平成1142日目

1992/02/23

この日のできごと(何の日)

【アルベールビル五輪】閉幕

第16回冬季オリンピック大会は23日午後7時から五輪式典スタジアムで閉会式を行い閉幕、16日間にわたってフランス・アルプス各地で燃え続けた聖火は静かに消えた。

冷戦終結後初の五輪となった今大会には冬季五輪史上最多の64の国、地域が参加。旧ソ連の独立国家共同体(CIS)がロシア、ウクライナなど5カ国の合同チームで出場したほか、旧ソ連から独立したバルト3国、ユーゴスラビアから独立したスロベニア、クロアチアも顔をそろえ熱戦を展開した。

日本勢は三ヶ田礼一(リクルート)、河野孝典(野沢温泉ク)、荻原健司(早大)の3選手がスキー複合団体の金メダルを獲得したほか、フィギュアスケート女子の伊藤みどり(プリンスホテル)、スピードスケート男子500メートルの黒岩敏幸(ミサワホーム)両選手が銀メダル、さらにスピードスケート女子1500メートルの橋本聖子選手(富士急)や22日のスピードスケート・ショートトラック男子5000メートルリレーでも銅メダルを獲得するなど計7個となった。《共同通信》

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【宮澤喜一首相】万難排し政治改革

宮澤首相は23日午後、首相公邸に選挙制度審議会委員を務めた内田健三東海大教授、自治相の吉田選挙部長と警察庁の國末刑事局長をそれぞれ招き、政治改革の実現に向け意見を聞いた。

内田氏との会談で首相は「万難を排して」政治改革に取り組む決意を改めて表明した。これにより、首相が21日から公邸にこもって始めた「政治改革集中勉強会」を終えた。《共同通信》

【皇太子殿下】32歳に

皇太子さまは23日、32歳の誕生日を迎えられた。これを機に記者会見、注目を集める結婚問題について、32歳8か月で結婚した英国のチャールズ皇太子を引き合いに出し「そろそろ(既婚の)金メダルを争うことになるかも」などと話された。

結婚問題に関する主な一問一答は次の通り。

―日本新聞協会の報道自粛の「申し合わせ」を受けての今後の見通しを。

「関係者のご理解とご努力を大変ありがたく思っております。今後については申し合わせが出来たばかりなので全く分かりません」

―もっと情熱的になられては。

「中では非常に燃えているのですが。ただことがことだけに一方で冷静になって見つめなくてはならない部分が大きいと思います」

―候補が絞られたら最後は自分で説得しますか。

「困難に直面した場合は自分で切り開いていくことが必要だと思います」

―相手の皇室への不安感は。

「皇室自体も少しずつ変わった気がしますが、まだまだ入りにくい。そこをクリアするにはやはりお互いの愛情、接し方が大切。お互いの心の交流を通じて少しずつ緩和されていくと思います」《読売新聞》



2月23日 その日のできごと(何の日)