令和125日目
2019/09/02
この日のできごと(何の日)
【週刊ポスト】韓国特集で謝罪
小学館が2日発売の週刊誌「週刊ポスト」で「韓国なんて要らない」などと題する特集を組み、同誌に連載を持つ作家らから「差別的だ」と批判が噴出した。同誌編集部は同日「誤解を広めかねず、配慮に欠けていた」などと謝罪するコメントを発表した。
特集は「『嫌韓』ではなく『断韓』だ」とうたい、日韓の国交断絶を想定した上で「GSOMIA破棄なら半島危機へ」などと予測。韓国の学会のリポートを基に、韓国人の10人に1人は治療が必要なほど「憤怒調節」ができないとする記事を「怒りを抑えられない『韓国人という病理』」の見出しで掲載している。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【韓国】法相候補が就任に意欲
韓国の文在寅政権から法相候補に指名されたチョ国氏が2日、記者会見した。娘の大学への不正入学疑惑などについて関与を否定した上で「若い世代に失望と傷を与えた。法的な議論は別として、国民に申し訳なく思う」と謝罪した。文政権が提唱する検察改革実現に向け「どんな政権になっても戻ることのない改革を行うと約束する」と述べ、就任に意欲を示した。
2日発表の世論調査で、下落傾向にあった文氏の支持率は46.5%と前週に比べ0.3ポイント増加した。支持率に下げ止まり感が出た形となったことも踏まえ、文政権は任命を強行するとみられる。《共同通信》
【香港】大学生や中高生の一部が授業をボイコット
「逃亡犯条例」改正問題に端を発した抗議活動が続く香港で2日、同改正案の完全撤回などを香港政府に求めて、大学生や中高生の一部が授業をボイコットした。2日は新学期の開始日。
香港大や香港中文大など計10大学の学生会組織が、同日から2週間の授業ボイコットを学生に呼び掛けた。
香港中文大では同日、決起集会が開かれ、数万人の学生が参加した。20代の男子学生は「自分の将来を犠牲にしてでも香港の自由を取り戻したい」と語った。
中高生のグループも同日、香港島中心部で集会を開いた。香港メディアによると、約230校から制服を着た中高生約4千人が集まり、授業ボイコットへの参加を訴えた。
一部の学校では同日、生徒らが学校の周辺で手をつないで「人間の鎖」をつくり、政府に同改正案の完全撤回など5大要求の受け入れを求めた。
また、抗議運動の一環として、地下鉄の駅構内で同日、若者らが緊急ボタンを押すなどして運行を妨害、交通機関が一部乱れた。
香港警察は同日の記者会見で、これまでの逮捕者が1117人に上ったことを明らかにした。《産経新聞》
【津田大介氏】不自由展、政治圧力での中止否定
愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止となった問題で、トリエンナーレ芸術監督でジャーナリストの津田大介さんが2日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で記者会見した。津田さんは企画展中止の理由について「政治家の圧力が原因ではない」と強調した。
事前に警察や弁護士と協議を重ね、苦情が相次ぐ事態を想定して電話回線を増設したほか、質疑応答のマニュアルを用意し、質疑応答になれた職員を配置するなど、相応の準備はしていたと説明した。《共同通信》
【共産党・小池晃書記局長】竹島上陸で「緊張つくったのは安倍政権」
共産党の小池晃書記局長は2日の記者会見で、韓国の国会議員団による島根県・竹島への上陸について問われ「日韓両国の緊張をつくった原因は安倍晋三政権に責任がある」と述べた。
その上で、「力による現状変更を迫る行動には反対だ。竹島への上陸はまさに力による変更を迫る行動になる。両国間の緊張を高めるような行動を取るべきではない」と話した。《産経新聞》
【菅義偉官房長官】韓国国会議員団の竹島上陸を批判
菅義偉官房長官は2日午前の記者会見で、韓国の国会議員団による先月31日の竹島(島根県隠岐の島町)上陸について「竹島は歴史的事実や国際法上も明らかに日本固有の領土であることに照らし、到底受け入れられない」と批判した。
NHKから国民を守る党(N国党)の丸山穂高衆院議員が「戦争で取り返すしかないんじゃないですか」と自身のツイッターに投稿したことに関しては、菅氏は「個々の議員の発言については、政府としては(言及することは)差し控えたい」と述べるにとどめた。《産経新聞》
【野球・U18-W杯】日本、初黒星
12の国・地域で争う野球の18歳以下によるU18ワールドカップ(W杯)第4日は2日、韓国・釜山郊外の機張で1次リーグが行われ、初の世界一を目指すB組の高校日本代表は第4戦で台湾に1―3の五回裏終了降雨コールドゲームで敗れ、初黒星を喫した。日本と台湾はともに3勝1敗。
日本が一回に石川(愛知・東邦)の適時打で先制したが、1―1の五回に、台湾に2点を勝ち越された。試合前から降り続いていた雨が、五回を終えて強くなり、約1時間の中断後にコールドゲームとなった。佐々木(岩手・大船渡)は出場しなかった。《共同通信》
【プロ野球・2日】
ロ2―2オ
両チームとも決め手を欠き、引き分けた。ロッテは一回にマーティンの10号2ランで先制。オリックスは二回に佐野の遊ゴロの間に1点を返し、西浦の適時打で追い付いた。三回以降は互いに打線がつながらず、無得点に終わった。《共同通信》
【東京株式市場】
2日の東京株式市場は、米中貿易摩擦への警戒感から日経平均株価(225種)が反落した。終値は前週末比84円18銭安の2万0620円19銭だった。商いは少なく、東京証券取引所第1部全体の出来高は約8億200万株と、2005年1月以来約14年8カ月ぶりの低水準となった。
東証株価指数(TOPIX)は6.65ポイント安の1505.21。
2日の東京市場では「改めて米中対立のリスクが意識された」(国内証券)ことで、朝方から売りが先行。外国為替市場で円高ドル安が進行し、輸出株の一角に採算悪化を懸念した売りが出た。《共同通信》
【安部讓二さん】死去
「塀の中の懲りない面々」などで知られる作家、安部讓二さんが2日、急性肺炎で死去した。82歳だった。事務所が8日、ホームページで公表した。葬儀・告別式は親族のみで行った。
東京生まれ。麻布中学、慶応高校などで学び、日本航空のパーサー、競馬予想屋、キックボクシング解説者などさまざまな職業を経験。中学時代から安藤組、その後小金井一家の組員となり、服役した府中刑務所の獄中生活などを小説にした「塀の中の懲りない面々」で一躍、ベストセラー作家になった。
事務所のホームページでは「生前は多くの方々に安部譲二とその作品を愛していただき、心より感謝申し上げます。自宅でもサポートして下さる在宅医療の方々を常に笑わせ、明るく前向きな安部譲二ワールドを展開しておりました」と記している。《産経新聞》