平成1940日目

平成6年5月1日(日)

1994/05/01

【アイルトン・セナ】死去

Embed from Getty Images

1日、イタリアのイモラで行われた自動車レースのフォーミュラワン(F1)シリーズ第3戦、サンマリノ・グランプリ(GP)決勝で、3度の総合優勝を果たしている実力派人気ドライバー、ウィリアムズ・ルノーのアイルトン・セナ(ブラジル)が時速300キロを超えるスピードで走行中、コースわきの壁に激突する大事故を起こし、運ばれた病院で脳死状態に陥った。セナは直ちにヘリコプターでボローニャ市内の病院に運ばれ、集中治療室で治療を受けたが、頭部の損傷が著しく、テレビ局は死亡したと発表した。病院側によると、心臓はまだ動いているというが、事実上の「死亡」といえる。

予選1位だったセナは決勝でも事故が起きるまではトップで走行。しかし、6周目に左曲がりのタンブレロ・コーナーを曲がり切れず、フェンスに激突。マシンは右側を大破し、前、後輪は大きく吹き飛ぶ大クラニッシュだった。サンマリノGPでは前日の公式予選最終日に、ローランド・ラッツェンベルガー(オーストリア、シムテック・フォード)が走行中、壁に激突し、死亡する事故が起きていた。F1レーサーの死亡事故は28人目となる。《共同通信》

Embed from Getty Images

フォーミュラワン(F1)界の巨星が墜ちた。1日、イタリアのイモラで行われたサンマリノGPで、現在のF1を代表していたドライバー、アイルトン・セナ(ブラジル)が悲劇的な大事故を起こし、死んだ。“貴公子”の異名を取り、ハンサムで実力を持ったレーサーのあまりにショッキングな出来事。実績が輝かしかっただけに余計、衝撃は大きく、悲しみは世界中に広がった。

人気ドライバーのセナが死亡した。自動車レースのフォーミュラワン(F1)シリーズ第3戦、サンマリノ・グランプリ(GP)は1日、イタリアのイモラで決勝が行われ、3度の総合優勝を果たしている実力派ドライバー、ウィリアムズ・ルノーのアイルトン・セナ(ブラジル)がコースわきの壁に激突、事故から約4時間半後の午後6時40分(日本時間2日午前1時40分)、頭部の骨折や全身打撲のため運ばれた病院で死去した。34歳だった。。

予選1位だったセナは決勝でもトップを走行。しかし、6周目を過ぎた左曲がりのタンブレロ・コーナーでコントロールを失い、時速300キロを超えるスピードでコンクリートのフェンスに激突、マシンは右側と前部が大破し、前、後輪が大きく弾き飛ぶ大クラッシュだった。

セナは直ちにヘリコプターでボローニャ市内の病院に運ばれたが、頭部の損傷と出血が激しく、間もなく脳死状態に陥り、心臓も停止した。同GPでは4月30日の公式予選最終日に、ローランド・ラッツェンベルガー(オーストリア、シムテック・フォード)が走行中、セナと同様に壁に激突し、死亡する事故が起きていた。

セナはホンダがエンジンを供給していたロータス、マクラーレンの両チームで活躍していたことから、日本とのつながりも深く、3度の総合優勝もホンダのエンジンで果たした。《共同通信》

自動車レースのフォーミュラワン(F1)シリーズ第3戦、サンマリノ・グランプリー(GP)決勝は1日、ボローニャ近郊のイモラ(1周5.04キロ)で行われ、ベネトン・フォードのハエル・シューマッハ(ドイツ)が優勝、開幕3連勝を果たした。片山右京(ティレル・ヤマハ)は健闘して5位。片山は開幕のブラジルGPに次いで2度目の5位入賞となった。2位はフェラーリのニコラ・ラリーニ(イタリア)、3位はマクラーレン・プジョーのミカ・ハッキネン(フィンランド)だった。

予選1位のアイルトン・セナ(ブラジル、ウィリアムズ・ルノー)が6周目に事故を起こしたため、一時レースが中断され、当初予定の61周から53周に短縮された。《共同通信》



