平成8958日目
2013/07/18
【米・デトロイト市】財政破綻
世界的な自動車の街として知られる米ミシガン州デトロイト市が18日、米連邦破産法第9条を裁判所に申請し、財政破綻した。負債総額は180億ドル(約1兆8千億円)超で、米自治体の破綻としては過去最大。
市内に本社を置く米ゼネラル・モーターズ(GM)は復活したが、生産の海外移転などにより大量の人口流出と雇用縮小は止まらず税収は落ち込んでいた。《日経新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【韓国】「芸能兵士」制度を廃止
韓国国防省は18日、兵役に就く歌手や俳優らが一般的な国防任務の代わりに芸能活動を通じて軍の広報を行う「芸能兵士」制度を廃止すると発表した。最近、無断外出など芸能兵士の不祥事が相次いで発覚し「国民の信頼を失ったため」としている。
芸能兵士の正式名称は「国防広報支援隊」。国防省が運営するテレビ・ラジオ放送の出演や、兵士向けの公演などが任務で、1996年に導入された。
しかし、6月下旬に芸能兵士らが地方公演後に飲酒したりマッサージ店に出入りしたりする姿がテレビで放送された。《共同通信》
【インド】中国国境に5万人部隊
インド政府は18日までに、中国との国境地帯に5万人規模の軍部隊「打撃軍団」を新設、配置することを決めた。中国との領土係争地がある北東部を中心に軍備を増強することで、チベットで鉄道など軍事転用可能なインフラの開発を進める中国に対抗する。
PTI通信によると、打撃軍団は司令部を東部の西ベンガル州に設置。中国が領有権を主張する北東部アルナチャルプラデシュ州に近いアッサム州のほか、東部ビハール州に師団を展開させる。
今後7年で約6500億ルピー(約1兆円)を投じて部隊配置を進め、中国国境の山岳地帯での機動性を重視した兵器を配備するという。《共同通信》
【ロシア・モスクワ】ブロガー実刑に数千人抗議行動
ロシアのプーチン政権批判で人気を集めるブロガー、アレクセイ・ナワリヌイ氏(37)の実刑判決に怒った数千人が18日夕、クレムリンに近いモスクワ中心部に続々と集結し、無許可の抗議行動を展開した。一時は群衆が仕事帰りの車で混雑する車道をふさぐなど周辺が混乱、当局が多数の参加者を拘束した。
インタファクス通信によると、モスクワ市警察のヤクーニン長官自身が現場で秩序維持を訴えた。判決をきっかけに反政府機運が高まる事態を警戒しているとみられる。
参加者は当局推定で約2500人。野党幹部によると1万人。ナワリヌイ氏の名を連呼し、「自由を」と口々に訴え、練り歩いた。《共同通信》
【福井県】石川、奈良、兵庫にも原発避難
全国最多14基の原発を抱える福井県は18日、福井市内で防災会議を開き、地域防災計画を改定、県内の原発で事故が起きた際の広域避難などを盛り込んだ。原発30キロ圏内の住民の広域避難先については、防災計画の要綱を別途定め、県内のほか、幹線道路の整備状況などを踏まえ石川県の3市、奈良県の4市、兵庫県の15市7町を選定した。
国の原子力災害対策指針の改定などを反映した。全面的な見直しは、1999年に茨城県東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)で起きた臨界事故を受けた2001年の改定以来12年ぶり。《共同通信》
【岸田文雄外相】韓国・金奎顕外務第1次官と会談
岸田文雄外相は18日午前、来日した韓国の金奎顕外務第1次官と外務省で会談し、従軍慰安婦問題や島根県・竹島の領有権問題で冷却化した日韓関係の修復に向け外交当局間で緊密に意思疎通を図る必要性を確認した。
