平成1021日目

平成3年10月25日(金)

1991/10/25

【甲子園球場】「ラッキーゾーン」撤去へ

阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)を運営している阪神電鉄は25日、プロ野球阪神タイガースの本拠地で、春夏の高校野球が開催される同球場のラッキーゾーンを撤去する、と発表した。

同球場のラッキーゾーンは1947年から設置されていたもので、撤去工事は12月下旬から着工し、来春は45年ぶりにラッキーゾーンのない甲子園に戻ることになった。

阪神電鉄専務を兼任する三好一彦阪神球団社長は記者会見で撤去理由を「設置した当時から見るとホームランの意義に変化が見られるようになってきた。広い球場がいくつも新設されるなか、ラッキーゾーンを存続させることは時代の流れから適当でなくなった」と説明した。《共同通信》



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【自民党総裁選】3候補が演説

自民党総裁選は27日、投開票日を迎える。竹下、宮沢、河本の3派の支持を受けた宮沢喜一氏が圧倒的優位を保っている状況は変わらず、渡辺美智雄、三塚博両氏が引き続き激しく2位を争っている。

3氏は25日、党主催の街頭政権発表演説で政治改革、国際貢献、経済政策を訴えたほか、電話で無党派議員や党員・党友を抱える職域団体に協力を要請するなどラストスパート。党主催演説会は同日午後、東京・JR新宿駅前で開かれ、動員された秘書団を中心とした約700人の聴衆を前に宮沢氏は国連協力や世界の新秩序構築への参画など外交への強い意欲を表明した。《共同通信》

【ベトナム・キエト首相】インドネシア・スハルト大統領と会談

カンボジア和平を象徴する初の東南アジア訪問を開始したベトナムのボー・バン・キエト首相は、25日、ジャカルタでインドネシアのスハルト大統領と会談した。同首相は今回の歴訪でカンボジア問題の存在によって対立していたベトナムと東南アジア諸国連合(ASEAN)の関係を解消し、この地域の新たな共存を目指している、ASEAN側もこれを歓迎しており、この訪問はベトナ戦争以来の歴史的一歩になるだろう。

ベトナム首相がASEANとの新関係樹立のため最初にインドネシアを選んだのは、対立時代もインドネシアがベトナムとの対話の窓口を開いていた特別な関係があったためで、当然といえよう。今後もベトナムはインドネシアを最も頼りにしてASEANとの関係緊密化に努めていくだろう。

同日開かれた晩さん会で、キエト首相は「インドネシアのとってきたカンボジア和平イニシアチブを歓迎する。インドネシアとともに紛争の潜在性を平和的協力関係に変えていきたい」と演説した。これは本音からの願望といえるだろう。

スハルト大統領も「従来の相違は両国関係緊密化の障害にはならないだろう」と答え、新たな時代の到来を告げた。

会談で両首脳は、南シナ海に位置するインドネシア領ナツナ諸島近くの大陸棚をめぐる国境紛争について、早急に解決することで一致。さらに、両国は、ベトナムに対する投資促進や、海空交通路に関する3協定に調印した。《読売新聞》



10月25日のできごと