平成4618日目
2001/08/30
この日のできごと(何の日)
【与党3党】「景気緊急提言」に合意
自民、公明、保守の与党3党は30日午後、国会内で政策責任者会議を開き、小泉純一郎首相の構造改革路線に伴う雇用対策などを盛り込んだ「当面の景気対策に対する緊急提言」を大筋合意した。与党はこの提言に基づいて9月27日召集の臨時国会に2001年度補正予算案や証券税制改革案などを提出、早期成立を図り、深刻な経済状況のてこ入れを図る方向だ。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【小泉純一郎首相】外相らと会談
小泉純一郎首相は30日午前、首相官邸で田中真紀子外相、中谷元・防衛庁長官と会談し、日米両国間の課題である有事法制や国連平和維持軍(PKF)本体業務参加凍結解除問題、日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)に基づく具体的協力の在り方などについて意見交換した。
首相はPKF問題に関連して「憲法の中でどの程度できるかであり、国民、国会の議論の中でやっていかないといけない」と述べ、積極的に議論していく考えを示した。《共同通信》
【石原伸晃行革担当相】道路公団改革「第三者機関設置」
石原伸晃行革担当相は30日午後、都内の日本記者クラブで講演し、日本道路公団など道路4公団の廃止・民営化について、国鉄民営化を策定した国鉄再建管理委員会のような有識者らによる第三者機関を設置し、組織形態など具体案を検討すべきだとの考えを明らかにした。
道路公団をめぐっては、小泉純一郎首相が特殊法人を「廃止・民営化」を前提に見直すよう指示したのを受け、石原担当相の私的諮問機関の行革断行評議会は分割民営化案を作成。一方で、道路公団を所管する扇千景国土交通相は民営化の時期を20年後と主張し大きく隔たっている。このため石原担当相は、有識者機関での検討が必要と判断したとみられるが、結論までには時間がかかることも予想され、「改革後退」の声も上がりかねない。《共同通信》
【森喜朗前首相】首相に内閣改造を進言
自民党の森喜朗前首相は30日夜、都内での同党森派議員のパーティーであいさつし、今月18日の小泉純一郎首相との会談で内閣改造を断行するよう進言したことを明らかにした。具体的な改造時期については明示しなかった。
森氏は「箱根で静養していた小泉さんに『従来の当選回数などを乗り越えて内閣で若い人を抜てきした。当選4回生でも力のあるのがいっぱいいる。1内閣1大臣では自民党が持たない、あなたに責任がある』と言っておいた」と述べた。
首相の構造改革路線については「株価が下がり、今はきついと思うが国民が判断して小泉さんを選んだ。ここは踏ん張らなくてはいけない」と延べ、改革路線の推進を求めた。《共同通信》
【日韓議員連盟】総会の年内開催に努力
韓国を訪問した日韓議員連盟の瓦力副会長と額賀福志郎幹事長は30日午後、金鍾泌韓日議員連盟会長(元首相)とソウル市内で夕食を共にしながら会談し、歴史教科書問題の影響で延期されている両議員連盟の総会を年内に開催するため努力することで一致した。
瓦副会長らは席上、「教科書問題や靖国神社参拝問題で日韓関係がぎくしゃくする中、友好関係を回復するため、急きょ訪韓した」と説明。金鍾泌氏は「日本側が誠意ある対応を示すことが大事」との考えを改めて表明した。《時事通信》
【MLB】
米大リーグ、メッツの新庄外野手は30日、ニューヨークのフィリーズ戦で先制の9号3ランを含む4打数3安打と大当たり。単打、三塁打と続き、サイクル安打の期待がかかった第4打席は中飛だった。打率は2割6分9厘。試合はメッツが6−2で勝った。
マリナーズのイチロー外野手はデビルレイズ戦で内野安打2本の5打数2安打。打率は3割5分1厘の首位で2位アロマ−(インディアンス)に1分1厘差。試合はマリナーズが4−0で勝った。
レッドソックスの野茂投手はインディアンス戦で先発。7回を3失点で敗戦投手(11勝6敗)になったが、8三振を奪い、通算180奪三振で、クレメンス(ヤンキース)の176個を抜いてリーグ・トップに立った。
エクスポズの大家投手はブレーブス戦に先発。5回2/3を2失点で移籍後初勝利を飾った。《共同通信》