平成10769日目
2018/07/03
この日のできごと(何の日)
【北海道】大雨
北海道上空に前線が停滞した影響で、道内は3日、日本海側北部を中心に1時間に30ミリ以上の激しい雨に見舞われ、空知、留萌、上川地方に大雨と洪水警報が発令された。道危機対策課などによると、午後1時現在、旭川市の石狩川下流などが氾濫し、留萌川が氾濫危険水位を超えた留萌市では146世帯289人に避難指示が出され、78人が避難している。避難勧告は旭川市など6市町で出されている。人的被害は出ていない。
札幌管区気象台によると、3日午前11時までの24時間降水量は、留萌市で146ミリ、東神楽町で134ミリといずれも観測史上最多を記録した。旭川市で144ミリ、上士幌町で127ミリなど、道内各地で7月として観測史上最多の降水量となった。《共同通信》
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【天皇陛下】昼食会を延期
宮内庁は3日、脳貧血によるめまいと吐き気の症状と診断された天皇陛下が、同日午後に皇居・宮殿で予定されていた法務大臣や検事総長らとの昼食会を後日に延期すると発表した。吐き気は治まったが、軽い腹痛があり、食欲もないことから、侍医の判断で3日もお住まいの皇居・御所で安静に過ごされるという。
陛下は2日未明、急に気分の不快を訴えられ、しばらくの安静と経過観察が必要と診断された。3日午前に御所で予定していた静岡県訪問(9~10日)の事前説明は、皇后さまがお一人で受けられ、閣議決定の書類への署名や押印は、4日以降に行われるという。《共同通信》
【サッカー・長谷部誠選手】代表からの引退を表明
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で日本代表の主将を務めた長谷部誠選手(34)=アイントラハト・フランクフルト=が3日、写真共有アプリ「インスタグラム」に「この大会を最後に日本代表にひとつの区切りをつけさせていただきたいと思います」と記し、代表からの引退を表明した。
長谷部は2006年2月に代表デビュー。10年南アフリカ大会でゲームキャプテンを務め、以降も歴代の監督から主将を任されてきた。W杯には今大会まで3大会連続でメンバー入りし、通算出場試合数は日本歴代最多の11試合。国際Aマッチは114試合で2得点。《共同通信》
【タイ・チェンライ県】少年ら水だけで10日過ごす
タイ北部チェンライ県の洞窟内で行方不明になり、2日に生存が確認された少年ら13人が、自分たちを発見した潜水士に「ずっと食べていない」などと話していたことが3日分かった。地元メディアが伝えた。少年らは洞窟に閉じ込められて10日目となるまで、水だけを飲んで助けを待っていた可能性が高い。
タイ北部では4日から豪雨が予想され、洞窟内の水位が上昇する可能性もあるため、軍などは救出に向けた排水作業を急ピッチで進めている。救助当局は少年らの健康状況を確認しながら、安全な救出に向けた方策を慎重に検討している。《共同通信》
【富山市立奥田小学校】授業再開
富山市の交番で警部補が刺殺されて拳銃が奪われ、正門付近で警備員が射殺された市立奥田小が3日、事件から1週間ぶりに授業を再開した。当初は2日の予定だったが、同校への襲撃予告メールが県警などにあり延期。富山中央署員2人が4日まで校内に常駐し警戒を続ける。
この日は午前7時半ごろから、保護者に付き添われた児童たちが次々と登校し、校門前の教員に「おはようございます」とあいさつ。学校周辺の交差点にも教員らが立ち、警察官が周囲をパトロールする中、グループで登校する子どもからは笑顔も見られた。
同校は襲撃予告を受け、保護者に登校への付き添いをメールで要請した。《共同通信》
【マレーシア】ナジブ前首相逮捕
ロイター通信などによると、マレーシアの捜査当局は3日、政府系投資ファンド「1MDB」に絡む資金流用疑惑に関与したとして、ナジブ前首相(64)を逮捕した。ナジブ氏は首相在任中、1MDBから計約7億ドル(約770億円)を不正に受け取った疑いが持たれており、5月の政権交代直後から徹底した捜査が行われていた。
捜査当局は3日午後、首都クアラルンプールの高級住宅地にあるナジブ氏の自宅で本人の身柄を拘束した。4日にクアラルンプールの裁判所で起訴される見通しだ。ロイター通信が情報源の話として報じたところによると、複数の罪状になるという。《共同通信》
【アシアナ航空】機内食なく大混乱
韓国アシアナ航空の国際線で、機内食を出発予定時間までに積み込めず、離陸が大幅に遅れたり、機内食なしで運航したりする事態が1日から相次いだ。機内食業者の選定での見通しの甘さが原因と指摘され、長期化の様相も見せている。
KBSテレビなどによると、3日までに出発が遅延した国際便は63便、機内食を積めずに運航したのは107便に上った。1日には到着が3〜5時間遅れた便もあったという。
欧米などに向かう長距離路線への積み込みは正常化しつつあるが、日本や中国など近場の路線では間に合わず、乗客に30〜50ドル(約3300〜5500円)の商品券を配って対応している。金秀天(キム・スチョン)社長は3日、「ご不便をかけ、深くおわびする。1日も早くサービスが安定するよう渾身の努力を尽くす」と謝罪した。
今月から機内食を納入予定だった会社の新工場建設現場で3月に火災があり、アシアナは急遽、別の中小企業と短期契約を結んだ。アシアナは「機内食を包装、運搬する過程で予期せぬ混乱が生じた」と説明。この企業は別の航空会社に1日約3000食を納入してきたが、アシアナが必要とする約2万5000食をまかなうには無理があり、「遅延問題は予想されていた」との業界の指摘も出ている。
また、この企業の下請け業者の社長が2日、自宅で死亡しているのが見つかった。警察は納品の遅れを苦にした自殺とみて調べている。《産経新聞》
【JR四国・TSE】ラストラン
JR四国が世界で初めて導入した制御付き振り子式ディーゼル特急車両「2000系試作車」(愛称・TSE、3両編成)の引退を記念した「ラストラン」が3日あった。鉄道ファン約130人を乗せて高松駅(高松市)を出発し、瀬戸大橋を渡って最後は多度津工場(香川県多度津町)に入り、さよならイベントを行った。
多度津工場では車両を囲んだファンがカウントダウンすると、TSEはエンジンを停止して汽笛を鳴らし、ヘッドライトを消灯した。車両開発に携わった明比博文工場長(60)=西条市出身=があいさつし、「TSEは600万キロ、地球150周の距離を走った。約30年間、四国内を走り回り、ご苦労さんと言いたい」と感謝した。《愛媛新聞》
【グリーンピース】仏原発にドローンぶつける
環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)は3日朝、フランスの原子力発電所がテロ攻撃に弱いことを示すため、同国南東部の原発に空飛ぶスーパーマン(Superman)を模したドローンを激突させたと発表した。
グリーンピースが公開した動画には、南東部リヨン(Lyon)郊外約25キロに位置するビュジェ(Bugey)原発上空の飛行制限区域を飛行し、建屋にぶつかるドローンが映っていた。
グリーンピースによると、ドローンは原子炉のそばの使用済み核燃料貯蔵プールの建屋にぶつかったという。使用済み核燃料貯蔵プールは原発内でも特に線量が高い場所だ。
グリーンピース・フランスの原子力反対運動部門を率いるヤニク・ルスレ(Yannick Rousselet)氏は「これは極めて象徴的な行動だ。今回はいとも簡単に空から使用済み核燃料貯蔵プールに到達できることを示した。つまり攻撃に対して極めて弱いということだ」と述べた。《AFP》