【自民党・森喜朗幹事長】予算成立後に不信任案

自民党の森幹事長は1日午前、フジテレビ番組に出演し、当面は平成6年度予算案の成立に協力していく考えを示しながらも予算成立後は羽田内閣の姿勢を見ながら不信任案を検討していく考えを表明した。

次の衆院解散・総選挙について森氏は「苦労して(新選挙制度を)つくったんだから、小選挙区で選挙をやるのは当然だ」と指摘。その上で小選挙区の区割り法案成立前に不信任案が可決された場合は「政治改革を推進してきた首相としてはお辞めになることだ」と述べ、内閣総辞職すべきだとの考えを示した。《共同通信》

【熊谷弘官房長官】北の核「立法措置含め検討」

熊谷官房長官は1日、フシテレビ、テレビ朝日の番組に出演し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発問題に関連して、緊急事態の発生や国連で制裁措置が決まった場合、日本として新たな立法措置をとり対応することもあり得るとの考えを表明、さまざまなケースを想定して政府部内で検討していることを明らかにした。

また、衆院選挙区画定審議会で作業を進めている小選挙区区割り案を今国会中に成立させる考えを強調し、そのためには6月29日までの会期を延長する可能性に言及した。

この中で、熊谷長官は北朝鮮問題について「細川内閣で憲法の範囲内で(対応する)と言っており、法律の範囲内と言わなかった」と指摘。新たな立法措置も「あり得る。当然やらなければならんことになると思う」と前向きに対応する方針を示した。

小選挙区の区割り案に関しては①審議会に精力的にやってもらえば今国会中の審議入りも夢ではない②各党の合意が得られれば会期延長もあり得るーなどと述べ、「(新制度での選挙は)7月ぐらいにはできる(条件が整う)と思う」との見解を明らかにした。

一方、熊谷長官は税制改革取りまとめに関して、所得税減税を行うための日切れ法案が成立した際、自民党も賛成して付則に「税制改革」を盛り込んだことを挙げ、「自民党の正面玄関から入り問い掛ければ、むしろ政策による大連立も可能ではないか」として自民党との合意形成も可能との認識を示した。

【羽田孜首相】韓国・金泳三大統領と電話会談

韓国の金泳三大統領は1日午前、羽田首相と電話会談し、首相就任に祝意を伝えるとともに細川前内閣時代と同様、未来志向の日韓協力関係構築を進めていくことで一致した。焦点となっている朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の核開発問題に関しては日米韓3国が緊密に連絡を図ることを確認した。

この中で羽田首相は「過去の歴史を直視した上で未来に向けた日韓関係の構築を目指すという方針を継承したい」と細川前内閣の外交方針を継承する考えを伝えた。

これに対して金大統領は「これまでの2回にわたる首脳会談で韓日間で合意されたこちに満足している。韓日がともに協力していくことが重要であることは同じ認識だ」と述べた。

北朝鮮の核開発疑惑について大統領は「韓日米3国の協力が重要だ。密接な協力関係をとっていくことで北朝鮮の核開発を阻止できると思う」との認識を示し首相は「北朝鮮に対して、国際社会の確固たる姿勢を示しつつ対話の窓」口を開けておくというわが国の方針に変わりない。この問題は、重要な局面に差し掛かっており、韓国、米国と緊密な関係を保っていきたい」と指摘した。首相はまた大統領と早期に会談したい意向を表明した。

北朝鮮の核開発疑惑について大統領は「韓日米3国の協力が重要だ。密接な協力関係をとっていくことで北朝鮮の核開発を阻止できると思う」との認識を示し首相は「北朝鮮に対して、国際社会の確固たる姿勢を示しつつ対話の窓」口を開けておくというわが国の方針に変わりない。この問題は、重要な局面に差し掛かっており、韓国、米国と緊密な関係を保っていきたい」と指摘した。首相はまた大統領と早期に会談したい意向を表明した。



5月1日のできごと