平成6293日目

2006/04/01

【ワンセグ】開始

携帯電話などでテレビや文字情報が見られる携帯向け地上デジタル放送「ワンセグ」が1日、スタートした。通勤電車や街角でテレビを楽しみ、インターネット接続に切り替えれば、手のひらで手軽に「放送と通信の融合」が体験できるのが特徴だ。


https://ja.wikipedia.org/

サービスは当初29都府県で始まり、地上デジタル放送の設備が整っている都市部などを中心に視聴できる。対象地域は年内に全国規模に拡大する見通し。テレビの視聴形態が大きく変わることも予想されるが、放送、携帯会社には思惑の違いもあり、市場がどれまで成長するかは未知数との見方もある。《共同通信》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【NHK連続テレビ小説・風のハルカ】最終回

【民主党代表選】小沢氏擁立へ準備

前原誠司代表の辞任表明に伴う4月7日の民主党代表選に向け、党内各グループの水面下の動きが1日始まった。代表に推す声が強まっている小沢一郎前副代表に近い議員は電話で支持を訴える多数派工作に着手、擁立へ準備を本格化させた。小沢氏自身は3日午前に見解を表明する。

有力候補とされる菅直人元代表も同日の衆院行政改革特別委員会で質問に立ち、政府与党に対峙する姿勢をアピール。各グループも会合を予定、週明けから候補者擁立をめぐる調整が具体的に動き出す。《共同通信》

【この日の民主党】

前原代表、宮崎県を訪問

前原誠司代表は1日、宮崎県を訪問し、都城市にある「はざま牧場」を視察したほか、宮崎市内で農業経営者の皆さんとも意見交換を行った。前原代表の今回の視察には、山田正彦『次の内閣』ネクスト農林水産大臣、井上紀代子党宮崎県総支部連合会代表、外山いつき宮崎県第3区公認候補内定者らが同行した。

一行がまず訪れたのは、都城市内にある有限会社はざまが経営する、「はざま牧場」。ここでは農業生産法人として、200名の社員、50名のパートの皆さんを雇用し、およそ8万頭の豚や7千頭の牛を飼育。その糞尿から堆肥も生産し、自家消費するほか、県内外に出荷する一方、約200haの畑で野菜を生産し販売も行うなど、多角的な取り組みを行っている。前原代表ら一行は、関係者の案内を受け、魚も泳げる糞尿の処理水の様子や堆肥加工場、飼料生産工場、豚の飼育の現場などを、その先進的な取り組みに感心しながら、精力的に見て回った。また、長峯都城市長とも懇談を行った。

続いて前原代表らは、宮崎市高岡町に場所を移し、畜産関係者や農業関係者の皆さんと意見交換を行った。この懇談には、松下新平参議院議員も加わり、日本の農業・畜産業の直面している諸問題について、活発な意見交換が行われた。

前原代表はこの後、記者団の質問に答え、今回の視察の感想として、「現場で苦労されている方々の声をしっかり聞いて、それを政策に反映するのが民主党の原点だ」と指摘した上で、意見を聞いて終わるのではなく、それを国会の審議の場などで活かし、「がんばっている人が報われ、農業が再生される社会をつくっていきたい」との意欲を語った。

前原代表、宮崎県連大会で講演

前原誠司代表は1日午後、宮崎県都城市での視察等を終え、党宮崎県総支部連合会の定期大会で講演を行った。

この中で前原代表は、昨日、代表辞任を表明したことについて、お詫びと、「メール」問題の経緯について説明を行った。そして前原代表は、「国民の皆さま方、なかんずく党員やサポーターの皆さまに、大きな失望を与えた」責任はきわめて大きいとし、「メール」問題の報告書が出るタイミングで、「全ての責任はリーダーである代表にある」として辞任の意向を表明した、などと語った。そして、まさに針のむしろであったのではないかとして、会場の党関係者に、「申し訳ない気持ちで一杯だ」とし、「ご迷惑をおかけし、国民の信頼を失った」ことに関して「心を込めてお詫びを申し上げたい」と述べた。

その上で前原代表は、民主党ががんばり、政権交代可能な状況になれば、政治に緊張感が生まれるとし、政策においてしっかり対立軸を示していくことの重要性を強調。「誰が党首になってもしっかりと支え、民主党を政権交代可能な政党に必ず脱皮させる」との決意を語った。

前原代表は更に、代表として努力してきたこととして、まず、「主要な政策については提案・対案を示すことで、民主党の本気さを訴えていくこと」を指摘。「今の自民党に政治を任せるわけにはいかない」との思いで、寄り合い所帯と言われながらも民主党は努力してきたとし、「政権交代可能な二大政党政治を定着させていく」ために、政策の一体性を更に高めていくことの重要性を強調した。また、300の小選挙区に候補者を立てて、たたかう素地をつくることの重要性も改めて指摘した。

また、前原代表は、民主党の求めるべき方向性として、小さな政府ではなく、「効率的で人に温かい政治」が重要だと改めて指摘。「削ってはいけないものまで削った」小さな政府路線の小泉政権の姿勢を批判した。そして、天下りや官製談合とういったムダを、まず徹底的に削ることが重要だとし、「行革なくして増税なし」というカルチャーをしっかり定着させることが必要だとした。

