平成977日目

1991/09/11

この日のできごと(何の日)

【米空母・インディペンデンス】横須賀入港

米空母ミッドウェーの交代艦インディペンデンスが11日午前、神奈川県横須賀市の在日米軍横須賀基地に入港した。ミッドウェーに比べて艦載機数、種類とも教化され戦力は大幅にアップ。米海軍で唯一、海外に母港を持つ空母として、西太平洋やインド洋地域の警戒に機動力を発揮する。

入港式典でロバート・エリス艦長は「世界の安定のために努力したい」と述べ、インディペンデンスの横須賀配置の意義を強調した。

しかし核兵器搭載能力があり、ミッドウェーと同様、核疑惑が改めて問題となりそうで、配備に反対する市民グループは雨模様の中、ゴムボートによる海上デモや集会などで抗議行動を繰り広げた。《共同通信》

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【ホンダ・シビック】フルモデルチェンジ

9月11日のできごと(何の日)【ホンダ・シビック】フルモデルチェンジ
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【自民党・渡辺美智雄元政調会長】「(海部首相は)決断が遅い」

自民党渡辺派会長の渡辺元政調会長は11日、自民党有志議員の集まりである「黎明の会」(石原慎太郎代表)の例会に出席し、10月の総裁選に関連して「国際社会が激動する中で、速やかに、間違いなく判断を下す決断力が求められている。私もその立場からしっかりやろうと思う」と出馬への意欲を表明、支援を訴えた。

渡辺氏は海部首相の指導力について「決断が遅い。2年でやれることとやれないことは分かった。任期が来たら交代すべきだ」と述べ、海部首相続投論を強くけん制した。《共同通信》

【海部俊樹首相】政治改革断行に決意

国会は11日午後、衆院本会議で政治改革関連3法案の趣旨説明に対する2日目の代表質問を行った。海部首相は3法案の撤回、廃案を要求した野党各党に対し「本当の意味で議会制民主主義を政党政治(中心)にしたいと、3法案をお願いした。(制度の)根元にさかのぼった制度(改革)問題まで行かなければならない」と述べ、今国会での成立に重ねて理解を求めた。

特に首相は、政治不信を招く最大要因は政治家が贈収賄事件に関与することだと指摘。不祥事を根絶する手段として、政治家個人の政治倫理の確立とともに(1)多額の政治資金を自前で調達しなければならない現行制度の改革(2)政党中心の公明正大な政治活動に流れを変えるため、公的助成の実現、を挙げ、政治改革の断行に改めて強い決意を表明した。《共同通信》

【ソ連軍】キューバから早期撤退

ゴルバチョフ・ソ連大統領は11日、全欧安保協力会議(CSCE)人権会議出席のため訪ソ中のベーカー米国務長官と会談、ソ連政変後の新情勢を踏まえて、経済支援問題や新たな米ソ関係の構築などを話し合った。

会談後の記者会見で同大統領は、キューバに駐留しているソ連軍(総数1万1000人)撤退のための協議を、キューバ指導者との間で早急に開始すると発表、冷戦終結後に残された米ソ間で最大の懸案の一つを解決する強い意向を示した。長官は「きわめて重大な決断」と述べ、米政府として歓迎する姿勢を示した。

同長官は引き続き、エリツィン・ロシア共和国大統領とも会談を行った。またパンキン・ソ連外相はこれに先立ち行われた同長官との会談で、さる7月の米ソ首脳会談で調印された米ソ戦略兵器削減条約(START)を遵守し、STARTⅡ交渉を促進したいとの考えを示し、ソ連は今後も軍備管理条約など国際法上の義務を履行していくことを長官に約束、西側の「懸念」解消に努める姿勢も明らかにした。

ゴルバチョフ大統領は会見で、「ソ連は、キューバ指導者と早急に協議を始める」と述べ、協議は「数か月以内に終了する」との見通しを明らかにした。同時に、ソ連はキューバとの「良好な関係」を維持していきたい意向を示し、将来の二国間関係の柱を経済協力中心にシフトさせていく考えを示唆した。

これに対しベーカー長官は、「政変以後に生まれた新たな政治状況を象徴する重大な決断だ」と評価した。

ゴルバチョフ大統領によると、会談でベーカー長官は、対ソの本格的援助に踏み切る姿勢を見せた。《読売新聞》

【大相撲秋場所】4日目

大相撲秋場所4日目(11日・両国国技館)貴闘力、貴花田の両関脇に土がつき、全勝は大関霧島と平幕の若花田、大翔山の3人となった。

貴花田は久島海の小手投げからの寄りに屈し、貴闘力は引き技で自滅。上位陣は、小錦が取り直しの相撲で栃乃和歌を下し、霧島はとったりで曙に逆転勝ちしたが、旭富士は三杉里の注文にはまって早くも2敗目。《読売新聞》



9月11日 その日のできごと(何の日)