平成5078日目

2002/12/03

【民主党・鳩山由紀夫代表】辞任表明

民主党の鳩山由紀夫代表は3日午前の常任理事会で「13日に代表職を辞する決意を固めた」と述べ、新党構想に対する党内の批判を受け、臨時国会会期末の13日付で代表を辞任する意向を正式に表明した。


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後継の党代表には、9月の代表戦で次点となり、国民的人気が高い菅直人前幹事長が有力になっている。若手の間からは岡田克也幹事長代理を推す声も出ている。党執行部は会期内に開く総会で新代表を選出する方針で、4日の常任幹事会で具体的な選出方法を決定したい考えだ。《共同通信》



【サッカー・トヨタ杯】レアル・マドリードが4年ぶり2度目の優勝

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サッカーのクラブチーム世界一決定戦、第23回トヨタ・カップは3日、横浜国際総合競技場で行われ、欧州チャンピオンズリーグを制したレアル・マドリード(スペイン)が2−0で南米クラブ選手権優勝のオリンピア(パラグアイ)に勝ち、4年ぶり2度目の優勝をした。《共同通信》

【この日の民主党】

4野党、あっせん利得処罰法強化案を再提出

3日、民主党、自由党、日本共産党、社会民主党は、あっせん利得処罰法強化法案を前国会に引き続き衆議院に提出した。

この法案のポイントは、以下の7つ。(1)処罰対象に首長や地方議員の秘書、親族等も含まれること。(2)現行法にある「その権限に基づく影響力を行使して」との文言を削除すること。(3)犯罪の構成用件から「請託」をはずす。(4)第三者供賄について明記する。(5)「契約の締結、行政処分」に限定せず「職務に関する行為」全般に拡大する。(6)見返りを「要求」「約束」「申込み」した場合も対象にする。(7)「報酬」の範囲を拡大する。

提出者の堀込征雄衆議院議員は、「今日までこの法律の適用は1件のみ。検察当局が実際に使えない法では意味がない。政治家と金にまつわることを正すため提出した」と、再提出の理由を述べた。

[NC]「新・障害者基本計画とプラン策定への提言」を了承

民主党ネクストキャビネット(NC)は3日の会議で、党障害者施策推進プロジェクトチーム(座長・石毛えい子衆議院議員)が中心になって策定した「新・障害者基本計画とプラン策定への提言」を了承。早急に首相官邸への申し入れを行うことを確認した。

この提言は、政府が来週にも閣議決定しようとしている「新障害者基本計画」とその達成目標を数値で示した「新障害者プラン」に対して必要な修正を求めるもの。

[NC]NPO活動促進法改正案への賛成を確認

民主党ネクストキャビネット(NC)は3日の会議で、民主党の主張をほぼ受け入れる形で策定され、内閣委員長提案として衆議院に提出されることが固まっている「特定非営利活動促進法の一部を改正する法律案」を審査し、賛成することを確認した。

[NC]戸籍法改正案の衆院法務委員長提案を確認

民主党ネクストキャビネット(NC)の3日の会議で、戸籍法改正案の衆議院法務委員長提案による提出で与野党が合意したことが報告された。

同改正案は、虚偽の婚姻・養子縁組などで戸籍が偽造される事件が多発したことを受け、被害者の戸籍を偽造の痕跡が残らない形で復元できるようにするもの。今国会中の成立を図る。

鳩山代表が党常任幹事会で辞任を表明

民主党の鳩山由紀夫代表は3日の党常任幹事会で、今月13日をもって代表を辞任することを表明した。あいさつの要旨は以下の通り。

[代表あいさつ(要旨)]

今日まで常任幹事の皆様方には大変ご苦労さまでした。いろいろとご心配をおかけし、また、ご迷惑もおかけしましたが、そのなかで、日々それぞれの立場でご努力いただいたことに感謝を申し上げます。

言うまでもありません。皆さんと同じように私も民主党が大好きであります。その民主党の設立の経緯は、お分かりの通り、自民党に対抗し得る二大勢力の政党政治の一翼を担う、政権交代可能な政党たらんと、しかる後、政権を取ると、その目標のもとで皆様方とともに行動を起こし、今日に至っております。その気持ちは皆様方と同じで、今まで以上に今強い思いを持ち合わせております。

ただ、皆様方のご議論のおかげで、またサポーターの皆様方のご協力のもとで、第三期の民主党の代表としての職を頂いたわけでありますが、その後必ずしも順調に民主党の運営がなされておりません。大変残念に思っております。いろいろな思いがおありだとは思いますが、その責めは私が負うべきでございます。ぜひ、民主党の真価を皆様方に発揮願いたい。そして、真の意味の民主主義を確立していただきたい。国民に期待される政党の姿を早く取り戻していただきたい。その思いのもとで、私を今日まで支持していただいた皆様方にお詫びを申し上げなければなりませんが、この会期13日をもって民主党代表の職を辞す決意を固めました。どうかご理解をお願いしたい。