続けて前原代表は、地域における雇用の実態などにも触れながら、「格差を生む、改革という名の改革逆行」だと小泉政権の政治姿勢に厳しい見方を示した。また、障害者自立支援法についても、自らが実際に視察した経験も踏まえて強い懸念を表明。官製談合や天下りで浪費されているお金の方がはるかに大きいとして、政府・与党を批判した。

医療制度改革についても前原代表は、「まずは数字ありきのいつものパターン」だとして、診療報酬の引き下げに拘泥し、内容の薄い政府の改革案を批判。小児科・産科や救急医療の充実などに目を向ける「真の医療制度改革」こそが必要だと強調した。

最後に前原代表は、小さな政府と言いながら、世界一と言われた医療制度も壊れ、官僚の天下りや官製談合はより巧妙化しているとして、こうしたことが小泉改革の実態だと厳しく指摘。「われわれ民主党の果たすべき役割は大きい」として、「再生のためのスタートを切らなければいけない、その思いを持って昨日辞職した」と述べ、「昨日で膿は出し切ったので、新たな代表の下で一致結束を」などと呼びかけた。そして、「今の政権の延長線上に明るい未来は描けない」として、「一議員として皆さま方とともにがんばっていく」との決意を述べて講演を締めくくり、大きな拍手を浴びた。

鳩山幹事長、千葉県連大会と駅頭で民主党再生の決意を訴える

1日午後、千葉県流山市にある南流山センターにおいて民主党千葉県連第8回定期大会が開催され、党再生と衆院千葉県第7区補選の勝利に向けて前進することが確認された。大会では鳩山由紀夫幹事長が党本部を代表して激励の挨拶をするとともに、その後の街頭演説においても党の再生と補選勝利への決意を訴えた。

千葉県連大会は田中明県連幹事長の司会の下に、岡島一正代表代行の開会の挨拶で幕を開けた。議長選出の後、長浜博行代表が県連を代表して挨拶をし、メール問題で県民にお詫びをするとともに、永田寿康衆院議員が議員辞職を表明したことを報告した。県連代表は千葉県第7区での衆院補選の原因が自民党議員の選挙違反によるものであることを強調して勝利の必要性を語るとともに、想定外の事態の下ではあるが来年の参院選挙などの重要な選挙に勝ち、政権交代を目指してともに民主党を盛り上げていきたいと語った。

来賓としてまず堂本暁子千葉県知事が挨拶し、二大政党を担う健全な野党の必要性と「地方分権と男女同権」への思いを民主党に託した。続いて来賓として黒河悟連合千葉会長が挨拶し、勤労国民が多くの不安を抱えており、民主党に期待している中で、民主党はもう一度根幹から這い上がってくる必要があると叱咤激励した。
執行部より提案された議案をめぐり、メール問題への事前および事後の対応などをめぐって、真剣な質疑が行われた後、活動報告および決算、活動計画および予算、役員人事などすべての議案が承認された。その後、来年の統一地方自治体選挙およびそれまでに行われる中間選挙における第一次公認予定候補者が紹介され、満場からの拍手による激励を受けた。議案の最後に、湯浅和子県議が大会宣言を読み上げ、メール問題で失墜した信頼を回復し党を再生させるためにも7区補選で勝利し、統一地方選および参院選に向けて全力を挙げて取り組むことを訴え、承認された。

ここで党本部よりの来賓として鳩山幹事長が挨拶をした。鳩山幹事長は、冒頭で三木武夫元総理が総裁選に臨んだ時の「友には晴天の友と雨天の友があり、雨天の友こそ真の友」という言葉を引き、民主党にざざぶりの雨が降っているときにその民主党を支えてくれている人々には感謝の念に耐えないと語った。

鳩山幹事長は国会が永田メール問題一色になってしまったことを国民に詫びた。そして、鳩山幹事長は、前原誠司代表とともに1月間この問題の解決に頭を悩ましてきたと語り、2月28日には幹事長辞任も考えたが、国会における予算審議の真っ最中に党内に無政府状態を招くことは避けるべきだと判断したと述べた。その上で、メール問題の検証チームを作り、報告書の中では分る範囲で全力をあげて赤裸々に経緯を明らかにしたと語った。また永田議員については、本人の自発的な議員辞職を期待していたが、31日に前原代表の辞任の意思を伝えて、本人も議員辞職を決断したと語った。

鳩山幹事長は、前原代表の辞任にもとづく新代表を来週1週間で決定し、千葉7区補選が始まる前日の10日までには新執行部を確立すると語った。そして、この補選が自民党議員の選挙違反によるものであり、是非とも勝たねばならないと述べ、困難な状況の中で候補者となることを承諾してくれた太田かずみ候補者に感謝した。鳩山幹事長は、小泉政権の政策のもたらす格差社会を厳しく批判しつつ、新たな執行部のリーダーシップの下で勝利に向かって行くとし、自らは幹事長最後の仕事という気持ちで激励に来たと結んだ。

最後に太田かずみ候補が、民主党再生のために立候補したと力強く語り、広中和歌子参院議員が閉会の挨拶をして、県連大会は終了した。太田候補はこのあとすぐに自転車での遊説を再開した。

その後、南流山駅頭および新松戸駅頭において、鳩山幹事長と太田候補者を中心とする街頭演説が行われ、内山晃千葉県第7区総支部長の司会の下に、メール問題への謝罪と民主党の再生への理解を訴えつつ、両弁士を中心に格差社会や金権体質を厳しく批判して、民主党への支持を訴えた。《民主党ニュース》



4月1日 その日のできごと(何の日)