平成10243日目
2017/01/23
この日のできごと(何の日)
【韓国・黄教安首相】慰安婦像「知恵絞る」
韓国の大統領権限代行を務める黄教安首相は23日、釜山の日本総領事館前に従軍慰安婦被害を象徴する少女像が設置された問題について「韓日関係の未来のためにどう解決するか、政府も知恵を絞ることが必要だ」と述べた。ただし、具体策は挙げなかった。
ソウルの政府庁舎で記者会見した。黄氏は民間団体が像を設置したことから「あれこれ言うのは難しい」とする一方、日韓間の重大な懸案だとして「もう少し時間が必要だが、必ず克服できるよう努める」とも述べた。
次期大統領選で保守系有力候補の潘基文・前国連事務総長の人気が上がらない中、保守派からは黄氏の待望論も出ている。《共同通信》
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【江角マキコさん】芸能界引退
ドラマ「ショムニ」シリーズなどで知られる女優の江角マキコさん(50)が23日、代理人の弁護士を通じて、芸能界を引退することを発表した。
江角さんは公表した文書で「子どもたちのために、今、私にしかできないことを選択し専念する時期だと考え、このような決断に至りました」と説明している。江角さんは映画「幻の光」「命」などに出演。バラエティー番組でも活躍した。《共同通信》
【東京都議会】小池氏支援の都議3人、「都民ファーストの会」に変更
昨年夏の東京都知事選で、小池百合子知事を支援した都議会会派「かがやけTokyo」の都議3人は23日、会派名を「都民ファーストの会東京都議団」に変更する書類を議長宛てに提出した。
都民ファーストの会は、小池氏が設立した政治塾を運営する政治団体の名称。新たな会派で幹事長を務める音喜多駿都議は書類提出後、報道陣の取材に「知事の東京大改革を支えていく会派を正式に結成し、それを推進していくという決意表明だ」と強調した。
小池氏は夏の都議選で協力に前向きな公明党や民進党と連携し、都議会での過半数の勢力確保を目指している。《共同通信》
【沖縄県・安慶田光男副知事】辞任
沖縄県の翁長雄志知事は23日、県庁で緊急記者会見を開き、公立学校教員採用試験で特定の受験者を合格させるよう県教育委員会側に不正に働き掛けたとの疑惑が持たれている安慶田光男副知事の同日付の辞任を発表した。安慶田氏は、疑惑を改めて否定し、県政の「混乱と停滞」への責任を辞任理由に挙げた。
安慶田氏は2014年12月の翁長県政発足時から副知事を務めてきた翁長氏側近で、政府と対立する米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設問題を担当。翁長氏は「余人をもって代え難く、胸をかきむしられる思いだ」と述べ、県政への打撃は避けられないとの考えを示した。《共同通信》
【菅義偉官房長官】「日米同盟の絆強める」
菅義偉官房長官は23日午前の記者会見で、米国でトランプ大統領が就任したことに関して「日米同盟は外交・安全保障の基軸だ。トランプ政権と日米の絆を一層強めたい」と関係強化への意気込みを示した。安倍晋三首相とトランプ氏による首脳会談について「できる限り早く行いたい」と表明。政府高官はこれとは別に、両首脳による電話会談を早期に行えるよう調整していると明らかにした。
菅氏は、トランプ政権が離脱を表明した環太平洋連携協定(TPP)について「地域に繁栄と安定をもたらすとの理解を米国に促し、さまざまな機会を通じて粘り強く働き掛けていく」と述べた。《共同通信》
【この日の安倍総理】
衆院本会議
安倍晋三首相は23日、衆院本会議の代表質問で、米国のトランプ大統領が離脱を表明した環太平洋連携協定(TPP)について「腰を据えて理解を求めていきたい」と述べ、発効に向け米側へ働き掛けを続ける意向を示した。
トランプ氏に関し「信頼できる指導者だとの考えは変わらない」とし「できるだけ早期に会談し、揺るぎない日米同盟の絆をさらに強化したい」と強調した。
代表質問は23日に始まった。24日は衆参両院で、25日に参院でそれぞれ本会議が開かれ、各党の党首らが質問に立つ。《共同通信》
【米・トランプ政権】本格始動
スパイサー米大統領報道官は23日、トランプ政権発足後最初の定例記者会見を開き、南シナ海を「一つの国の支配」から防衛すると述べ、中国をけん制した。政権による法整備の優先事項として医療保険制度と移民対策、税制改革、規制改革を挙げた。
南シナ海を巡り、スパイサー氏は公海上での米国の国益を守ると強調した。南シナ海の大半の海域について管轄権を主張する中国が反発しそうだ。スパイサー氏はまた、トランプ氏が過激派組織「イスラム国」(IS)掃討に向けてロシアとも協力できると述べた。《共同通信》