表

中国外務省の華春瑩報道局長は2日、米国で「香港人権・民主主義法」が成立したことに対する報復措置として、米軍艦の香港寄港拒否などの措置を発表した。米国の非政府組織(NGO)も制裁対象とすると明らかにした。

米軍の軍艦や航空機が整備などで香港に立ち寄る際に必要な審査手続きを停止した。華氏は記者会見で、米国が「中国の内政に干渉した」と非難し「香港への介入をやめるよう促す」と指摘した。

また華氏は、複数の米国のNGOが香港の抗議活動を「さまざまな手段で支持した」として、制裁対象にしたと述べた。《共同通信》

【海上自衛隊舞鶴基地】女性初のイージス艦長着任

海上自衛隊でイージス艦初の女性艦長となる大谷三穂1等海佐(48)の着任式が2日午前、京都府舞鶴市の海上自衛隊舞鶴基地で行われた。大谷1佐は弾道ミサイル防衛(BMD)を担うイージス艦「みょうこう」を指揮する。

海自によると、大谷1佐は大阪府吹田市出身。女性1期生として平成8年に防衛大を卒業し、25年に練習艦「しまゆき」、28年に護衛艦「やまぎり」で、初の女性艦長を務めた。

大谷1佐は「重責ですが、与えられた任務をまっとうしたい。防衛省は女性の活躍に取り組んでおり、その一端を担えたことに感謝している。女性が結婚、出産を経て、いかに定着できるかが課題だと思います」と話した。

「みょうこう」は全長161メートル、排水量7250トンで、乗員約300人。10年8月には北朝鮮が発射したミサイル「テポドン」を探知し、その情報分析力が注目された。《産経新聞》

【嘉悦大・高橋洋一教授】立民・石垣氏から「ファシズム呼ばわり」枝野代表の見解求める

立憲民主党の石垣のり子参院議員から「レイシズムとファシズムに加担するような人物」とツイッターで発信された嘉悦大の高橋洋一教授が2日、自身のツイッターで枝野幸男代表の見解を求めた。「貴党所属の石垣のりこ参院議員はツイッターで私をファシスト、レイシスト呼ばわりしています。貴党代表としての見解を教えてください」と書き込んだ。

石垣氏は11月28日、れいわ新選組の山本太郎代表らが共催する「消費税減税研究会」の講師に高橋氏が招かれたことに反発し、その理由をツイッターで発信した。

高橋氏は直後にツイッターで石垣氏に「私がレイシズムとファシズムということですが、何を根拠とされているのでしょうか教えていただけますか」と直接尋ねたが、連絡はないという。《産経新聞》

【政府】馬毛島を買収

菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、米軍空母艦載機による陸上空母離着陸訓練(FCLP)の移転候補地となっている馬毛島(鹿児島県西之表市)を政府が約160億円で買収することで地権者と合意したと正式発表した。

菅氏は「(FCLPの)施設の確保は安全保障上の重要な課題だ。早期に恒久的な施設を整備できるよう引き続き取り組んでまいりたい」と述べた。

防衛省と地権者が11月29日、一定の合意に達したと説明。詳細は「今後の土地取得に関わるため、答えを差し控える」と述べるにとどめた。

空母艦載機の拠点の米軍岩国基地がある山口県岩国市の福田良彦市長は、防衛省から連絡があったとした上で「大きな前進だ」と評価するコメントを出した。「恒久的な訓練施設の確保は住民の不安軽減のためにも必要だ。今後も国に対し施設の早期整備を要望したい」と言及している。《産経新聞》

【野党】首相地元・山口の調査終了

首相主催の「桜を見る会」を巡る野党の追及本部メンバーは2日、安倍晋三首相の地元・山口県下関市での現地調査を終えた。視察後、事務局長を務める立憲民主党の黒岩宇洋氏は記者団に「国会は9日に閉会するだろうが、首相を逃がさない。来年の通常国会まで疑惑、事実を積み上げ、一気にぶつける」と調査を続ける方針を強調した。

同時に「なかなか情報が出ず、この町は首相のプレッシャーに押しつぶされそうだというのがよく分かった」と述べ、1日から2日間にわたった調査を振り返った。

2日は首相の支援者が桜を見る会に参加したツアーを手配した旅行会社を訪問した。《共同通信》

【中曽根康弘元首相】通夜

11月29日に死去した中曽根康弘・元首相の通夜が2日夜、東京都文京区の護国寺で営まれた。安倍首相や福田康夫・元首相、自民党の二階幹事長、岸田政調会長らが参列した。

これに関連し、二階氏は2日の党役員会で、中曽根氏の内閣・自民党合同葬を検討していると明らかにした。その後の記者会見で「現職国会議員がご遺族にいるので、十分意向をうかがって対応したい」と語った。また、首相は同じ役員会で「中曽根氏は憲法改正を一貫して訴えてきた。高い志を受け継ぎ、政権与党として責任を果たしたい」と述べた。《読売新聞》



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