平成2242日目

平成7年2月27日(月)

1995/02/27

【大相撲春場所】番付発表

日本相撲協会は27日朝、大相撲春場所(3月12日初日・大阪府立体育会館)の番付を発表した。横綱、大関陣に大きな動きはなし。13勝2敗で新横綱優勝を果たし、春場所に4連覇を懸ける貴乃花が東の横綱。西は曙。大関は先場所、貴乃花と優勝決定戦を行った武蔵丸と、貴ノ浪が東。若乃花が西に回った。

関脇は東が魁皇で先場所と同じ。西には安芸乃島が2場所ぶりに返り咲いた。新三役は東小結の浪乃花1人。浪乃花の昇進で役力士19人うち、5人が二子山部屋の力士で、平幕にも三杉里が西筆頭に、貴闘力が東2枚目と上位にいる。西小結に大翔鳳が13場所ぶりに復帰した。

前頭上位には二子山部屋の2人のほか、東筆頭に琴別府、西2枚目に朝乃若、東3枚目に元大関の小錦がランクされた。春場所も休場濃厚な武双山は、6場所守った三役の座から転落し西4枚目、琴錦も西3枚目に後退した。相撲巧者の智ノ花は東7枚目、舞の海は同9枚目と番付を下げた。

入幕は2人で、いずれも新。朝乃翔は近大、若松部屋で同期の朝乃若に1年遅れての幕内入り。学生相撲出身の幕内力士は10人となり、史上最多を更新した。十両昇進は5人でこちらもすべて新。旭鷲山は初のモンゴル出身関取。現役の外国出身関取は7人と史最多になった。大飛翔は年6場所制が定着した昭和33年以降では8位のスピード出世(幕下付け出しを除く)となった。《共同通信》



【平成7年度予算】衆院通過

平成7年度予算が27日、衆院を通過。年度内成立が確定した。村山首相は引き続き阪神大震災の復興対策に全力を挙げる一方、特殊法人見直しなどできしみの目立つ与党内の再結束を図り、4月の統一地方選と7月の参院選をにらみながら政府の主導権を確保する方針だ。

与野党とも統一地方選などの選挙対策を本格化させる一方、国会では経営破たんした東京協和、安全信用組合への監督責任問題、10兆円を超える復興財源としての増税問題、政府系金融機関見直し、国会の不戦決議などで対決姿勢を深めることになろう。《共同通信》

【新進党・小沢一郎幹事長】2週間ぶりに姿

新進党の小沢一郎幹事長が2週間ぶりに国会に姿を見せた。予算案採決の衆院本会議に出席、首脳会談などの党務もこなした。

この日午前の首脳会談で小沢氏は冒頭「長いことすみませんでした」とこの間の不在をわびた上で、東京共同銀行問題で「風を起こしていかなければならない」と指示。党のかなめとして「攻めの後半国会」に意欲を見せた。《共同通信》

【新進党・海部俊樹党首】村山首相退陣を促す

新進党の海部党首は27日、1995年度予算の衆院通過に伴い記者会見し、阪神大震災での政府の対応に触れ「初動の遅れ、リーダーシップの欠如が被害を拡大したことは紛れもなく、人災の面も否定できない。村山首相には辞任に値する重大な政治責任がある」と批判、あらためて首相の退陣を強く促した。

また海部氏は、村山内閣の行政改革姿勢に対しても「特殊法人の整理合理化案は村山内閣の公約を破棄したに等しく、到底行革などと言える内容ではない」として、参院審議で責任を明確にしていく方針を示した。《共同通信》

【村山富市首相】トルコ・チルレル首相と会談

村山首相は27日夜、首相官邸でトルコのチルレル首相と会談した。

チルレル首相は、トルコが民主化と市場経済化を促進していることを説明。「二国間関係強化の時期に来ている。訪日を機会に両国関係をさらに拡大させたい」と述べ、教育、経済などの分野で対日関係強化の意向を示した。

村山首相は「さまざまな分野で協力したい」と答えた上で(1)2年間で5億ドルの貿易保険引き受け枠の新設(2)中央アジア諸国向けの両国による技術協力の実施の検討–を提示した。《共同通信》

【政界談話室】

○…河野外相は27日の衆院外務委員会で、ゴラン高原での国連平和維持活動(PKO)参加を決断するよう、新進党の鹿野道彦氏に迫られた。「野球で言えば、国連はこれだけ良い球を投げているのに、どうして(日本は)打たないんだろうと思っている」という質問に、外相は「引きつけて打つのがいいと教わった。できるだけ引きつけているところだ」と反撃。鹿野氏は「往々にして見送り三振も多い。思い切って振ることも必要だ」とあおったが、所詮、日本外交は草野球談議がお似合い。

○…新進党の市川政務会長はこの日の議員総会で、党内の風通しを良くするとの触れ込みで今月からスタートした「議員懇談会」について「皆さん、継続してやりますか」と問い掛けた。週1回の議員懇談会は「若手議員の発言の場」という触れ込みに反し、出席者が初回50人、2回目30人と早くもしりすぼみ気味。「やろう、やろう」と継続を求める議員の声にも、市川氏は「本当に出てきますか。参院予算委員会の審議中はなくしますか。私はどちらでもいいんですよ」と若手の「やる気」を疑うことしきり。《共同通信》



2月27日のできごと