平成1919日目

1994/04/10

この日のできごと(何の日)

【競馬・第54回桜花賞】

競馬の第54回桜花賞は10日、約9万人の観衆を集めた阪神競馬場1600メートル芝コースで18頭が出走して争われ、三番人気のオグリローマン(武豊騎乗)が1分36秒4で重賞初制覇し、賞金8800万円を獲得した。瀬戸口勉調教師はこのレース初勝利、武騎手は昨年のベガに次いで2年連続3度目の勝利。

レースは中団にいたオグリローマンが直線に入ってよく伸び、ゴール前で2着のツィンクルブライドを鼻差でかわした。一番人気のローブモンタントは3着に終わった。払戻金は単勝が730円、馬番連勝(1)ー(7)で1万8140円の万馬券、枠番連勝は(1)ー(4)で2230円だった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【ジャパンオープンテニス】伊達公子選手が3連覇

テニスのジャパン・オープン最終日は10日、東京・有明の森公園で各種目決勝を行い、女子シングルスは伊達公子(ヨネックス)が女子初の3連覇を達成、男子シングルスはピート・サンプラス(米国)が2年連続2度目の優勝を飾った。

優勝賞金2万7000ドル(約280万円)を獲得した伊達は、1月のニューサウスウェールズ・オープン(豪州)に続き今季ツアー2勝目(通算4勝目)。同種目の優勝3度は最多。《共同通信》

【ボスニア】NATO機が空爆

サラエボの国連防護軍スポークスマンは10日、北大西洋条約機構(NATO)軍所属の米軍F16戦闘機2機が同日夕、ボスニア・ヘルツェゴビナ東部のゴラジュデを包囲、攻撃を続けるセルビア人武装勢力を爆撃したと発表した。

NATO空軍機は2月に、セルビア人勢力の軍用機4機を飛行禁止区域のボスニア上空で撃墜しているが、地上への空爆はボスニア内戦で初めてであり、1949年4月のNATO発足以来でも初めて。

タンユグ通信によると、セルビア人勢力軍部は、NATOの空爆を「セルビア人市民に対する明らかな侵略行為」と非難しており、同勢力が一段と強硬姿勢を強めることも予想され、和平の兆しが見え始めていたボスニア情勢は再び混迷する可能性が出てきた。《共同通信》

【自民党・渡辺美智雄元外相】新政権に意欲

自民党の渡辺美智雄元外相は10日午前、テレビ朝日とフジテレビの番組で、連立与党側から渡辺氏に政権参加の要請があった場合の対応について「まず党内議論があってしかるべきだ」としながらも「党内が集約できないときには、分かれることもあるかもしれない」と述べた。これは自民党全体として連立参加を受け入れない場合には、離党して新生党などとの連携に踏み切る可能性を示唆したものだ。

渡辺氏は「党の枠を越えて日本の将来はどうあるべきかを考えるべきだ」と、新たな枠組みによる政権参加に強い意欲を示した。また離党して「渡辺新党」を結成する場合について「自民党内のたくさんの支持を得ないと安定政権にならない」と述べ、4、50人規模の賛同では新党結成は困難との見方を示した。連立の範囲は「社会党にもデモクラッツなど、解党してもいい、と言う人がいる。そういう人たちは一緒でいい」と、社会党の一部との連携もあり得るとの考えを示した。《共同通信》

【ホテル日航金沢】開業

JR金沢駅前第一地区再開発ビル「ポルテ金沢」のキーテナントであるホテル日航金沢が10日開業し、オープンを待ちかねた市民らが大勢訪れ、最新ホテルの豪華な雰囲気を味わった。ショッピングゾーンとの連絡通路もこの日から開放され、商業施設、レストラン街と一体となった駅前の新名所は、初日からにぎわいをみせた。

同ホテルはオープンを記念し、日本航空と共同で金沢初登場の飛行船「スカイシップ600」を運航させた。側面には「ホテル日航金沢」「JAL」の文字がくっきり浮かび、空からふんわりと開業をアピールし、市民の目を引いた。ホテル日航金沢は同ビル最上階の30階にスカイラウンジ、29階にはレストラン、バーを備えており、日本海側随一の眺望が自慢。開業初日の10日夜はカップルや若い女性らが次々訪れ、金沢の夜景を楽しみながらグラスを傾ける姿も目立った。《共同通信》



4月10日 その日のできごと(何の日)