両氏は、日韓関係が両国と東アジア地域の平和と安定にとって重要だとの考えでも一致した。日韓間では、韓国の朴槿恵大統領が日韓首脳会談の早期開催に消極姿勢を示し、日本側も「(首脳同士で話し合う)緊急の課題もない」(菅義偉官房長官)と急がない構えを見せており、両国関係は冷え込んだ状態が続いている。《共同通信》
【日韓協議】対北朝鮮で協力強化
日韓両政府は18日午後、斎木外務事務次官と韓国の金外務第1次官による協議を外務省で開いた。北朝鮮対応を含む安全保障問題で協力関係を一層強化する方針で一致した。
両次官による協議は11日に続き2度目。朝鮮半島の非核化に向け、日韓に米国を加えた3カ国の密接な連携が不可欠だとの認識も再確認した。竹島の領有権問題や靖国神社参拝問題についても取り上げられたもようだ。
金氏は11日のソウルでの協議で、歴史問題解決に取り組むことが重要だとの考えを示しており、今回も従軍慰安婦問題への対応をあらためて求めたとみられる。《共同通信》
【在日韓国大使館】建て替え工事終え開館式
建て替え工事を終え先月完成した在日韓国大使館=東京都港区南麻布=の開館式が18日行われ、斎木昭隆外務事務次官、韓国の金奎顕外務第1次官が同日午後の協議を前に出席し、日韓関係改善に向け意欲を見せた。
式典で金氏は「(開館式を)韓日関係発展への覚悟を新たにする場にしたい」とあいさつ。斎木氏も祝辞で「2015年は日韓国交正常化50周年の節目。両国関係を新たな段階に引き上げるよう共に努力しなければならない」と強調、降壇後、金氏と握手を交わした。
斎木氏は記者団に「金第1次官とは友人関係。今日も日韓関係を前に進めるよう努力する」と述べた。《共同通信》
【日本維新の会・橋下徹共同代表】「5議席取っても負け」
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長は18日夜、インターネット番組に出演し、同党の改選が2議席であることを念頭に参院選の勝敗ラインについて「3とか4とか5議席取ったからといって勝利とは言えない」とあらためて述べた。
番組は堀江貴文元ライブドア社長との対談。堀江氏に「みんなの党と主張がかぶっている」と指摘されると「丸かぶりだが、政治の世界も感情が関係する」とし、橋下氏の従軍慰安婦発言を批判する渡辺喜美代表との不和に言及。「2党の票を合わせれば2着が取れるのに、共倒れしている選挙区がある」と恨めしげに語った。《共同通信》
【この日の安倍総理】
「復興を加速」
与野党党首は18日、参院選の街頭演説で、東日本大震災からの復興や経済政策をめぐり舌戦を繰り広げた。与党が被災地などで「復興が最優先」と強調したのに対し、野党は「巨大自民党の暴走阻止」を訴えた。
安倍晋三首相は岩手県陸前高田市で、「復興は政権(の課題)の大きな柱の一つだ。さらに加速させていく」と表明。公明党の山口那津男代表は浜松市で「経済再生、被災地復興のスピードアップを最優先でやる」と力説した。
一方、民主党の海江田万里代表はさいたま市で、自民党が大勝すれば憲法改正や雇用の規制緩和につながると懸念を示した。生活の党の小沢一郎代表は盛岡市で自民党政権を批判した。《共同通信》
【参院選】鹿児島離島で繰り上げ投票
参院選の繰り上げ投票が18日、全国のトップを切って鹿児島県の離島で実施され、午後4~6時で締め切られた。島への交通機関が船に限られ、台風など天候悪化に備えるために、国政選挙では毎回行われている。
県選挙管理委員会によると、対象の投票所は三島村と十島村、屋久島町の口永良部島にある計13カ所で、有権者数は計956人。
投票率は三島村が84・34%で、2010年の前回参院選より2・2ポイント減、十島村が79・93%で1・85ポイント下回った。口永良部島は期日前投票などを除き76・38%で、6・61ポイント上回った。《共同通信》