平成10768日目
2018/07/02
この日のできごと(何の日)
【フィギュア・羽生結弦選手】国民栄誉賞受賞
フィギュアスケート男子の羽生結弦選手(23)の国民栄誉賞表彰式が2日午前、首相官邸で行われた。羽生選手は今年2月の平昌冬季五輪男子シングルで、右足首のけがを乗り越えて2014年ソチ大会に続く金メダルを獲得した。冬季五輪個人種目での連覇は日本人初だった。
安倍首相は「歴史に残る快挙を、東日本大震災の被災、大会直前の大きなけがという大変な困難を乗り越えて達成したことは、国民に深い感動と勇気を与えた」とたたえ、表彰状と盾を授与した。羽生選手は表彰式後、「この賞と皆さまの期待とともに、これからも進んでいきたい」と記者団に語った。
1977年の国民栄誉賞創設以来、個人としては26人目で最年少。冬季五輪のメダリストやスケート界から受賞するのは初めて。《読売新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【タイ・チェンライ県】洞窟で不明の13人を発見
タイ北部チェンライ県の知事は2日、チェンライ郊外の洞窟で6月23日以降、行方不明になっていた地元サッカーチームの少年12人と男性コーチ1人の計13人全員を洞窟内で無事発見したと発表した。いずれも命に別条はないという。行方不明から10日目の奇跡の生存確認となった。タイ海軍特殊部隊の潜水士らが早期発見を目指し、捜索を続けていた。
洞窟内は水位が上昇している場所が多く、少年らをすぐに洞窟の外へ連れ出すのは難しい。そのため、少年らが避難している場所に医療チームを派遣するほか、潜水士らが飲料水や食料を運ぶ方針という。《共同通信》
【お茶の水女子大】女性と自認なら受け入れ
お茶の水女子大は2日、戸籍上は男性でも自身の性別が女性だと認識しているトランスジェンダーの学生を2020年度から受け入れる方針を明らかにした。文部科学省は「国内の女子大では初めてのケースではないか」としている。同大は9日に記者会見を開き、詳細を説明する。
トランスジェンダーは身体上の性と自分自身が認識する性が異なる人を指し、日本女子大や津田塾大など複数の女子大でもこうした学生の受け入れの検討を始めている。
お茶の水女子大は「性自認に基づき、女子大で学ぶことを希望するトランスジェンダー学生を受け入れる」方針だが、入試の際の確認方法はまだ明らかにしていない。《共同通信》
【絢子女王殿下】「笑いの絶えない明るい家庭を築きたい」
婚約が内定した高円宮家の三女絢子さま(27)は2日午後、日本郵船社員の守谷慧さん(32)=東京都港区=と共に、宮内庁で記者会見に臨まれた。絢子さまは「笑いの絶えない明るい家庭を築きたい」と喜びを語り、守谷さんは緊張の面持ちで「うれしく、幸せ。畏れ多い一方でありがたく光栄」と心境を明かした。
絢子さまは昨年12月の出会いを「初対面とは思えないほど話が盛り上がり、時間を忘れて楽しんだ」と笑顔で振り返った。好印象を抱いたのは守谷さん側も同じで、今年に入るとプロポーズ。絢子さまは「突然のことで保留した」が、家族や友人も含めた付き合いを重ね、4月に受け入れた。《共同通信》
【富山交番襲撃事件】「小学校襲う」メール
富山市の交番襲撃事件で、正門付近が射殺の現場となった同市立奥田小学校は2日、予定していた授業再開を延期した。朝日新聞社に1日夜、「今週水曜日に奥田小学校を襲う」などとするメールが届いたことを受け、児童の安全確保を優先した。3日以降の対応は検討中。富山県警は脅迫などの疑いで調べるとともに、同校周辺のパトロールを強化している。
2日未明、襲撃予告があったという連絡が県警から飯野義明校長に入った。同校は事件翌日の6月27日から休校となっていた。《読売新聞》
【サッカーW杯】日本、8強ならず
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は2日、ロストフナドヌーで決勝トーナメント1回戦を行い、1次リーグH組2位の日本はG組1位のベルギーに2-3と逆転で敗れ、史上初の8強進出はならなかった。
日本は6人を入れ替えた1次リーグ最終戦から第1、2戦と同じ先発メンバーに戻し、休養十分の香川(ドルトムント)原口(ハノーバー)らを起用。ベルギーの猛攻に耐えて、0-0で前半を折り返すと、後半3分に原口、7分には乾(ベティス)が立て続け2ゴールを決めてリードを奪った。
だが選手2人を一気に交代させてきたベルギーの反撃に遭い、後半24、29分に失点して追い付かれた。西野監督は勝ち越しを狙って本田(パチューカ)山口蛍(C大阪)を同時に投入したが、後半ロスタイムにカウンターからベルギーに決勝点を奪われ、準々決勝には一歩届かなかった。
日本は2002年日韓大会、10年南アフリカ大会に並ぶ過去最高の16強で今大会を終えた。ベルギーはメキシコを2-0で破ったブラジルと準々決勝で対戦する。《産経新聞》
【桂歌丸さん】死去
日本テレビ系演芸番組「笑点」のレギュラーを長く務め、軽妙な語り口で親しまれた落語家の桂歌丸さんが2日午前11時43分、慢性閉塞性肺疾患のため、横浜市内の病院で死去した。81歳。横浜市出身。葬儀・告別式は近親者で行う。
15歳で古今亭今輔に入門し、後に桂米丸さんの門下に。1966年に始まった「笑点」で大喜利レギュラーに。68年に真打ちに昇進した。寄席では、埋もれていた古典落語を高座にかけた。《共同通信》
