平成5510日目

2004/02/08

この日のできごと(何の日)

【自衛隊イラク派遣】本隊がサマワ着

イラク派遣の陸上自衛隊本隊第一陣が8日午前、クウェートから車列で国境を越えイラク入りし、午後4時50分ごろ、サマワのオランダ軍宿営地に到着、先遣隊と合流した。

オランダ軍宿営地に滞在しながら陸自宿営地の造営を急ぎ、今月下旬から3月にかけイラク入りする本隊主力の受け入れ準備を進める。

イラク復興支援特別措置法の成立から約半年。イラクの治安への懸念が消えず、日本の世論が賛否両論に割れたままの中で、自衛隊の人道復興支援の中核となる陸自の活動が本格的に始まる。

本隊を迎え、先遣隊の佐藤正久隊長(一等陸佐)は「活動の第二章が始まる。イラクの人々とともに考え、笑い、汗を流し、この地に来た意義を真に受け止め、日本の代表として行動してほしい」と訓示。

本隊第一陣指揮官の清田安志一佐は「イラク再建のため汗を流せることを幸せに思う」と、アラビア語と英語、日本語で順にあいさつした。

本隊と先遣隊の合流で、佐藤隊長の肩書は「イラク復興業務支援隊長」となる。サマワの派遺部隊は人員や機材の拡充に加え、無反動砲など重火器も装備。厳重な警備態勢の下で、宿営地造営を進める。

8日にサマワ入りしたのは、先導役の先遣隊員を含め車両25台、隊員六十数人。9日にも隊員が移動するとみられ、第一陣約90人のうちサマワ入りは計約80人の見通し。約10人は連絡要員としてクウェートに残る。《共同通信》

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【ボクシング】WBAスーパーフェザー級タイトル戦

世界ボクシング協会(WBA)スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦は8日、岐阜メモリアルセンターで行われ、世界初挑戦の杉田竜平(畑中)はチャンピオンのヨーサナン・3Kバッテリー(タイ)に7回2分49秒、TKOで敗れて王座奪取は成らなかった。

戦績は杉田が29戦25勝(21KO)2敗2分け。2度目の防衛に成功したヨーサナンは45戦42勝(35KO)2敗1分け。

杉田は2回にダウンを喫するなど劣勢だった。7回にロープ際で連打を浴びたところで、レフェリーが試合を止めた。

日本のジムに所属する現役世界王者はWBAバンタム級暫定の戸高秀樹(緑)、世界ボクシング評議会(WBC)スーパーフライ級の徳山昌守(金沢)、WBCミニマム級のイーグル赤倉(角海老宝石)の3人のまま。《共同通信》

【テニス】東レ・パンパシフィック・オープン

女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン最終日は8日、東京体育館でシングルス決勝を行い、第2シードの世界ランキング6位リンゼイ・ダベンポート(米国)が、ノーシードから勝ち上がった同31位のマグダムレナ・マレーバ(ブルガリア)を6−4、6−1で破り、2年連続4度目の優勝を果たした。4度の優勝はマルチナ・ヒンギス(スイス)に並ぶ大会最多タイ。

ダベンポートはツアー通算39勝目で、優勝賞金18万9000ドル(約2020万円)を獲得した。

ダブルス決勝はカーラ・ブラック(ジンバブエ)レネ・スタブス(オーストラリア)組が、6−0、6−1で、エレナ・リホフツェワ(ロシア)、マレーバ組を下して初制覇した。スタブスは、違うパートナーと組んで4年連続優勝。《共同通信》

【東京国際マラソン】

アテネ五輪男子マラソンの国内代表選考会第2戦、東京国際マラソンは8日、東京・国立競技場を発着点として行われ、伏兵の大崎悟史(NTT西日本)が2時間8分46秒で2位に食い込み、五輪代表の有力候補となった。ケニア出身のダニエル・ジェンガ(ヤクルト)が2時間8分43秒で初優勝した。

大崎は30キロ手前で先頭集団を抜け出し、単独でレースを引っ張った。残り1キロ付近でジェンガに逆転されたが、積極的な走りでアピールした。

3位はベン・キモンデュ(ケニア)で、一般参加の中崎幸伸(トヨタ九州)が4位、佐藤智之(旭化成)が5位。有力選手は西田隆維(エスビー食品)が19位、犬伏孝行(大塚製薬)は23位、清水康次(NTT西日本)は25位と惨敗した。《共同通信》

【サッカー】国際親善試合

サッカーの国際親善試合キリン・チャレンジカップ、U−23(23歳以下)日本代表−U−23イラン代表は8日、埼玉スタジアムで行われ、日本は身長190センチのFW平山(長崎・国見高)が同代表デビューを初得点で飾り、「怪物」ぶりを見せつけた。試合は1−1の引き分けに終わった。

3月のアテネ五輪アジア最終予選に臨む日本は、昨年の世界ユース選手権で8強入りした20歳以下のメンバーも加えて再編成。先発した平山が前半19分、田中達(浦和)の左センタリングを頭で合わせて先制した。しかし、後半16分にモバリに直接FKを決められた。《共同通信》



2月8日 その日のできごと(何の日)