平成7408日目

2009/04/20

【この日の麻生総理】

ベトナム・マイン書記長と会談

麻生太郎首相は20日午後、首相官邸でベトナムのノン・ドク・マイン共産党書記長と会談、国連安全保障理事会が北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難する議長声明を採択したことを踏まえ「声明の履行に共に協力したい」と述べ、挑発行為を中止させるため、北朝鮮の友好国であるベトナムの働き掛けに期待を示した。

マイン書記長は「朝鮮半島の非核化を希望する。日本を含めた国と協力したい。6カ国協議の再開を希望している」と応じた。《時事通信》

4月20日のできごと(何の日)【麻生太郎首相】ベトナム・マイン書記長と会談

平成21年4月20日、麻生総理は総理大臣官邸で、公賓として来日しているベトナム社会主義共和国のノン・ドゥック・マイン・ベトナム共産党中央執行委員会書記長を出迎え、南庭にて歓迎行事を開催しました。

その後、麻生総理とマイン書記長は会談を行い、様々なテーマについて意見交換を行いました。この中で双方は、これまでの幅広い分野での日越関係の進展により日越間で構築された「アジアにおける平和と繁栄のための戦略的パートナーシップ」を共に発展させていくことで一致しました。

また、麻生総理から、ASEAN関連首脳会議で表明する予定であった、アジア諸国の取組を後押しするための、最大2兆円規模(約200億ドル相当)のODAを始めとする日本の貢献策について説明し、マイン書記長からは、ベトナムは日本の対アジア協力策を歓迎している旨が述べられました。

この他、北朝鮮問題について、麻生総理から、先般の北朝鮮のミサイル発射に関する国連安保理議長声明の履行に向けベトナムと協力していきたい、また、拉致問題に関する日本の立場についてベトナムの理解と協力を得たい旨を述べたのに対し、マイン書記長は、日本を含めた関係国と協力したい、また、六者会合の早期の再開を希望し、さらに日本人拉致問題に関する日本国民の気持ちを理解する旨が述べられました。

会談後、両国は「アジアにおける平和と繁栄のための戦略的パートナーシップに関する日本・ベトナム共同声明」を発表しました。その後、麻生総理とマイン書記長は共同記者発表を行い、麻生総理は「両国関係の歴史に大きな足跡を残すことになります今回のマイン書記長の訪日を契機に、両国間の戦略的なパートナーシップがより拡がりと深みを持ったものに発展していることを確信しております。」と述べました。《首相官邸》

補正予算の早期成立を指示

麻生太郎首相は20日、自民党の細田博之幹事長らと官邸で会い「関連法を含めて補正の早期成立を図るべきだ。これが一番重要だ」と述べ、追加経済対策の裏付けとなる2009年度補正予算案と関連法案の成立に全力を挙げるよう指示した。

また「大型連休の合間を全部使ってでも早期成立を図る」と述べ、6月3日の会期末を待たずに成立させたい考えを表明した。《共同通信》




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【この日の民主党】

本当の議会制民主主義の定着は目前 小沢代表

小沢一郎代表は20日夜、福岡県北九州市内で行われた「参議院議員岩本つかさ桜花の集い」に参加。総選挙に向けた全国行脚再開のスタートとなるこの集会で、政権交代によって官僚政治を打破し、国民のための政治の実現を誓った。

小沢代表は冒頭、「盛大な集会になった」と語り、会場からあふれんばかりに集まった参加者に対し感謝の言葉を述べた。そのうえで、岩本議員が先の参議院選挙において、憲政史上初となる100万票突破という大きな支持を獲得したことに言及。「政治家は地元で大きな支持があるということは即、その政治家自身の評価に繋がる。(100万票獲得という)その結果によって厚生労働委員長への就任となり、最も国民の関心の深い、生活に密着した仕事を任されたのだと思う」と分析した。

「岩本議員自身もその力を発揮させるためには、政権をとり、政権党の政治家として、国民の皆さん、地元の皆さんのために活躍することが皆さんのためになる」とも小沢代表は述べ、「そのためには何としても政権交代を成し遂げなければならない。政治を変えなければならない」と強調。会場である北九州の地域においては、おがた林太郎・福岡県第9区総支部長、城井たかし・同県第10区総支部長の2人の活躍によって福岡県全体、またそれが九州全体、日本全体における政権交代へ向けたうねりに繋がると信じていると述べた。

小沢代表はまた、政権交代を主張するのは政権の座に就きたいからではない、との考えを強調。「政治の権力は国民の生活を守るため、主権者たる国民から与えられた権限、権力であり、民主党が掲げる『国民の生活が第一。』とする主張は、権力のあり方、政府、内閣、行政のあり方を国民の皆さんに問うものである」と説明した。

続いて、「15年前、このままでは国民のための政治はできないと政権党である自民党を離党し、国民のサイドに立った政治を、日本に本当の議会制民主主義を定着させなければ日本の将来はないと今日まで頑張ってきた」と振り返り、「皆さんのお力添えによってその願いがもう少しで達成できるところまできた。どんなに先送りしても8月中には行われるだろう解散・総選挙において、長年の権力、自民党政権、それを支えてきた官僚機構、官僚支配を打破することによって、本当に国民のための政治を実現していくことを願っている」と表明。

自らがそれを実現する使命を担っているとして、その決意を改めて述べるとともに民主党を支援、支持してくださっている参加者に対して重ねての謝意を示し、挨拶を締めくくった。

集いでは、くすだ大蔵衆院議員(福岡県第5区総支部長)が、100万票を獲得した岩本議員の勇気をもらい、次期解散・総選挙では政権交代を実現させると挨拶。本日が自身の誕生日でもあると明かし、縁起のいいこの日を小沢代表を先頭に戦いに挑む新たなスタートにしたいと話し、北九州を制して政権交代へとつなげていきたいとした。

おがた・同県第9区総支部長は、政権交代の狼煙を北九州から上げるべく日々努力していると表明。小選挙区で勝利して期待に応えることが役目であるとして、その決意を熱く語った。

城井・同県第10区総支部長は、支援者の方々から岩本議員の「がむしゃらさ」を学ぶようにとのアドバイスを受けていると述べ、いかなる荒波にも負けず「がむしゃら」に戦っていくと誓った。

最後に登壇した岩本議員は、政府与党が発表した今年度の補正予算案に言及、3~5歳の子どもに限り一時的に3万6000円を支給するとする子育て支援を一例に挙げ、将来に何ら資することのない選挙目当のものだと断じ、民主党がかねてから掲げている子ども手当てとの根本的な違いを指摘した。

また、「国会議員で二度、委員長不信任を提出されたのは歴史的に私一人」だと述べ、厚生労働委員会において国民生活を第一に考え、「年金流用禁止法案」、「後期高齢者医療制度廃止法案」、「雇用対策関連4法案」の3法案を緊急採決したと報告。しかしながら、その他の法案については十分時間をかけ、いいものはいいとして民主的に審議、数多くの法案を成立させたと振り返った。

岩本議員はまた、小沢代表について「野球で言えば(楽天イーグルス)の野村克也監督。厳しくて優しい先輩」だと評し、国民の皆さん一人ひとりの声を聞くことの大切さを説かれたと紹介。小沢代表が霞が関をぶっ壊すためにいかに必要な人物かを説き、政権交代に向けて団結して戦っていくと結んだ。

集いにはこのほか、国民新党の自見参議院議員ほか、地元自治体議員が多数参加。政権交代実現に向け、さらなる結束を固めた。《民主党ニュース》



4月20日 その日のできごと(何の日)