平成6541日目

2006/12/05

【民主党・菅直人代表代行】総選挙やり直しを要求

民主党の菅直人代表代行は5日の常任幹事会で、いわゆる郵政造反組の自民党復党問題について「自民党は何をやるかは自由だが、昨年の総選挙が何だったかという問題は自民党だけのことではない。あの総選挙が間違いだったのならやり直すべきだ」と述べ、解散-総選挙のやり直しを求めていく考えを強調した。

これに関連し、菅代行は自民党の現状に対して「道路特定財源の問題にしても、結局は業界に配慮する政治になっている。小泉政権以前の古い政治に戻りつつある」と厳しく批判、「そのような自民党に対して民主党はどう臨んでいくかをしっかり考えなければならない」と述べ、改革姿勢を前面に押し出していく姿勢を示した。《民主党ニュース》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【民放連など】「YouTube」に著作権侵害対策を要望

日本音楽著作権協会や日本民間放送連盟など著作権関連の23団体・事業者は5日、米国の動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」が、テレビ番組など著作権を侵害する映像を多数掲載していることについて、事前防止策を徹底するよう要請する文書を送付したと発表した。

要請は4日付けで行い、著作権侵害を排除するシステムを早期に実現することを求めた。暫定措置として、著作権を持たない映像を投稿することは違法との日本語の表示を行うほか、投稿者の氏名や住所を登録させることなどを求めた。今月15日までに、要請への対応について回答するよう求めた。

23団体・事業者は10月に、権利侵害と認定した映像約3万件の削除を要請し、「YouTube」はこれに応じたが、それ以降も著作権を侵害する映像の投稿が続いているという。《読売新聞》

【北海道夕張市】職員の85%が早期退職を検討

来年度からの財政再建団体移行に伴い、総人件費の大幅削減を断行する北海道夕張市で、早期退職を検討している職員が8割を超えることが5日、市職員労組の行ったアンケート調査で分かった。仮に回答した全員が辞めると、一般職は一気に4分の1に減少し、行政運営に困難を来しかねない状況だ。

夕張市は、総人件費カットで8億5000万円の歳出削減を目指す。実質2年で職員(4月現在309人)を半減するほか、給与を平均30%カットし、退職金は段階的に4年間で最大4分の1まで減らす方針。これを受け、市職労は11月30日から12月1日にかけアンケートを実施し、組合員189人(消防、医療職除く)と管理職35人、計224人から回答を得た(回答率85・5%)。《読売新聞》

【安倍晋三首相】初の政労会見

安倍晋三首相は5日午後、連合の高木剛会長との「政労会見」を安倍政権発足後初めて官邸で行った。首相はパート労働者への厚生年金の適用拡大について「ぜひやりたい。労使、多方面で(協力して)やっていきたい」と重ねて意欲を表明した。《共同通信》

【この日の民主党】

天下分け目の戦いへ中村前議員擁立決定 小沢代表ら奈良で会見

小沢一郎代表は5日午後、奈良県奈良市を訪れ、馬淵澄夫衆議院議員(党奈良県総支部連合会会長)らと記者会見を行った。

会見の冒頭、馬淵衆院議員から、県連として中村哲治前衆院議員を次期参院選における奈良県選挙区の予定候補者として決定し、この日の常任幹事会でも承認されたことを報告。中村予定候補者について、「強いメッセージ力、訴求力」を持ち、「政権交代への強い思いを発信できる」方だと紹介した。

続いて小沢代表も、「最適任の候補者であるという県連の結論に、私どもも全面的に賛意を表し、今日の正式な決定を迎えた」と表明。「来年の参議院選挙は、まさに天下分け目の戦いであり、政権交代への大いなる一歩にしなければならない」との決意を改めて語った。中村予定候補者も、「県民の皆さんの暮らしを守る力になりたい」とし、「全身全霊をかけて戦う」などと、力強くその決意を語った。

また、いわゆる郵政造反組の復党問題について問われた小沢代表は、「自民党のことについて、論評する何ものもない」と切り捨て、「国民の生活をきちんと守っていく政治を民主党がやる、そういう政治をやらせて欲しいということを、全国各地であらゆる同志の皆さんが訴えていくということに尽きる」と断じた。そして、「復党の問題やら何やらは、国民の皆さんが判断することだ」と述べた。

野党間の選挙協力に関する記者団の問いに対しては、「今の自民党政治では国民のためにならないという考え方の人が、可能な限りお互いに協力し合うことは大事だ」と小沢代表は指摘。「野党バラバラで候補者を擁立することになれば、自民党を利するだけだ」として、野党間の協力の重要性を改めて強調した。

小沢代表は、質問に答える形で、次期参院選での1人区に関する取り組みについても言及し、29の1人区では、何としても15以上の議席を獲得したいとの意気込みをまず語った。そして、「自民党の強い基盤とされてきた郡部において、自民党の政治に対する不満、将来不安、不信感が高まってきている」と指摘。「われわれが勇気を持ってそこに飛び込んで、われわれの考え方をアピールしていけば、1人区での勝利は逆に可能性として大きくなる」との見方を示し、参院選の勝敗の分かれ目は1人区だが、そこで有利に戦いを進めることは可能だとの見方を示した。

また小沢代表はこの後、連合奈良の志賀会長をはじめ、県内各界の関係者と精力的に懇談を行い、民主党の主張への更なる理解を求めた。《民主党ニュース》



12月5日 その日のできごと(何の日)