平成9556日目
2015/03/08
この日のできごと(何の日)
【自民党】党大会
自民党は8日、都内のホテルで党大会を開いた。今年、結党60年の節目を迎えるに当たり、党是で安倍晋三首相(党総裁)が 強い意欲を示す改憲を前面に掲げた2015年運動方針を採択した。首相はあいさつで「国民の命、暮らし、日本の領土、領空、 領海は断固として守り抜く」と、与党で協議している安全保障法制の速やかな整備に取り組む考えを強調した。党大会は第三次安倍政権発足後初めて。
運動方針は、前文で「あらためて胸に刻まねばならないのは、憲法改正を党是として出発した保守政党としての矜持」 だと強調。改憲に関して昨年は外交・防衛に関する項目の中で触れた程度だったのに対し、今年は独立した項目を立て「憲法改正 賛同者の拡大運動を推進する」と記した。
首相はあいさつで、集団的自衛権の行使容認によって戦争に巻き込まれるとの批判が出ていることに関し「自民党の誇りは無責任な 批判にたじろぐことなく、やるべきことは毅然とやり遂げていったことだ」と訴えた。
運動方針は4月の統一地方選を「政策実現政党としての足場を完成する極めて重要な選挙」と位置付け。首相は「来る選挙に勝ち抜いて、たそがれから新しい朝を迎えた日本の夜明けを確かなものにしていこう」と、結束を呼び掛けた。
運動方針は、原子力規制委員会が新規制基準に適合すると認めた原発については「国も前面に立って立地自治体などの理解と協力 を得るよう取り組み、再稼働を進める」とした。外交では戦後70年を迎え「近隣諸国との関係改善に尽力」するとした。 《共同通信》
8日の自民党大会は、政権運営への自信を深める安倍晋三首相(総裁)が地方創生や女性活躍といった看板政策の推進を打ち出し、統一地方選への結束を演出するセレモニーの場となった。昨年12月の衆院選勝利の勢いを統一戦につなげる戦略だが、各地の知事選で与党系候補の落選が相次ぐなど、地方対策には不安要素も残っている。
「来る統一戦に勝ち抜いて、日本の夜明けを確かなものにしていこうではありませんか」首相は、冗談も交えながら20分弱、演説した。アベノミクスの成果、農業の競争力強化、女性の活躍といったなじみのテーマを羅列しながら「約束したことは、一つ一つ必ず実行していく」とアピールした。《毎日新聞》
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【圏央道】寒川IC−海老名JCT供用開始
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の神奈川県内区間のうち、寒川北インターチェンジ(IC)−海老名ジャンクション(JCT)の4.3キロが8日開通し、総延長約300キロのうち開通済みは約200キロとなった。
鎌倉や江の島のエリアが中央道や関越道方面などと直結され、碓氷軽井沢IC(群馬)との所要時間は従来の都心経由より約1時間20分短い約2時間50分になる。
圏央道は29日に久喜白岡JCT(埼玉)−境古河IC(茨城)の19.6キロ、4~5月には神崎IC(千葉)−大栄JCT(同)の10.0キロも開通する。2015年度中には埼玉、茨城の県内区間がつながる予定で、利便性アップが期待される。《共同通信》
【武豊騎手】JRA通算3700勝達成
日本中央競馬会(JRA)の最多勝記録を更新中の武豊騎手(45)は8日、中山競馬第8レースでローズマンブリッジに騎乗して1着となり、JRA通算3700勝を達成した。
今年でデビュー29年目の同騎手は、JRA重賞レース297勝(うちG169勝)など数々の1位記録を持っている。《共同通信》
【浜松中央署】無免許運転をネット中継、32歳男を逮捕
浜松中央署は8日、浜松市内で無免許運転する様子をインターネット配信サイトに投稿した兵庫県の男を道交法違反の疑いで逮捕した。映像を見た視聴者から「無免許ではないか」との情報提供があり、摘発につながった。《静岡新聞》
【広島・黒田博樹投手】本拠地凱旋登板
米大リーグから8年ぶりに広島に復帰した黒田博樹投手(40)が8日、本拠地マツダスタジアムでのオープン戦のヤクルト戦で先発して実戦初登板し、4回1/3を投げて無安打無失点の好投だった。
打者13人に対して無四球で、3三振を奪う完璧な内容だった。2月18日にキャンプ合流後は、シート打撃などで順調に調整を続けていた。《共同通信》
【大相撲春場所】初日
大相撲春場所初日(8日・大阪市ボディメーカーコロシアム)大鵬に続き史上2人目となる2度目の6連覇と34度目の優勝が懸かる横綱白鵬は小結妙義龍を押し倒して白星発進した。横綱日馬富士は新小結玉鷲を寄り切った。横綱鶴竜は左肩のけがで休場した。
大関陣は稀勢の里が栃煌山に押し出され黒星スタート。琴奨菊は佐田の海を、ご当地の豪栄道は宝富士をそれぞれ寄り切った。
新関脇2人は明暗が分かれ、照ノ富士は高安を下したが、隠岐の海は碧山に突き落とされた。《共同通信》