平成2125日目

平成6年11月2日(水)

1994/11/02

【近鉄・金村義明内野手】FA宣言

近鉄の金村義明内野手(31)は2日、フリーエージェント(FA)宣言をした。大阪・難波の球団事務所で前田球団社長と話し合い、FA権利行使表明書にサイン。他球団への移籍を前提とした権利行使は今季初めて。

約1時間の会談の後に会見した金村は「社長には引き留めていただいたけど、自分の野球人生を考えて、出場機会の多いところで完全燃焼したい」と語った。前田球団社長も「うちにうてほしいけど、本人の意思を尊重したい。最後の働き場所を求めての移籍というのは、FAの実態に合ったもの」として慰留を断念した。

金村の移籍希望先はセ・リーグで、他球団との交渉は16日に解禁。中日が獲得に名乗りを上げるものとみられる。

金村は1982年にドラフト1位で報徳学園高(兵庫)から近鉄に入団。今季は左ろっ骨骨折で出遅れ、中村紀の台頭もあって80試合に出場して打率2割9分9厘、8本塁打だった。通算成績は打率2割6分、122本塁打。《共同通信》



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【Jリーグ・ニコスシリーズ】第17節

Jリーグ・ニコスシリーズ第17節(2日・国立競技場ほか=6試合)前節終了時点で首位だったヴェルディ川崎が敗れ1差で2位だったベルマーレ平塚が勝ったことから両チームが13勝4敗で並び、得失点差で平塚が再びトップに浮上した。

サンフレッチェ広島と対戦した川崎は前半、広島のハシェックにゴールを許し、結局このまま0−1で押し切られた。平塚はベッチーニョの2ゴールなどで、4連勝と好調だったガンバ大阪に3−0で快勝した。横浜マリノスはジェフ市原に3−2で逆転勝ちし、ジュビ口磐田は清水エスパルスを2−1で破った。浦和レッズは横浜フリューゲルスを3−1で下した。鹿島アントラーズは3−3からのPK戦の末、名古屋グランパスを下した。《共同通信》

【原爆被爆者援護法案】今国会で成立へ

村山首相が内閣の最重要課題として位置付けてきた被爆者援護法制定問題が、2日夕の自民、社会、さきがけの連立3与党の合意で、原爆投下時の犠牲者遺族までさかのぼって「特別葬祭給付金」を支給することなどを柱とした政府の打開案を3党が受け入れることで合意、決着した。政府が現行の原爆2法と今回の合意を一本化した原爆被爆者援護法案(仮称)を今国会に提出、成立を目指すことになった。

援護法制定問題では法案への「国家補償」の文言明記や給付金の支給範囲をめぐって自民、さきがけ両党と社会党が厳しく対立、当初目指していた10月中の決着を果たせず11月にずれ込んだ。ぎりぎりの折衝の結果、連立政権維持の立場から自民、社会両党が歩み寄り、与党内の亀裂を回避した。《共同通信》

【区割り法案】衆院通過

衆院は2日夕、衆院小選挙区比例代表並立制の区制り法案、腐敗防止法案(いずれも公職選挙法改正案)、政党法人格付与法案の政治改革3法案を本会議に繋急上程、与野党の賛成多数で可決した。

区割り法案には自民党の石原慎太郎、社会党の小林竜邦ら両党の5氏が党議に反して反対した。参院でも今月中旬に可決、成立し、政治改革が完結する見込み。公布後、1カ月の周知期間を経て、小選挙区300議席と比例代表200議席を組み合わせた新選挙制度が12月中旬にも施行される。

区割り法案の衆院通過で、野党「改革」が新制度による早期解散要求を強めるのは確実。今後、与野党内で小選挙区ごとの立候補者調整が進み、新たな政治勢力づくりに向けた政界再編の動きが加速するのは必至となった。

選挙制度の大幅改定は、終戦後の一時期に大選挙区制が導入されたのを除き、1925年(大正14年)に小選挙区から中選挙区制に改められて以来、約71年ぶり。区割り法案は小選挙区の地域を定めたもので、各選挙区人口の最大格差は人口が最も多い北海道8区と、最も少ない島根3区との間」で2.137倍。格差2倍を超える選挙区は28で、全国で15市区が分割される。《共同通信》



11月2日のできごと