平成8029日目

2011/01/01

この日のできごと(何の日)

【鳥取・国道9号線】大雪で1000台立ち往生

山陰地方で降り続く大雪のため、鳥取県琴浦町から大山町の国道9号で12月31日から1日にかけ、約20キロにわたり約1000台の車が一時立ち往生した。一部の車は引き返し、復旧作業も進めているが、渋滞発生から丸1日たった1日午後4時現在も数百台が残っているとみられる。

県や県警は31日深夜に対策本部を設置し、県が陸上自衛隊に災害派遣を要請。自衛隊員が約70人態勢で車への給油などの支援をしたほか、県の職員は車内に残った人に食料や毛布を配った。

県によると、31日午後に大山町でタンクローリーがスリップし、上下線をふさいで渋滞が発生。タンクローリーは1日午前に撤去されたが、雪に埋もれた周辺の車や通行止めによって渋滞は解消しておらず、除雪作業が続けられている。

JR西日本米子支社によると、雪で1日午後1時までに山陰線と伯備線の列車計18本(約1200人が乗車)が駅や駅間で停車。地元消防によると、31日から大山町で停車している特急スーパーおき5号の乗客約130人のうち男女3人が体調不良を訴え、病院に運ばれた。いずれも吐き気などの軽症という。

食べ物や飲み物を積んで特急の救助に向かったラッセル車は1日午前、山陰線東山公園−伯耆大山間で脱線した。けが人はないという。運輸安全委員会は同日、原因究明のため鉄道事故調査官2人を派遣した。

中国電力鳥取支社によると、1日午前に県内で約2万7000戸が停電。徐々に復旧しつつある。送電線の鉄塔が折れているのが見つかり、高圧線の断線などが停電の原因とみられる。空の便にも遅れや欠航が相次いだ。

鳥取地方気象台によると、大山町に隣接する米子市の積雪は1日午前5時、観測を始めた1940年以降で最多となる89センチを記録した。《共同通信》

強い冬型の気圧配置の影響で1日、西日本を中心に大雪が続いた。

気象庁は、雪崩や路面凍結による交通障害に警戒するよう呼び掛けた。暴風や高波、落雷、突風にも注意が必要という。

同庁によると、鳥取県の大山では1日夕までの24時間降雪量が80センチを超えた。

西日本では2日にかけても、日本海側や山地を中心に大雪となる所がある見込み。2日夕までの24時間予想降雪量は、いずれも多い所で、中国地方50センチ、近畿と北陸40センチ、九州北部20センチ、四国10センチ。

強い冬型の気圧配置は2日には次第に緩むという。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【サッカー・第90回天皇杯】

サッカー日本一を決める第90回天皇杯全日本選手権最終日は1日、東京・国立競技場で決勝を行い、Jリーグ1部(J1)同士の対戦は鹿島が清水を2−1で下し、3大会ぶり4度目の優勝を果たした。鹿島は今季初のタイトル獲得で、来季のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を獲得した。

鹿島は前半26分、小笠原の左CKをフェリペガブリエルが頭で合わせて先制。後半は清水の攻勢に遭い、追い付かれたが、後半32分に野沢がゴール正面からのFKを直接決め、9大会ぶりの優勝を狙った清水を振り切った。

鹿島はクラブ創設以来のリーグ戦、ナビスコ杯と合わせた獲得タイトル数を14に伸ばした。2月26日の富士ゼロックス・スーパーカップでJ1王者の名古屋と対戦する。《共同通信》

【サッカー・全日本女子選手権】

サッカーの全日本女子選手権最終日は1日、東京・国立競技場でプレナスなでしこリーグ勢同士の決勝を行い、2大会ぶり決勝進出のINACが1−1からのPK戦で前回準優勝の浦和を下し、初優勝を果たした。

INACは前半7分、FKをFW川澄が頭で合わせて先制。浦和は後半23分にカウンター攻撃からMF堂園が決めて追い付いた。PK戦はGK海堀の好守などでINACが3−2で制した。《共同通信》

【全日本実業団対抗駅伝】

元日恒例の全日本実業団対抗駅伝は1日、前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間、100キロに37チームが参加して行われ、トヨタ自動車が最終7区のゴール前までもつれた3チームの混戦を制し、4時間51分56秒で初優勝した。

2位に富士通が続き、2連覇を目指した日清食品グループが3位だった。安川電機は4位と健闘した。《共同通信》

【全国高校ラグビー大会】第4日

全国高校ラグビー大会第4日は1日、東大阪市の花園ラグビー場で3回戦8試合を行い、2連覇を狙う東福岡(福岡第1)などが準々決勝に進んだ。

東福岡が大阪桐蔭(大阪第2)を35−12で下すなど、大阪朝鮮高(大阪第1)桐蔭学園(神奈川第2)流通経大柏(千葉)のAシード4校がそろってベスト8入り。Bシードでは慶応(神奈川第1)が国学院久我山(東京第2)に0−21で敗れたが、関西学院(兵庫)が初の8強入りした。

3日の準々決勝は関西学院−国学院久我山、伏見工(京都)−東福岡、桐蔭学園−東海大仰星(大阪第3)大阪朝鮮高−流通経大柏の組み合わせに決まった。《共同通信》

【菅直人首相】「元気を取り戻す一歩を」

菅直人首相は1日、新年を迎え「必ずしも日本は元気そのものとは言えない。元気を取り戻す大きな一歩を踏み出す1年にしなければならない」と政権運営への意気込みを語った。東京・日本橋で年賀状配達の出発式に出席し、あいさつした。《共同通信》



1月1日 その日のできごと(何の日)