平成8676日目
2012/10/09
【この日の野田総理】
オスプレイ配備撤回に応じず
沖縄県の仲井真弘多知事は9日、野田佳彦首相と官邸で会談し、米軍新型輸送機MV22オスプレイの普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)への配備撤回と見直しを求めた。首相は「重く受け止める」と強調、普天間飛行場の早期移設や沖縄振興に一層努める考えを示したが、配備撤回には応じず平行線で終わった。
これに関し森本敏防衛相は記者会見でオスプレイの沖縄配備見直しを米側に要請する考えはないと表明。訓練の本土移転を進めるため全国の知事に協力を要請する考えを明らかにした。《共同通信》
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【阪神・金本知憲外野手】引退セレモニー
今季限りで引退する阪神の金本知憲外野手(44)が9日、21年間のプロ生活に別れを告げた。兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であった今季最終戦のDeNA戦に4番・左翼でフル出場し、4打数1安打1盗塁を記録した。
試合後の引退セレモニーで、金本選手は「甲子園は持っている力以上のものを引き出してくれました。ファンの皆さんの『金本の本塁打を見たい』という声に励まされてやってきた。本当に夢をありがとうございました」とあいさつした。世界記録の1492試合連続フルイニング出場など、数々の記録を打ち立てた「鉄人」は、今季最多の4万7106人の観客から大きな歓声を浴びた。《朝日新聞》
【ぎふ清流国体】閉幕
第67回国民体育大会「ぎふ清流国体」は9日、岐阜市の長良川陸上競技場で閉会式を行い、閉幕した。昨年に続き「東日本大震災復興支援」を冠した大会は、岐阜が47年ぶりに天皇杯(男女総合優勝)と皇后杯(女子総合優勝)を獲得した。
ラグビーの少年決勝は大阪(選抜)が福岡(選抜)を29―24で下し、6年ぶりに優勝した。陸上成年少年共通400メートルリレーの男子はロンドン五輪代表の飯塚翔太(中大)や高瀬慧(富士通)を擁する静岡が39秒70で3連覇を果たし、女子は鹿児島が45秒86で制した。
ハンドボールの成年女子決勝は熊本(オムロン)が石川(北国銀行)に20―19で競り勝った。《共同通信》
【マララ・ユスフザイさん】銃弾を受け重傷
パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州スワト地区で9日、下校途中の通学バスが覆面の男に襲撃され、同国のイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の残虐行為を批判していた少女(14)が頭部に銃弾を受け、重傷を負った。重体との情報もある。10日付の地元各紙が報じた。
TTPの報道官は「少女は欧米寄りの考えで、TTPの批判を続けているので襲撃した」と少女を狙ったことを認めた。少女を再び襲撃すると宣言している。《共同通信》
【日本維新の会】党本部に垂れ幕
新党「日本維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)は9日、本部事務所が入居する大阪市中央区のビル外壁に党名の入った垂れ幕をつるした。総務省によると、政党助成法などの改正で政党要件が変わった1995年以降、東京以外に本部を設置した政党は初めて。
本部事務所は当面、大阪維新の会と共同で利用する。垂れ幕は縦4メートル、横69センチ。白地に「日本維新の会本部」と書かれ、「大阪維新の会本部」の幕と並べた。
垂れ幕披露に立ち会った同党総務会長の東徹大阪府議は記者団に「東京一極集中ではなく、大阪が大きな役割を担い、国を変えていく」と意気込みを語った。《共同通信》
【自民党・安倍晋三総裁】「原発ゼロは無責任」
自民党の安倍晋三総裁は9日午前、経団連の米倉弘昌会長らとの政策懇談会を都内のホテルで開き、2030年代の原発ゼロを目指す野田政権の方針について無責任だとの認識で一致した。会談で安倍氏は「責任ある対応が必要だ。原発の比率は下げるが、30年代にゼロにする考え方は取らない」と明言した。
経団連側が、内閣改造を終えたばかりの野田政権より先に、野党である自民党の新執行部と接触するのは異例。衆院選後の政権交代を見据えての“接近”と言えそうだ。
懇談会には、自民党から高村正彦副総裁や石破茂幹事長らも参加した。《共同通信》
【自民党】年内選挙へ結束確認
自民党は9日午後、全国幹事長会議を党本部で開き、年内の衆院解散・総選挙をにらみ結束を確認した。安倍晋三総裁の就任と新執行部発足を受け、選挙準備を本格化させる狙い。総裁選の際、地方票で圧勝した石破茂幹事長ではなく安倍氏が新総裁に選ばれたことを踏まえ、地方票の結果が尊重されるよう総裁公選規程の見直しを求める意見が相次いだ。
安倍氏は冒頭のあいさつで「政権奪還へ全力を尽くす。来るべき総選挙で各都道府県の候補者が勝利できるよう協力をお願いしたい」と強調した。石破氏は、2013年度予算編成作業などを考慮し「12月9日投開票をデッドラインとして取り組む」と述べた。