平成8948日目
2013/07/08
【安倍晋三首相】参院選目標は「安定多数」
安倍首相は8日、千葉県で街頭演説し、非改選と合わせて与党で過半数としていた参院選の目標に関し、国会運営を主導できる129議席の確保に引き上げる考えを示した。
自民、公明両党の非改選は59議席で、参院過半数の122まで63議席。与党が常任委員長を独占し、全常任委員会で野党と同数以上の委員を確保できる「安定多数」を獲得するには参院選で70議席が必要となる。
首相はこれまで与党過半数に必要な63議席以上を目指すとしてきた。今後の国会で法案をスムーズに成立させるため、より多くの議席確保が望ましいとの考えを示したとみられる。《共同通信》
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【東京都北区】落雷で3人搬送、1人死亡
8日午後3時50分ごろ、東京都北区の荒川の中州で落雷があり男性3人がけがをした事故で、東京消防庁によると、このうち心肺停止だった50代の男性の死亡が搬送先の病院で確認された。60代と50代の男性2人も重傷を負った。
死亡した男性らは釣りをしており、落雷時は中州の木の近くで雨宿りをしていたとみられる。警視庁赤羽署は身元の確認を進めるとともに、詳しい状況を調べている。《日経新聞》
【エジプト軍】デモ隊に発砲、51人死亡
モルシ大統領解任をめぐり大統領支持派と反対派の対立が深まっているエジプトで8日、軍がモルシ氏を支持するデモ隊に発砲するなどし、これまでに51人が死亡した。医療関係者によれば負傷者は435人に上るという。
デモ隊側の話では、モルシ氏が拘束されているとみられる首都カイロの共和国防衛隊の施設付近で祈りを捧げていたところ、軍が発砲を始めた。しかし、軍のスポークスマンは、武装勢力からの攻撃があったため発砲で対抗したとし、互いの主張は食い違っている。《ロイター》
【ローマ法王フランシスコ】不法移民の犠牲者に祈り
ANSA通信によると、ローマ法王フランシスコは8日、イタリア南部ランペドゥーザ島を訪れた。海で遭難した不法移民らを追悼するため、船で海上に出て花輪を投じ、祈りをささげた。
法王は3月に就任したが、同島はローマ周辺以外では初めての訪問先となった。同島は、豊かな欧州を目指す北アフリカからの不法移民が数多く漂着する。
法王は島内の施設でミサを執り行い「自らの繁栄のみを追求する文化により、人々は他者の苦しみに無関心になっている」と表明。国際社会がもっと不法移民問題に目を向けるよう促した。ミサには約1万人が参列した。《共同通信》
【ベネズエラ・マドゥロ大統領】元CIA職員の亡命申請受理
米当局から訴追された中央情報局(CIA)の元職員エドワード・スノーデン容疑者の亡命受け入れを決めたベネズエラのマドゥロ大統領は8日、首都カラカスで記者団に「亡命申請書類が到着した」と述べ、元職員の申請を正式に受け取ったことを明らかにした。
マドゥロ氏は「いつ渡航してくるのか、最終的に渡航したいのかどうか(元職員が)決めなければならない」と述べ、亡命先を決定する権利が元職員側にあることを強調した。
元職員はモスクワの空港の乗り継ぎ区域にとどまっているとされ、どのような方法で移動するかも焦点となりそうだ。《共同通信》
【福田康夫元首相】日中韓関係、ナショナリズムに懸念
福田康夫元首相は8日、北海道洞爺湖町で開かれた日中韓3カ国の元首脳らを集めた国際会議で「3カ国では時として狭量なナショナリズムが噴出し、関係をぎくしゃくさせる」と述べ、沖縄県・尖閣諸島や歴史認識問題をめぐる3カ国の関係悪化に懸念を示した。
同時に「地方レベルで3カ国の結び付きを強めることが、安定した前向きの関係を築く上で重要だ」と強調した。
中国の曽培炎元副首相は「当面解決が難しい問題は論争を棚上げし、地域平和の努力をすることが必要だ。海上の救難活動などやりやすいことから始め、徐々に難しい問題に取り組むべきだ」と指摘した。《共同通信》