皆様方には、常任幹事のお一人お一人として、党の発展のために今日まで大変なご協力をいただきましたことに心から厚く御礼を申し上げます。大変ありがとうございます。私自身が至らぬゆえこのようなことになってしまいましたことをお詫び申し上げます。

私はやはり真の民主主義というものをつくり上げていくために、今こそ民主党自身の体質というものも強化しなければなりませんし、選挙における候補者の擁立も果たしていかなければなりません。と同時に、民主党一党のみでなく、野党との協力関係を今まで以上に強く構築していかなくてはならないと信じている一人でございます。いわゆる野党結集というものを民主党を軸にして作り上げていくことが急務だと信じています。総選挙がいつになるかという情勢はあろうかと思います。しかし、来年には間違いなく総選挙が行われると予測されるなかで、民主党の体力を今まで以上に強化を急がなければならないこと、言うまでもありません。

そのためにも、野党との間の結集力を強めていかなければならないときだと思っています。どのようにしてこれを実現していくか、大変難しい課題だとは思いますが、これを乗り越えてこそ、真の民主主義が確立できると私は信じておりますだけに、そのことを皆様方に何としても行っていただきたい。皆様方のお立場はよく理解しております。この思いをぜひご理解いただいて、お立場のなかで最善のご努力をいたしていただきますように、心からお願いを申し上げたいと存じます。

まだ会期末まで10日ございます。その間に、ぜひ小さな次元の権力闘争のような話ではなくて、大きな、日本をどうつかんでいくか、国民の民心をどうやって民主党がつかんでいくか、そこに皆様方のお気持ちを集中していただくなかで、そうした和のある民主党の姿を一刻も早く実現していただきたい。後任の人事も含めて、党のことをできるだけ皆様方のご協力のなかで、スムーズに運んでまいりたいと思いますので、その意味でのご協力もさらにお願い申し上げたい。

あらためて、常任幹事の皆様方に申し上げなければならないことは、応援していただいた、ご指導いただいた皆様には大変つらいことではありますが、そのことによって、民主党の新たな道をぜひ切り拓いていただきたい。その願いをこめて、辞任を申し上げますので、どうかわがままをご了解願いたい。 よろしくお願いいたします。ありがとうございました。

両院議員総会で代表の13日辞任を了承

民主党は3日午後5時から本部で両院議員総会を開き、鳩山由紀夫代表の13日をもっての代表辞任を了承した。また、常任幹事会に野党結集準備委員会を設置すること、自由党との連携を一層強化することが、中野寛成幹事長から提案され、これも了承された。

鳩山代表は「心眼を開き、1人で下したの結論だ。国難であるこの時期、野党第一党の責任を痛感する。補欠選挙で十分な成果を挙げられなかったことを、お詫び申し上げる」と挨拶した。総会では1人の議員から異議が出されたものの、代表の重い決断を受け止めることを確認した。

新代表の選任方法などは、今後の両院議員総会で決められる。

[NC]第4次鳩山NC、13日の総辞職を確認

民主党の第4次鳩山ネクストキャビネット(NC)は3日の会議で、鳩山由紀夫代表(NC首相)の辞任に伴い、臨時国会が閉会する13日をもって総辞職することを確認した。

海江田万里政調会長は会議冒頭の挨拶で、「各大臣の今日までのご努力に感謝したい。13日の最終日まで、法案審査、政策決定など集中した討議をお願いする」と述べた。

「執行部退陣という事態を率直に反省すべき」岡田幹事長代理

民主党の岡田克也幹事長代理は3日、定例記者会見を行い、同日の党常任幹事会における鳩山由紀夫代表の今国会会期末での辞任表明をめぐる問題について語った。

岡田幹事長代理はまず、「執行部の一人として、代表を十分支えられなかったことを大変申し訳なく思う」と述べ、党執行部が発足から70日でこうした事態に至ったことについて、「何が悪かったのか、なぜこうなったのか、率直に反省しなければならない。何が問題で党の支持率が低迷しているのか。代表が替われば済む問題ではない。しっかり党内議論を尽くして新しい体制を作らねばならない」との考えを示した。

さらに、民主党の今後のあるべき姿について、「皆が一つの方向性に向かって集中していくべきだ。『政権政党になってこの国の政治を変える』、この結党の原点をしっかり踏まえ、一人ひとりの議員が頑張っていくことだと思う」と述べた。《民主党ニュース》



12月3日のできごと