平成5283日目

2003/06/26

この日のできごと(何の日)

【太田誠一元総務庁長官】「集団レイプをする人はまだ元気があるからいい」

自民党の太田誠一元総務庁長官は26日午後、鹿児島市内のホテルで開かれた少子化問題などをめぐる討論会で、イベント企画サークルメンバーの早大生らが女子大生を集団暴行した事件について「集団レイプする人はまだ元気があるからいい。まだ正常に近いんじゃないか」と述べた。集団暴行を肯定する発言とも受け取られかねず、批判を浴びそうだ。

太田氏は少子化の原因を議論する中で「(男性に)プロポーズできる勇気がない人が多くなっている」と指摘。司会者が「プロポーズできないから集団レイプする(のか)」と問い掛けたのに対し、「元気があるからいい」と応じ「そんなこと言っちゃ、また怒られるけど」と述べた。

太田氏は討論会後、記者団に「『レイプは重大な犯罪で従来以上に厳しく罰せられないといけない』という言葉を付け加えようとしたが、時間とタイミングがなかった。残念だ。(一般的に)男性に元気がないということを強調した表現だった」と釈明した。

討論会は、森喜朗前首相、保岡興治衆院議員、橋本聖子参院議員らが参加、評論家の田原総一朗氏が司会を務めた。《共同通信》

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【附属池田小事件】宅間被告、謝罪せず

大阪教育大付属池田小学校(大阪府池田市)で2000年6月、8人が死亡、15人が重軽傷を負った校内児童殺傷事件で殺人、殺人未遂などの罪に問われた無職宅間守被告(39)の公判は26日午後も、弁護側の最終弁論が大阪地裁(川合昌幸裁判長)で行われた。

情状部分で弁護側は「君は生まれながらの殺人鬼ではない」と被告に直接語り掛け、金子みすゞの詩を引用するなどして謝罪や反省の言葉を引き出すよう試みた。

しかし宅間被告は、結審直前の最終意見陳述で「死ぬことには全くびびっていない。幼稚園ならもっと殺せた」などと述べ、最後まで謝罪の言葉はなかった。

01年12月の初公判から約1年半、24回目で公判は結審。判決は8月28日午前10時に言い渡される。

弁護側最終弁論は137ページのうち113ページを「責任能力論」が占め、犯行時の被告を「人格障害に強迫思考などが伴う複合的精神障害で、犯行直前の抑うつ状態が加わった」と分析した。

完全責任力を認めた二度の精神鑑定については「統合失調症は否定されたとしても、見まがうような症状が認められる」と指摘した。《共同通信》

【サッカー・コンフェデ杯】カメルーン代表選手が試合中に倒れ死亡

サッカーのコンフェデレーションズカップ準決勝、カメルーン-コロンビア戦に出場したカメルーン代表のMFマルクビビアン・フォエ選手(28)が26日、試合中に倒れ、死亡した。

同選手は後半27分すぎ、グラウンド中央付近で突然意識を失い、ひざから崩れ落ちるように倒れた。すぐに、人工呼吸などの蘇生措置が取られたが意識が戻らず死亡した。

国際サッカー連盟(FIFA)によると、運び出された時、既に心停止していた。死因は不明だが、地元のプロチーム、1部リーグのリヨンによると、心臓発作という。この試合では気温が30度に達し、大会の強行日程から選手の健康面が心配されていた。試合はカメルーンが1-0で勝った。《共同通信》

【小泉純一郎首相】経済財政諮問会議に出席

6月26日のできごと(何の日)【小泉純一郎首相】経済財政諮問会議に出席

6月26日、総理大臣官邸で、経済財政諮問会議(第15回)が開催されました。

この日の会議では、「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2003」を決定し、答申しました。この基本方針2003は、過去2回の基本方針で示された構造改革の考え方を堅持しつつ、構造改革の点検・評価や現下の経済情勢を踏まえ、今後取り組むべき課題をまとめたものとなっています。

具体的には、一時的ではなく持続的な経済成長を実現するためには、デフレを克服しながら構造改革を推進し、「元気な日本経済」を実現するしかないという考え方の下、「経済活性化」、「国民の「安心」の確保」、「将来世代に責任が持てる財政の確立」を目指す目標として明らかにし、このため、七つの分野で具体的な取組を行うこととしています。

また、16年度経済財政運営の考え方を示した上で、16年度予算に関しては、(1)歳出改革路線の堅持、(2)重点と抑制の考え方、(3)主要予算の改革についてまとめています。

答申を受け小泉総理は、早急に閣議決定し政府の基本方針としたい、と述べるとともに、これら改革の成果として、結果的にデフレが克服され、個性と魅力ある「元気な地方」に支えられた「元気な日本経済」が実現される、と強調しました。《首相官邸》

【MLB】

米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は26日、セントピーターズバーグのデビルレイズ戦に「5番・中壁」で先発し、3打数無安打。連続試合安打は「5」、連続試合打点は「4」でストップし、打率は2割9分に下がった。ヤンキースは4−3で勝ち、3連勝。

マリナーズのイチロー外野手はエンゼルス戦に「1番・右翼」で先発し、5打数1安打1打点。打率はリーグ2位の3割5分に下がり、1位に2分差となった。

長谷川投手は4点リードの七回から登板し、3回を無失点で2セーブ目(1勝0敗)。マリナーズが10−6で勝った。

メッツの新庄外野手はマーリンズ戦に「7番・中堅」で先発し、4打数1安打で打率は1割8分。メッツは1−6で敗れた。《共同通信》

【この日の民主党】

片山鳥取県知事招き、地方分権改革の勉強会

民主党は26日、片山善博鳥取県知事を招き、地方分権改革についての勉強会を開いた。

片山知事は、「財務省は、補助金、交付税を減らして、税源移譲はしないというが、それでは地方財政制度に開いた穴を埋める必要が出てくるため、地方分権=増税になってしまう」と批判。「交付税は本来モラルハザードを生むものではない。シビル・ミニマムの水準を確保するうえでは必要である。モラルハザードを生むのは、地方の借金を交付税でみる措置であり、これをやめることが重要だ」「合併特例債は、借金を増やすので、将来交付税の総額が減ることになる。努力して歳出削減しても、他の団体の債務により交付税を減らされるというのはおかしい」など、地方分権改革、特に交付税制度改革の必要性を明快に説明する片山知事に、菅直人代表をはじめ勉強会参加者は大きな拍手を送った。《民主党ニュース》



6月26日 その日のできごと(何の日)