平成9800日目

2015/11/07

この日のできごと(何の日)

【中台首脳会談】

中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統は7日午後、シンガポール市内のホテルで、1949年の中台分断以降初めての首脳会談を行った。両氏は、中台双方が「一つの中国」の原則を認めるとした「1992年合意」を土台に、平和を維持し関係発展を目指す立場を確認した。

ただ、習氏は「国家分裂のいかなる行動も認めない」と強調した。「歴史的会談が今後の地域安定に寄与するかどうかは不透明だ。

会談は7日午後3時から、約1時間行われた。両氏はまず80秒間、握手した。続いて、習氏が冒頭、「両岸(中台)の歴史の1ページを開くものだ」と会談の意義を強調した。その上で「平和と発展の成果を失ってはならず、関係が正しく発展するよう希望する」と呼びかけた。馬氏は「両岸関係は分断以来、最も平和で安定した段階にある。平和と繁栄の継続は双方の人民だけでなく国際社会の期待でもある」と応じた。

双方は主権を認めあっていないため、会談で両氏は国家主席、総統の肩書でなく、「馬さん」「習さん」と呼び合った。会談後、合意文書や共同声明の発表はなかった。《読売新聞》

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【500 TYPE EVA】山陽新幹線で「エヴァ新幹線」運転開始

【フィギュア・浅田真央選手】GP復活戦で優勝

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯最終日が7日、北京で行われ、女子はショートプログラム(SP)首位の浅田真央(中京大)がフリーで3位だったが逃げ切り、合計197.48点で優勝した。ファイナルも含め、GPシリーズ通算15勝目。

SP2位の本郷理華(邦和スポーツランド)はフリー1位となり、合計195.76点の2位だった。《読売新聞》

【巨人・高橋由伸監督】始動

巨人の秋季キャンプが7日、宮崎市で始まり、高橋由伸新監督は初日から精力的だった。「見たいことも多いので、見て回るようにした」と現役時代と同じ背番号24のユニホーム姿で、フリー打撃、ブルペンと次々に場所を移した。球場以外でも朝の散歩に始まり、練習後は約20分、走って宿舎に戻った。現役引退直後らしく選手に負けない活発な動きを披露した。

随所に“高橋色”も見えた。今までは最後に行うことが多かった筋力トレーニングを練習の最初に導入。「技術的な練習を、余力を残さずにやってほしい」とより効率的にメニューを消化するためだ。

複数の変化球が投げられるバーチャル打撃マシンを取り入れ、より実戦に近い形でバントを含めた打撃練習に取り組んだ。体幹を使ったスイングを身に付けようと、2メートルほどの長い棒を振る練習もあった。

個々のレベルアップがテーマなだけに、練習は長く、中身も濃かった。土台づくりの秋。新監督は「(練習内容で)改善できるところは改善して、良かったところは継続したい」と話した。《共同通信》

【阪神・金本知憲監督】鳴尾浜視察

阪神の金本監督が7日、高知の秋季キャンプに同行しなかった残留組の視察のため兵庫県西宮市の鳴尾浜球場を訪れた。キャンプ同様、精力的にアドバイスを送り「忘れないうちに言ってあげることが大きな作業のひとつ。楽しみな選手が何人か見られたのでよかった」と満足げだった。

「僕らが根気よく言ってあげないと」と、掛布2軍監督とも積極的にコミュニケーションをとって指導に当たった。掛布監督も「監督の目もあって、緊張感のある一日だった。非常に刺激になったと思う」と感謝した。《共同通信》

【ボクシング・村田諒太選手】判定勝ちで8戦全勝

ボクシングのロンドン五輪男子ミドル級金メダリストの村田諒太(帝拳)が7日、米ネバダ州ラスベガスでプロ8戦目にして初めて米国での試合に臨み、ノンタイトル10回戦でガナー・ジャクソン(ニュージーランド)に3―0で判定勝ちした。村田は8戦全勝(5KO)。

村田は試合序盤からペースをつかみ、相手の動きを見極めて的確にパンチを繰り出した。クリンチを多用する相手を余裕の試合運びで退けた。《共同通信》

【日本、韓国】国会議員がサッカー交流

超党派の「サッカー外交推進議員連盟」(会長・衛藤征士郎元衆院副議長)は7日、韓国の国会議員を招いてサッカーの親善試合を横浜市で行った。従軍慰安婦問題で日韓両国の対立が続く中、スポーツを通じた議員交流で関係改善を後押しする狙い。日韓首脳会談が約3年半ぶりに開かれた直後でもあり、互いに親睦を深めた。

親善試合には日韓の国会議員約50人が参加。試合は4―3で韓国チームが勝った。

衛藤氏は記者団に「両国の良い関係を未来志向で継続したい。議員外交は極めて大事だ」と強調。来年は日中韓3カ国の国会議員によるサッカー大会開催を目指す考えを示した。《共同通信》



11月7日 その日のできごと(何の日)