平成7174日目
2008/08/29
【この日の福田総理】
「安心実現のための緊急総合対策」に関する政府・与党会議 経済対策閣僚会議 合同会議
平成20年8月29日、福田総理は総理大臣官邸で開催された、「安心実現のための緊急総合対策」に関する政府・与党会議 経済対策閣僚会議合同会議に出席し、「安心実現のための緊急総合対策」を決定しました。
この「安心実現のための緊急総合対策」は、世界的な原油・食料価格高騰や生活関連物資の価格上昇という状況の下、国民の安心・安全を実現するため、生活者の不安の解消、「持続可能社会」への変革加速、新価格体系への移行と成長力強化という「3つの目標」を設定し、将来にわたり日本経済をより強固なものとするために、従来にも増して、早め早めに対策を果断に講じていくというものです。
福田総理は、「本対策におきましては、改革を通じ経済成長を実現し、日本経済をより強固なものとするとの基本路線を継続し、そして財政健全化路線のもとに真に必要な対策に財源を集中し、旧来型の経済対策とは一線を画するという考え方であります。閣僚各位におかれましては、真に実効あるものとするためにご努力いただくようお願いいたしたい。」と述べました。《首相官邸》
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【名古屋市、岡崎市】豪雨で50万世帯に避難勧告
活発な前線と低気圧の影響で関東、東海は29日未明にかけ記録的豪雨となった。愛知県岡崎市で1人が死亡、3人が行方不明、同県一宮市で1人が重体になった。気象庁によると、岡崎市で29日午前2時までに観測された時間雨量は146.5ミリで、国内観測史上7番目。
岡崎市は同日、約14万世帯すべてに避難勧告、県を通じて自衛隊に災害派遣を要請した。名古屋市も36万世帯に避難を勧告。午後1時までに両市とも解除したが、対象は約50万世帯、約127万人に及んだ。《共同通信》
【ソフトバンク・松中信彦内野手】通算300本塁打
29日の西武20回戦(ヤフードーム)の三回、涌井から右越えに今季23号2ランを放って達成。プロ野球34人目。初本塁打は98年9月5日の西武戦で西口から。《共同通信》
西武4−4ソフトバンク◇29日◇ヤフードーム
両チームとも譲らず、延長十二回の末、引き分けた。西武は3−3の延長十一回一死走者なしから細川の14号ソロで勝ち越し。ソフトバンクはその裏、一死無走者で代打の吉川がプロ初本塁打を放ち、同点に追い付いた。《共同通信》
【民主党・姫井由美子参議】「改革クラブ」参加を見送り
民主党に離党届を出していた姫井由美子参院議員は29日夜、民主党本部で記者会見し、離党を撤回し、民主党にとどまる考えを表明した。姫井氏は「多くの有権者に心配をかけ、心からおわびしたい」と謝罪した。
会見には菅直人代表代行、輿石東参院議員会長、鳩山由紀夫幹事長が同席した。姫井氏の離党撤回によって、渡辺秀央元郵政相らの新党「改革クラブ」は、政党交付金を得られる政党要件(国会議員5人以上)を満たさなくなる。《産経新聞》
【太田誠一農相】事務所費問題で謝罪
太田誠一農相は29日、事務所費問題が指摘された政治団体「太田誠一代議士を育てる会」について、郵便・宅配便代や印刷関係費などが多くを占めるとする経費の内訳を公開した。また報道陣に領収書を公開した。経常経費のうち、事務所費、備品・消耗費については9割分の領収書があるとした。
太田農相は「国民や支援者を困惑させたことは心苦しく思う」と謝罪。「(経費は)政治活動のために適切に使われていると確信している。多くの国民も納得していただけると思う」と話した。《共同通信》
【この日の民主党】
疑問は解消されたとはいえない 太田農水相の事務所費問題に幹事長言及
鳩山由紀夫幹事長は28日午後、党本部で会見し、太田農林水産大臣の事務所費問題、臨時国会をめぐる政府・与党の対応等について見解を語った。
太田農水相の事務所費問題については、「本日記者会見がなされたようで、現在、領収書を公開している最中だと伺っている」としたうえで、民主党としてもこの問題を十分に精査する考えだと強調。「国会にも資料の提出を求めることもあろうかと思う」と語った。
記者会見で太田農水相が支出について、「福岡の事務所と東京の事務所の経費の合算」と説明した点について鳩山幹事長は、どれが福岡でどれが東京か、また、農水相が支部長をつとめる支部の経費も含め、その内訳区分をしっかりと明示する必要があると指摘。「収支報告の帳簿、領収書をすべて突き合わせて精査する必要がある。そうでないと二重計上していることもある、あるいはかつては付け替えといったこともあった」と述べ、現在のところでは疑問は解消されたとはとてもいえないと断じた。
また、人件費についても「非常勤スタッフは最初から領収書を取らなかった」とする農水相の言い分について、人数や金額によっては所得税法上の問題が生ずる可能性もあるとの見方を示し、こうした点もしっかりと精査していくとした。
さらに「すべて領収書が提出するのは国民のみなさんの疑いを晴らすには最低限必要なこと」と述べるとともに、福田首相に対し、「総理自らの任命責任もきわめて重いと理解してもらわなければ困る」と釘を刺した。
続いて臨時国会に関して「政府与党の間でいまだにかけひきが続いているようだ」としたうえで、「何のための臨時国会なのか、首相の誠意がまるで伝わってきていない。本当にやる気があるのかどうかも疑わしい」と指摘。臨時国会で補正予算をしっかりと議論したいというのであれば、まず補正予算を固めてから国会の日程をつくるのが当然であり、いつ国会に提出するかも判然としないなか、国会の日程が先に決まるのはおかしな話だと批判した。
渡辺秀央、大江康弘、姫井由美子参議院議員から離党届が提出されている件についての記者からの問いには、「預かっていて、受理をしてはいない」と回答。比例代表で当選した議員に関しては議席は民主党に返すべきとの考えを示し、結論は新執行部が決めることとしながらも「個人的な考え方でいうと離党について認めるつもりはない」と断言した。《民主党ニュース》